子どもの成長をうばってしまいそうな自分と戦う。
こんにちは。のんびり学習まるっと、どんぐりせんせいです。
先週、長男の小学校の運動会が無事終わりました。
そして今週は、幼稚園組の運動会総練習に参加。
来週が本番と、運動会が続きます!
運動会は子どもたちの成長と頑張りに親が楽しませてもらっていて、子育てできて本当に幸せだな~と毎回思います。
来週も楽しみだ^^
先日、久ぶりに長男(小3)とおうちどんぐりをしました。
解いた問題がこちら。
「クジラのマッコウ君の今日の朝ごはんは小魚プランクトンです。赤プランクトンと青プランクトンを合わせると 12428匹います。赤プランクトンは青プランクトンの丁度12倍だとすると、赤プランクトンと青プランクトンは各々何匹いるでしょう。」
赤プランクトンは青プランクトンの12倍いるから、12428匹を13で割れば青プランクトンの数が出て、それを12かければ赤プランクトンが出るというところまで絵に描けました。
でも、この12428を13で割るのに彼はまだ2桁÷1桁の計算しかしりません。
つまり自力で数を割り振っていかなければならないのです。
まず、100ずつ分けたら全部で1300で、12428から1300引いたら残りは11128で、また100ずつわけると残りは9828になって…これを繰り返していました。
終わりの見えないやり方に彼ははぁ~とため息をついていました。
それを横で見ていて思うのです。
「100ずつ分けると時間がかかるから、200ずつにするとか工夫したらいいんだけどな…。」
と。それを口出したい自分がいるのです(; ・`д・´)
教室では絶対に思わない・言わないことを、我が子には思ってしまう難しさ。
あかんあかんあかん!
それを考えるのが彼の成長!!と言い聞かせまた見守ります。
すると今度は100では割り振れなくなって、10ずつ分けていきました。
そこでまた思うのです。
「10ずつ割り振るのもいいんだけど…いつか半端に残ったときどうするんだろう…。」
あかんあかんあかん!
それを自分で気づかせないと!!言葉を飲み込みます。
息子をダメにしそうな自分( ゚Д゚)コワー
そんな母を尻目に、長男はちゃんと気づいて最後は1ずつ割り振って「青プランクトンは956匹と答えを出しました。
それを12かい足せば赤プランクトンが出る…でも12回足すのは大変やな~う~ん。じゃあ…2回足したやつを…6回足せばいいな!
最後に赤プランクトンと青プランクトンを足して12428匹になるか確かめもするわ!と言って、確かめ計算までして正解にたどり着けました。
大人は先が見えるから「もっとこうしたらいいんじゃないか」とか「こうしたら効率的なのにな」とか、日常においては「寒くなるからこれ着ていきなさい」「そんな風に荷物いれてたら取り出すときに困るでしょ」なんて、子どもたちが上手くやれるように、困らないで済むように、いろいろ口出したくなりますよね。
それももちろん我が子を思う故、愛情でもります。
でも、口を出すことで子どもたちの成長を奪ってしまうことも多々あると思うのです(私のように笑)
もっと失敗させればいい。
もっと自分で感じて気づいて考えさせればいい。
「この子をどうにかしてあげたい」という気持ちを手放して、一人で歩かせなければ。
分かってはいるけどなかなか難しいことです。
昨日、通信添削コースのお母さんとそういう話をしました。
お母さんの気持ちが痛いぐらいに分かる。
一人っ子であろうと、多児育児であろうと、男の子であろうと、女の子であろうと、子育てって本当に大変。
一人っ子はその子にずっと向き合ってなきゃいけない。遊び相手がいないからずっと親が相手しなきゃいけない。
兄弟がいると矢継ぎ早にいろんなことが起こるから、こっちは休む間もない。
女の子には女の子特有のお友達問題があり、男の子はもはやコントロール不可能…
育児、大変やねん!!
(でもそれ以上に幸せも楽しみも大きいよ♡)
だから、全国のどんぐりお母さんお父さん。
私もどんぐりせんせいでありながら、一人の母です。
愚痴りながら悩みながら葛藤しながら、子どもの成長を奪ってしまいそうな自分と戦いながら、少しずつ変われるように一緒にどんぐりを楽しみませんか。
いつでもお話を聞きます。
答えは持ち合わせていませんが、一緒に考えます。
通信添削コース、下記連絡先までご連絡ください。
って最後、宣伝で終わるっていうね。
【教室のご案内】
のんびり学習まるっと
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講!
