教室、再開しました!
こんにちは。
のんびり学習「まるっと」のどんぐりせんせいです。
先週、緊急事態宣言も解除され、大分市内の分散登校も決定しましたので、教室を再開することになりました。
久しぶりの教室に、持ち物や段取りの確認とか、どんぐりのあとに英語教室も始めることにしたので、その確認とか、もうとにかく頭がいっぱいで前日眠れない(笑)
目の下に濃い~いクマさんをつけて教室に向かいました(怖っ)。
再開したとはいえ、休校する前と同じようにはできません。
前はテーブルを共有していたけど、一人一つに。
始める前にはみんなで手洗い。
並ぶ時も離れて並ぶよう順序を確認。
換気もこまめに。
様々なことに気を配らなければなりません。
それでも、教室を開けたことで「教室を開けてくれてありがとうございます!ここだけでも開いてほしかったです!」というお言葉をいただいたり、
子どもたち同士でケラケラ笑っているのをみてお母さん達が「久しぶりに子どもたち同士で笑っているのを見た。うれしい…!」と言われているのを見ると、教室を開けて本当によかったなぁと思います。
3月からつづいた2か月半の休校。
子どもたちがいる環境ではやはり仕事や自分の勉強はできず、寝かせた後にやっとお仕事。
毎日のように日付が変わるまで仕事して、寝不足でフラフラ。
でも、子どもたちは元気いっぱい。
下はまだ3歳。日中寝かせてなどくれない( ;∀;)
しかも普通の休校なんかではなく、極力人と会ってはいけない、人が集まっていたら公園にも行けない、買い物にも気を遣う、そんな生活。
そりゃストレスもたまるわー!
こんな生活をしていたのはもちろん私だけではないです。
教室のお母さんたちお話を聞いても、みなさん本当に苦労されていました。
そんな中で子供に当たっちゃったり、でもそんな自分も嫌になったり。
そんなときもありますよね~。
そんな自分も許しましょ^^
これまで頑張ってきたお母さん業を、1回や2回子どもに当たっちゃったからって自分を責めないくださいね。
よく頑張ってるよ、私たち!(笑)
教室を再開したことで、お母さんたちの気持ちにもゆとりができたら最高にうれしいです。
こどもたちも久しぶりの教室とは思えないほど、集中してくれました。
すごいなぁ✨
ゲームタイムは離れて遊べる新聞ゲームや工作をしました。
これもすごく盛り上がって、教室は笑い声が響きました♪
やっぱり「人と会える」っていいなぁ。
「私たちはもうコロナの前の生活には戻れない」という言葉をネットで見ました。
私もそんな気がしています。
教室もまた集まれない日が来るのかもしれません。
だから今まで以上にみんなと会える時間を大切に。
衛生面には気を付けながら、教室の時間を楽しんでもらいたいなと思います。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講決定!
15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
まだまだ空席ございます♪
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。
いつか花は咲く。
こんにちは。どんぐりさんです。
先日は母の日でしたね。
我が家も旦那さんが「母の日だからケーキ作ろう!」と材料を買ってきてくれ、息子3人と台所に立ち、イチゴとクリームたっぷりのシフォンケーキを作ってくれました。
…まではよかったのですが…
このケーキと子どもたちと写真撮ろうかな~♪と思っているうちに、ケーキはさっさと切り分けられ、
私が席に着くまでに、子どもたちはガツガツ食べ始め、
10分もかからないうちにホールケーキはなくなり、「ごちそうさま~」と男たち4人はテーブルから去っていったのでした…。
え?今日は「ケーキをただ食べるだけの日」でしたか?
(思てたんとちがう。)
でも旦那さんがお皿洗ってくれてました。ありがとー!
さて、GWを挟んで久しぶりのどんぐりオンライン教室。
やはり2週空くと「久しぶり!」という感じがします。
この日あまり気分が上がらない子がいました。
彼が解いていた問題がこちら。
【1MX70】
5分で2枚のカードを作ることができるカード製造機があります。できたカードは順番に積み重ねます。カードの厚さは1枚3mmです。では、このカード製造機が20枚のカードを作るには何分かかるでしょう。
最初は楽しそうに絵に描いてくれていたのですが、途中からぱたりと手が止まってしまいました。
お菓子も食べつくしていた様子。
他の子の対応をしながらも気になって、時々「大丈夫?しんどい?」などと声をかけてみても返事も「うーーーん」ぐらい。
あくびしたり、なにかきつそうな顔をしていたり、椅子に座っているのがしんどそう。
でも、体調が悪いというわかではないという。
「ゆっくりでいいよ。ちゃんと待ってるから。」
そういって30分ぐらい、ずっと無言というか、辛そうというか、眠そうというか…そういう時間を見守っていました。
すると少しずつ体が動き始め、鉛筆をにぎり、ソワソワしながらもすこしずつ絵を描き始めてくれました。
そして徐々に気分がのってきて、しばらくして「せんせーできたよー!」の声が( *´艸`)✨
「あのさ、これカード製造会社の社長でさ、カード2枚できたら、この社長が5分の看板を立てるの!こいつの仕事はそれだけ!」
めっちゃ楽しそうに話してくれるやん(*‘∀‘)
あの無言の30分はなんだったのだろうと思うぐらい、それからも楽しいお話は続き、「1問解けた~♪」と終わりました。
きっと隣で見守っていたお父さんはハラハラしたと思います。
一緒に待っていただいたことに、ただただ感謝です。
わたしもどうしようかと思いながらも、とりあえずひたすら待ってみようと決め、見守っていました。
待つって難しいですね。
でも、待つって「子どもを信用してる」ということの表れだなぁと最近つくづく思います。
「この子は大丈夫」と信じているから、ちゃんと待てる。
「大丈夫?こうしたほうがいいんじゃない?」と先回りして案じるから、待てない。
そう私に思わせてくださったのは、どんぐりのお父さんお母さんたちです。
どんぐりを通して、子どもたちや保護者のみなさんから子育てを学んでいます。
今の私の子育ては、待てる7、待てない3(笑)。
まだまだだー( ;∀;)
どの子もペースは違う。
そして、どの子のみんないつか芽がでて花を咲かせられる。
大人の役割は、それを焦らず、ほかの花と比べず、気長に待つこと。
私も肝に銘じておきたい。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講決定!
15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
まだまだ空席ございます♪
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。
おうちどんぐりの良さ。
こんにちは。どんぐりさんです。
前回、youtubeのエクササイズ動画を家族でやっているなんて書きましたが、現在の参加人数、ほぼほぼ私のみです。
子どもたちは早々に飽きております~( ;∀;)
がんばれ自分~(もう3日やってないけども~)
さてこの1か月、教室を閉める代わりにオンライン教室を開くという経験をし、また通信添削をする機会もいつもの倍以上になり、オンライン、通信添削、教室それぞれの良さを改めて認識しました。
今日は通信添削(おうちどんぐり)の良さをご紹介します。
おうちどんぐりの良さは、やはり時間がたっぷりあること。
ある女の子(新小2)がこんな問題を解いていました。
「ボールのコロコロとゴロゴロは100歩競争で、今日のお掃除当番を決めることにしました。コロコロは10分で20歩、ゴロゴロは15分で25歩進みます。どちらが何分早くゴールできるでしょう。」
最近まで1年生だった彼女が、1年でこんな問題も解くようになったんだなぁ…と感慨深いです。
彼女は100歩ずつ〇を書き、10分で20歩、15分で25歩と書き込んだ後、じっと絵をみて考え込みました。
そして、「コロコロは1分で2歩進んでる。」と言い、2歩ずつ〇で囲んでいきました。
でも、15分で25歩進むゴロゴロは割り切れず、ここで「もぉ~分からん!」と煮詰まったので、お母さんは「じゃあここまでにして、公園にでも行っておいで!」と声をかけてくださり、彼女は公園に旅立ったのでした。(お母さんナイス!)
その後お母さんから、このあとどうすればいいのかご相談いただきました。
そこでこう伝えました。
「気分が変わったら、できることもあるので、ちょっと時間が経って本人が続きをやりたければやってみてください。したくなければ違う問題にして構いません。初めて時間と距離の問題を解いているので、今の彼女が考えられるところまでゆっくりやっていきましょう!」
そしてその日はどんぐりはせず、数日後にまた問題を開けた彼女。
すると…
あっという間に答えをだしたそうです。
「100個ずつ描くの面倒くさいから、10ずつにしよー。」などと言いながらスラスラ絵を描いたそう。
この様子にお母さんもびっくり!
送られてた作品を見た私もびっくり!