14:00~14:50(年長さん満席)
15:00~16:30/16:00~17:30(小学生)
小学生は1名の空席がございます♪
- 対象学年 年長さん~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
どんぐりっこっは「あと伸び」します。
こんにちは。のんびり学習「まるっと」どんぐりさんです。
さて、今日はある子の成長をおきたいなと思います。
体験に来たときはまだ年長さんの2月で、おとなしめの印象でした。
それから去年、1年生になって教室に通い始め、最初はのびのびと大きな絵をかいてくれていました。
でも、それから絵が変わりました。
楽しそうに描いていた絵が雑になり、鉛筆でぐしゃぐしゃ~みたいな時もありました。
言動も変わりました。
お母さんともいろいろお話をして、その子をとりまく環境もすこしずつ変わりました。
するとまた絵が戻ってきました。
表情も変わりました。
素直で活発でいつもケラケラ笑うようになりました。
でも、なかなかどんぐりは進みませんでした。
問題の1文を1時間考えて終わることもありました。
お母さんも心配されたかもしれません。
でも、「このままでいいです。彼女は自分で考えています。じっくり待ってください。」と言いました。
その子も「みんなより遅れている…」と気にするようになりましたが、お母さんも私も「このままでいいよ。ゆっくりやっていこう。」と言い続けました。
その後も時間はかかりながらも着実に進めていけました。
すると今年の7月ぐらいから「問題の理解が早くなったなぁ」と感じるようになりました。
間違えていても、絵を見せながら「あ、これ違う!直してくる!」と気づくようになりました。
その子が先週筋肉豆腐の問題に初挑戦しました。
「朝早く目覚めたハム次郎は、どういうわけか、突然もっと筋肉を付けようと思い、どうしたら筋肉が付くのかを色々と調べました。その結果、筋肉豆腐の半分が蛋白質で、その蛋白質の半分が筋肉になることをつきとめました。では、100gの筋肉を付けるには筋肉豆腐を何グラム食べるとよいでしょうか。」
初めての子はみんな「え?」「ん?」と悩むこの問題。
この子も悩みました。
でも考えていることを聞くとちゃんと考えられていたので、
「じゃあ、その頭の中で考えていることをひとつひとつ絵に描いてごらん。ここが25gで~って思うなら、ここが25gなんだって分かる絵にしてみて。」
それだけ言いました。
そしてでき上がったのがこの作品。
1つ100gの筋肉豆腐なら、筋肉になる蛋白質は(1/4)は25gで、残りの蛋白質も25g。
その筋肉豆腐なら4個たべればいい!
2年生でここまでの思考ができるようになったんだなぁと、いろいろあったこの1年半を思い出しながらちょっとウルウルきてしまいました。
そして、この子がどんな状況でも「大丈夫。大丈夫。ゆっくりやればいいよ。」といつも声をかけてくれるお母さん。
お母さんが焦らず待っていただいたことが、この子の成長には大きかったなぁと側で見ていて感じます。
どんぐりの体験に来てくださった方にはいつも「どんぐりはあと伸びする学習方法です。」とご説明しています。
低学年のうちは、計算が早いとか、間違えずにできるとか、漢字を知っているとか、そういう子がテストの点もいいし、「勉強についていけている」ように見えます。
でも、学年があがるにつれ思考力をとわれる問題になってきたとき、そういう計算とか漢字ばかり強化してきた子は太刀打ちできなくなります。
どんぐりは解いたところで、明日のテストで100点取れるわけでもなければ、すぐに成績が上がるわけでもありません。
「じっくり・ゆっくり・ていねいに」考えることを大事にしているので、教室の子たちは計算は結構遅いです。
実際に計算カードに悩まされる低学年の時期に、保護者さんからの相談が多くなりますが「ゆっくりやってください。」「ちゃんと指を使って目で見てください」「計算カードをするなら全部じゃなくて『今日は5問でいいから、ゆっくり指を使ってイメージを残そう』というふうにしてみては。」というような、学校とは真逆のアドバイスをします(笑)。
でも、どんぐりでじっくり、ゆっくり、丁寧に自分で考える経験をしてきた子たちは思考力を問われる問題になればなるほど、伸びていきます。
・算数イヤイヤってなってたのに、突然できるようになった。
・国語は安定して解けている。
・算数のテストで計算以外にも考えたことを書き込んでいっていたら、先生がそのテストをほめてくれた。
・算数テストの最後の問題、一番難しいやつ、クラスで俺だけ解けたんで!
こんな声が教室に届いています。
この筋肉豆腐を解いた子も「漢字が全然覚えられていないんです…」と1年生の終わりに言っていたのに、2年生になって全く間違えないようになったようです^^
「あと伸び」する子どもたちを支えるにはやはり、いい時もそうでないも「大丈夫。大丈夫。ゆっくりやっていこう。」と声をかけられる保護者さんの「待つ」力は大きいなぁと思いました。
でも、お母さんだって「大丈夫。大丈夫。」と言いながらも心の中では不安かもしれない。
そういうときはいつでも私に言ってください。
私がじっくりお話を聞きます。
一緒に考えていきましょう。
これからも
「大丈夫。大丈夫。ゆっくりやっていこう。」ね。
【教室のご案内】
のんびり学習まるっと
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講!
14:00~14:50(年長さん満席)
15:00~16:30/16:00~17:30(小学生)
小学生は1名の空席がございます♪
- 対象学年 年長さん~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
運動会シーズンの教室。
こんにちは。のんびり学習「まるっと」のどんぐりさんです。
朝晩かなり気温が下がり、もうクーラーなしでも夜は寝られるようになりましたが、それでも日中はグッと気温が上がるときもありますね。
うちの長男は毎年この時期に喘息になります。
お医者さん曰く、この時期は1日の気温差も大きいのと、運動会の練習が続いて疲れているのと、運動場の砂ぼこりの中にいる時間が長いので、喘息を起こすお子さんが多いそうな…。
そう、この時期、運動会の練習で子どもたちはとても疲れている!
教室だと、特に水曜日クラスの子たちは学校終わりにどんぐりがあるので、来た時点でとても疲れています。
学校帰りにそのまま来た子たちは顔を真っ赤にして、疲れた~!という感じ。
遠くから車で通ってくれている子は、きっと疲れて車で寝ちゃったんだろうなぁというような、目が覚めていないような様子で教室に入ってくれています。
だから来たらまずはリラックスタイム。
いつもは問題を解きながら食べるおやつを、「みんなでおやつパーティーにしよ~!」と言って、みんなでおやつを食べて、学校であったことなどいろんな話を聞きます。
パーティといっても各自持ってきたおやつを一緒に食べるだけですが笑、「パーティ」というだけで子どもたちもニヤニヤしてくれるというね(*‘∀‘)
踊りで一番前にされた。嫌だ!
今日徒競走の順番が決まった!
去年の徒競走はさ~…などなど。
時間にして10分ぐらいだけど、その時間で気持ちも切り替わるようで、その後どんぐりも集中して取り組んでくれました。
また、あるクラスは最初にゲームをして盛り上がりました^^
みんなでたくさん笑ったら、疲れた気持ち、眠い体もしっかり目覚めたようで、それぞれ静かにどんぐりを解いてくれました。
運動会シーズンのこの時期、子どもたちはとても疲れています。
だから子どもたちに、ストレスが溜まっていないか、問題を考える余力はあるのかよく観察しています。
その中で、いつもより話を聞く時間を少し多くしたり、気持ちが切り替えられるようなことがあると子どもたちは落ち着いて取り組めるんだなぁと感じています。
お家でも子どもたちの変化を観察していただきながら、カバンが片付いていないとか、ごはんの食べ方が悪いとか、そちょっとやそっとのことには目をつぶってあげて(笑)、外でがんばっている分、家ではリラックスさせてあげてください^^
9月はいつもより「のんびり」でいきましょー♪
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2020年8月どんぐりお楽しみ会☆
お久しぶりです。どんぐりさんです。
夏休みに入りバタバタしておりまして、ブログも更新できずにおりました。
今日から9月なんですね。
この前1年の半分が終わったと思いきや、もう2/3も終わっている!
1年って本当にあっという間だー。
さて、先週教室ではお楽しみ会をしました!