彼女に一体、何があったのでしょう。
この後お母さんがこう仰っていました。
「1.気分転換の大切さ
2.絵を大きく描く大切さ
3.信じて見守る大切さ
を実感しました。本当にどんぐりって素晴らしい✨
頭で理解するだけでなく、実感できて学ぶことが本当にたくさんで、感謝です!」
ありがたすきて、そして彼女の成長につい泣いてしまった…。
気分転換できる時間があるのはおうちどんぐりの良さです。
教室ではどうしても時間が限られているし、煮詰まったときにちょっと外へ行って遊んでおいで~とは安全上言えません。
でも!でも!本当は言いたい~。
なにか教室でもできないかなー。
そして時間がたくさんあるので、自分のペースでゆったり思考できるのもおうちどんぐりの良さです。
でも、おうちどんぐりって、お家の方は大変だと思います。
ついついヒントを言いたくなったり、できない我が子にモヤモヤしたり、だらだらして解こうとしないとイラッとしたり…
あ。これ教室を開く前の私の経験談です( *´艸`)ふふふ…
お母さんがおっしゃって下さった「信じて見守る大切さ」
は頭では分かっているけど、実行するのはなかなか難しいものです。
こどもにやらせてみる。
失敗させてみる。
それに口出しせず、信じて見守ってみる。
どれだけ子どもから手を放して見守れるか。
彼女ができたのも、お母さんが信じて見守ってくださったおかげです。
そしてそれは教室ではなかなか実感できない部分かもしれません。
他にもお家でがんばってくれている子どもたちの作品をご紹介!
おうちどんぐりは大変な部分もあるけれども、親御さんが学ぶ部分たくさんあると思います。
教室には、お家でどんぐりをされている方をサポートさせていただく「通信添削コース」がございます。(詳しくは下記教室のご案内に載せています)
もしお家でどんぐりを進めていく上でお困りのことがあれば、お気軽にご連絡ください^^
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講決定!
15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
まだまだ空席ございます♪
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。
お母さんがいいことを言っていたよ。
こんにちは。
のんびり学習「まるっと」のどんぐりさんです。
前回、「習っていない」をどうするか問題。 - どんぐり倶楽部を大分で
という記事を書きまして、長引く休校による学習の遅れは大して気にしていない私ですが、この休校で一つだけ気にしていることがあります…
それは…運動不足!
公園すら行けない子どもたち。
近所を散歩したり、お庭で遊んだりもしますがやはり不足がち。
そこで最近、youtubeのエクササイズ動画に合わせて体操しております!
これがめちゃくちゃ楽しい!(一番盛り上がるのは母ですが)
子どもたち3人と汗をかきまくっております。
おススメです♪
さて、今現在、新型コロナの影響により教室は閉め、オンラインでできる子はzoomを使い、それ以外の子はお家で解いたものを送っていただき、添削しています。
お家でどんぐりをやると…お家の方は結構悩みます(特にお母さん!)。
どうやって声をかけたらいいのか。
教えてはいけないと分かっているけど、子供に質問されたときにどこまで言っていいのか分からない。
間違っているのにそのまま考えさせていいのでしょうか、などなど様々な質問が届きます。
あるお母さんがこんな質問が届きました。(掲載許可済み)
「教えてはいないけど、子供が説明をしてくれているときに、私の圧を感じてしまっているかもしれない。例えば8時30分から11時までは2時間30分で…と言われると、『ん…?』みたいになっちゃって、それで子どもが間違いに気づいて描きなおしてる。誘導している感じがして、これでいいのか分からない。」
とのこと。
こういうことは教室でも時々あります。
特に時計の問題は、3年生ぐらいまでは何時から何時までどれぐらいの時間かかっているというのが正確に分かっていない子も多いです。(大人でもあやふやだったり…笑)
だから、頭の中だけで考えているので、その頭の中の時計をちゃんと絵に描いてみてとお子さんに伝えてくださいと言いました。
時計が苦手だからといってたくさん問題を解く必要はなくて、とにかくゆっくりゆっくり絵に描いて、時計がこう進む、こう戻るっていうのをしっかり頭の中にイメージを残していきましょう!
などというやり取りをしました。
するとお母さんはこう伝えてくださいました。
「どんぐりさんの説明でモヤモヤがスッキリしました!とにかく、ゆっくり、ゆっくりということが自分にはできていなくて、答えに正しく向かわせる気持ちが子供にも伝わっていたきがします。だから何回も急いで答えを出すことになっていたけど、答えをだすことよりも、考えることをゆっくりゆっくりするべきでした💦」
このメッセージをいただいて、私は後頭部を鈍器で殴られたかのような衝撃を受けまして…。(表現の激しさよ)
「答えに正しく向かわせる気持ち」って親には多かれ少なかれあると思います。
どんぐりをされている親御さんの中にも、そのことに悩まれる方は少なくはないのでは。
どんぐりだけじゃなく、子育てにおいても自分の中にもそういうところはあったかもしれないなぁと思いました。
大人は正解を知っているから、そのゴールに導きたくなるけど、子どもたちにとって大事なのは最短距離でそのゴールにたどり着くことではなく、どうやったらゴールへ行けるかを試行錯誤することを楽しむこと。
どんぐりとしては、もちろんそれを絵に描いて考えることが大事ですが、子育てにおいてもお母さんから頂いた言葉はたくさんのことを考えさせられました。
その後、添削したものをメールでお返しすると、わざわざプリントアウトしていただき、お子さんもそれを喜んでくれたらしく、作品に貼ってくれたそうです♪
そしてその翌週どんぐりを解いたときは、時間をかけて何度も何度も絵に描きなおしてくれたそうです✨
それができるのも、彼女の素直さと、お母さんがお子さんとゆっくりのんびり過ごし、彼女のペースを待ってくださっているおかげです^^
「答えに正しく向かわせる気持ち」。
そうなっていないか、振り返っていきたいです。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講決定!