毎週通ってくれる子どもたちに「いつもありがとう」の気持ちを込めて、1学期に1回はいつもと違う楽しいことを企画します^^
まずは年長さんクラス。
いつものようにどんぐりを解いて、その後は工作にカードゲーム♪
工作は私がちょっと失敗したけど…初めてのカードゲームは大盛り上がり✨
プレゼントも渡して、「楽しかった~♪」と帰ってくれました。
そして小学生クラスは『学校版お宝帳作り』。
学校版お宝帳についてはこちら→https://d-time.hatenablog.com/entry/2020/08/12/002936
学校で間違えたテストやプリントをちょきちょき切って貼って、自分だけの問題集作ります。
「お宝帳作るの楽しみにしてたー。これからは自分で作る!」という子や、「問題集買うより、こうやって勉強してらいいんですね!すごくよかったです。」と話してくださる保護者さんもいて、みなさんの反応がとてもよかったです。
よかったらこれからも作り続けてくだいね。
お宝帳を作ったあとは、「どんぐりワークショップ」。
今年の夏休みは12日間と非常に短く、自由研究もなければ工作の宿題もありませんでした。
また新型コロナの影響で、夏休みによくあるような「体験系イベント」も中止されたり、人数制限もあったりと、そういった機会がしている子どもたち。
それならどんぐりでやってしまおうぜ!と、簡単ではありますが体の不思議や手品や実験を用意してみました。
手のひらを合わせて中指だけ曲げると薬指が動かなくなるよ。なんでだろう?
目だけ上を向いてそのまま目を閉じると目が開かなくなるよ。なんでだろう?
V字に曲げた針金がこの紙に紙に乗せると勝手に動きだすよ。なんでだろう?
この「なんでだろう?」と聞いた時のみんなの答えを聞くのがとても面白かった!
「私は…こう思う。」と恥ずかしそうにしながらも一生懸命伝えてくれる女の子たち。
「はい、俺分かるよ。」「俺、知っちょんよ。」と謎に自信満々な男の子たち(笑)。
こうじゃない?と分からなくても、知識がなくても一生懸命自分で考えてみる姿勢が素敵でした。
最後にどんぐりさんの手品を披露✨
「えー!なんでー!」のみんなの反応にガッツポーズ^^
帰りに実験セットのプレゼントを渡して終わりました。
この教室はただどんぐりをする場所ではなく、「学ぶのって楽しいな」と子どもたちが思ってもらえるうなお手伝いができたらいいなぁと思います。
そして、学校終わりで疲れていたり、お休みの日に朝から通ってくれていたりするので、「行くのはちょっとめんどくさいけど、行ったらみんながいて楽しいんだよね。」と思ってもらえるようなコミュニティになれたら嬉しいです。
そのために、毎週お勉強ゲームをしたり、お楽しみ会を企画したりしています。
次回のお楽しみ会は12月のクリスマス会!
それまで、また一緒にどんぐりを楽しんでいこう♪
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「算数すかん!」帳。
買ったばかりの白いTシャツに、派手にアイスコーヒーをこぼしました。
こんにちは。
のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。
(白いシャツが世界地図みたいになっとります。)
先日の3連休最後の朝。
午前中ははさみでチョキチョキ、のりでペタペタ作業をしていました。
作っているものは小3長男の「学校版お宝帳」!
どんぐりでは間違えた問題・解けなかった問題は宝物にして取っておきます。
それを「分からん帳」とか、「お宝帳」と呼ぶのですが、その学校バージョンを作っているのです。
学校で間違えたテストやプリントの問題。
それをひたすらノートに切り貼りして、後日ゆっくり解きなおすという、世界に一つしかない自分だけの問題集です✨
教科別にそれぞれ作って、表紙に教科名を書いていると、長男がやってきたので算数の表紙を好きに書いてって言うと…
分かります…?