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まだまだ空席ございます♪
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
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「習っていない」をどうするか問題。
こんにちは。
のんびり学習「まるっと」のどんぐりさんです。
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15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
まだまだ空席ございます♪
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それぞれの場所で。
こんにちは。
新たなスタート。
こんにちは。どんぐりさんです。
今月誕生日を迎えました。
旦那さんが「誕生日になにが欲しい?」と聞いてくれたので、
手羽先のからあげと
一人の静かな時間
即答でした ( ̄ー ̄)
きっと、旦那さんは「ボクはいつおじさんと結婚したのだろう。」と思っていることでしょう…(手羽先とハイボールは永遠のループ)。
さて、1つ年をとった今月、「どんぐりタイム」は変わります。
今月より、教室の名前を変えました。
のんびり学習「まるっと」
といいます。
なぜ名前を変えたのか。
実は今月より、どんぐりの教室の他に英語の教室も始めることになりました。
私、独身時代に子供英会話の講師もしておりまして、いつかまた再開したいな~と思っていたところに、これだ!という教材に出会い、去年から勉強しておりました。
どんぐりの教室をしている人が英語教室をするのは賛否あるかとは思いますが、自分が築いてきたキャリアだし、なにより英語に触れてることが好きです!
そんな自分のワクワクをこどもたちと共有できたら嬉しいな~と思い、英語教室を始めることとしました。
そこで、どんぐりの教室と英語の教室で名前を統一した方がいいかと思い、今月から教室名を変え、新たなスタートをきります。
「まるっと」に込めた思いは、いろいろとあります。
少し長くなりますがお読みいただければ幸いです。
以前ブログでこんな記事を書きました。
>間違えても、正解でも、
ブログにこう書きながら、子どもたち一人一人がそこにいてくれるだけで、もうそれだけではなまるなんだよね…と改めて感じていました。
この教室に来てくれる子どもたちには、一人一人のあるがままを「それでいいんだよ」と伝えられたらいいなぁ。
問題ができようができまいが、子供たちはみんな「まる」で、教室はその子を「まるっと」受け止めたい。
そんな気持ちが「まるっと」という言葉につながりました。
…が。
以前、教室でものすごく反省したことがありました。
それは冬のある日、ある子が「寒くないからいらないって言ってるのに、お母さんが上着着なさい上着着なさいって言ってくる~。」と言いました。
そのとき、私は
「そっか~。お母さんは風邪引かないようにって心配してるんだね~。」
と言いました。
言った瞬間「あ…言っちゃった…。」そう思いました。
その子はただ「お母さんがそう言ってくるのが嫌だ。」という気持ちを受け止めてほしいだけなのに、親御さんの気持ちを代弁してしまったのです。
その子は「うん…。」とだけ言いました。
私、この子のこの時の気持ちが分かります。
反抗期だった中学生のころ、部活で私を含めたグループと顧問の先生が対立してしまい、学年主任の先生を巻き込んでの話し合いになりました(青春ですね笑)。
私たちの必死の思いを聞いた学年主任の先生は、「顧問の先生もこういう気持ちなんだよ」と気持ちを代弁するだけで、自分たちの気持ちは受け止めてもらえず、「結局誰に何を言ったって、受け止めてはもらえないいんだな。」とすごく大人に対して冷めていったのです。
当時の自分たちは、ただただ聞いて、受け止めてもらいたかっただけなんだと思います。
だからこの子も、ただ私に聞いてもらいたかっただけなのに、私は受け止めきれいていなかったなぁ…と反省しました。
だから、この「まるっと」というのは教室の思いであり、私が心に留めておくべき言葉として教室の名前にしました。
教室に込めた思いはまだまだあるのですが、それはまた今度。
以上、教室名が変わったというお知らせでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。