「さんすうすかんよ!!」って(笑)
長男、心の叫び~( ;∀;)
表紙にそれ書くんかぃ!と。
そう。長男は最近算数が好かんのです。
何が好かんのかというと、「計算問題をたくさん書いたり、たくさん解くのがめんどくさい。」らしいです。
ひっ算やら、あまりのある計算(暗算)で何回も「あまり」と書かないといけないとか。
算数の理解は問題ないのですが、とにかく計算の量にやられているようです。
この時期になると算数のお悩み事を聞くことが多くなります。
1年生は計算カード。
1回やるのに30分以上かかるのですがどうすれば…とか、ゆっくりやらせたいのに、学校がタイムを競わせるから早くすることばかりに意識がいくなどなど。
2年生は掛け算カードに苦しみ(我が家も去年は…涙)、3年生は割り算。
それぞれ引っかかるところや苦手な部分は違いますが、算数はつみあげていく教科なので、一度苦手意識を持つとなかなか立て直すのが難しい教科だなと思います。
ただ、算数にしろ他の教科にしろ、学習において大事なのはテストで100点を取ることではなく、自分はどこが分からなくて、また、どういう間違いをいつもしているかなどを客観的に見て、じゃあどうしたらいいかを考え、取り組んでいくことではないでしょうか。
私は、小・中・高校生と塾で教えてきたのですが、高校生になっても勉強の仕方が下手な子ってたくさんいたんですよね。
受験生の女の子は参考書を一生懸命ノートにまとめて、とても見やすいきれいなノートを作っていて、「これ夜中の2時まで頑張りました~」と言ってるんだけど、じゃあ説明してと言うと何にも頭に入ってないとか。
一方、男の子は予備校の通信講座を受けまくって毎日何時間も塾にいるんだけど、講座を受けることに必死で、演習にかける時間がなかったり、講座の内容を自分で理解してものにするところまでいけてなかったり。
でも、もちろんそうじゃない子もいるのです。
何が違うのだろうと考えたとき、やはり自分で「考えて」勉強してきている子たちは、勉強の仕方も効率的で無駄がない。
こちらがいろいろ言わなくても、自分の苦手なところ・それを克服するためにはどんな勉強をしたらいいのかがしっかり分かっている。
自習室の取り組み、時間の使い方、講師の使い方もすごくいい。
塾講師時代にいろんな子を見てきたので、我が子にも、教室の子どもたちにも、「勉強の仕方が上手」な子になってほしいなぁと思います。
それが自分自身を俯瞰し、何が大切で、何が必要で、何を取捨選択しなければならないのかを考えられることにつながればいいな。
その一歩目がこの「学校版お宝帳」。
自分の苦手な部分を把握し、解きなおしたり、調べなおしたり。
自分の勉強はまずは自分で考える!
そんなノートを今月末、教室のみんなとつくります。
今からとても楽しみ♪
子どもたちの力となれますように^^
夏休みと通信添削コース
こんにちは。
のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。
梅雨も明けてすっかり夏の大分県です。
暑いから週末の度に海やら川やら、水場を求めてお出かけしています。
そこで1日中ヘロヘロになるまで(大人だけ💦)遊んで帰りますが、次の日も学校という事実に長男は「はぁ~。本当やったら夏休みやんなぁ。」と深いため息。
今年はお盆まで学校があります。
夏休みはわずか12日。(しっかり宿題も出る)
それが明けたら運動会練習がはじまるのかな?
大丈夫なんだろうか、子どもたち。
気にかけるのは教室の子どもたちだけでなく、全国に広がる通信添削コースのお友達も同じです。
天気予報を見るたびに、〇〇ちゃんのところは今日は雨か…雨の中森のようちえんで遊んでるんだろうなぁ♪
大雨のニュースを見ると、〇〇さんご一家のところは大丈夫なんだろうか…と気をもみ、
コロナのニュースを聞くと、感染者が急増している地域の方が気になり…。
もう夏休みです!でも、休校のしわよせを埋めるかのような大量の宿題が出ています…
というお話も聞けば、
こちらの夏休みは11日間です、と大分よりさらに短いことに驚いたり💦
全国でどんぐりのお友達が様々な環境にいるんだなぁと思います。
そんな中でも通信添削コースでおうちどんぐりを頑張ってくれています。
ある子は絵が小さかったので大きく描いてねとお伝えしたところ、こんな素敵な作品を送ってくれました✨
大きく描くことを意識してくれました。ありがとう!
こちらのお子さんはお家でコンスタントに続けてくれています^^
「どんぐり倶楽部を気に入っているようで、喜んで解いています。」と教えてくださいました。
こちらのお子さんはどんぐりを約10か月ぐらいお休みしていましたが、また再開してくれました。
ありがとう。少しずつでいいよ。ゆっくり、ゆっくりね。
ご兄弟で受講してくださっているご家庭も。みんなで同じ時間にできるわけではないだろうし、一人一人の時間を取るのが本当に大変だろうなぁと思います。
お母さんの頑張りに感謝しかありません。
今年に入って毎月コンスタントに送ってくださるお子さんの作品。
毎回オリジナルのクイズを出題してくれます^^それが私の楽しみでもあります♪
通信添削コースは現在作品を写真に撮ってメールに添付していただければ、添削してメールでお返しいたします。
お問い合わせをいただいた方にお聞きすると、結構「自己流」でどんぐりをされている方も多いようです。
こちらのアドバイスで大きく取り組みが変わり、絵がぐっと良くなることもあります。
もしお家どんぐりでお困りの方がいらっしゃいましたら、私だけでなく全国に通信添削をされている先生がいらっしゃいますので、一度お問い合わせしてみることをお勧めします。
どんな環境になっても
どんな時代になっても
子どもたちが確かな思考力を身につけ、楽しく人生を歩めますように。
短い夏休みも全力で楽しんでねーー!!
一緒に考えよ。
こんにちは。
のんびり学習「まるっと」どんぐりさんです。
先週の休日は海で泳いできました!
お友達とも遭遇し、結果…5時間も海にいました😨
その後子どもたちは隣の公園で遊び、磯遊びも始め…親はヘロヘロ。
子どもたちの体力についていけなくなった今日この頃です💦
さて、今月は教室の保護者さんたちとの面談月間でした。
毎週送迎時にお会いするものの、なかなかじっくりお話しする時間がないのが実情。
子どもたちの前では話しにくいこともありますし。
そこで、ご希望される方を対象にお母さん方とゆっくりお話をする時間を設けました。
お勉強や学校のこと、お友達のこと、お母さんの思い。
私の知らない子どもたちの姿を教えてもらったり、逆に私から見えてる子どもたちの姿はお母さんは気づかれていなかったり。
子どもたちのいろんな面をお互いに知れることで、「このままでいいんだな」と安心していただけたり、「そんなに外でがんばってるんだなぁ」と思いを巡らすこともできて、少しでもお母さんがたの不安や悩みを解消できるお手伝いができていたらいいなぁと思っています。
個別面談といっても、私はお悩みに対する解決策を持っているわけではありません。
「どうしたらいいですかねぇ。一緒に考えましょ。」
そんな気持ちでいます。
それと、面談で「どんぐりさん」として嬉しかったお話が。
ある子は計算が苦手で、学校の計算カードのタイムを計られたときもクラスで一番遅かったらしいのです。
その子の算数の授業で先生が「この問題の式が分かる人?」と聞いたとき、たくさんの子が手を挙げていたと。
「じゃあどうしてこの式になるのか分かる人?」と聞いたら誰も手を挙げなかったよう。
そのとき、その子だけが手を挙げて、式になる理由を言えたらしく、その話をきいて「どんぐりの成果だ~!」と思って嬉しかったんです、とお母さん。
計算が早くできることが大事なんじゃないよね。
いかに考えれるかだよね。
どんぐりさんも嬉しいです…( ノД`)
みんな、いろんな思いを抱えながら学校でがんばっているようです。
以前、このブログにも書いたのですが、
https://d-time.hatenablog.com/entry/2020/06/18/113830
子どもたちは(もちろん私も)それぞれいいところやできることもあれば、できないことや苦手なこともあります。
私もそうですが、親は我が子のことととなると、そういったマイナスな面に目が行きがち。
このままで大丈夫なんだろうか。
これでいいのだろうか…。
我が子のこととなると不安になります。
でも、私はそのマイナスだと親が思っている部分をどうにか良くしようとか、気にしすぎたりする必要は全くないと思います。
そもそも「マイナス」だと思っているのは親の見方の問題だったりもしますね。
ちょっとぐらい苦手でできないことがあったって、その子が必要だと思ったら勝手に克服しようとするし、他が助けてくれることもたくさんあります。
克服できないまま大人になっても問題ないですよね?
私だっていろんなことが克服できないまま大人になってしまいましたが(笑)、なんとか生きています(*‘∀‘)アハハ
だからどんな子も私は「そのままでいい」と思っています。
保護者さんともそういう気持ちが共有できたら嬉しいですが、なかなか難しいことでもあります。
だから教室のみなさんや通信添削でがんばっておられるみなさんと、これからも一緒に考えていきたいです。
これからもよろしくお願いします。
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15:00~16:30/16:00~17:30(小学生)
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