のんびり学習まるっと

大分市内でどんぐり倶楽部と英語の教室を開いています。

絵本の世界を味わおう♪クッキーでつくる「ミリーのすてきなぼうし」

こんにちは。のんびり学習まるっとです。

 

ここ大分県は長雨続く夏休み。

3人の息子たちは5分に一回ケンカと仲直りを繰り返し、マクドナルドに行っては兄2人が「どちらのポテトがカリカリか」を見せつけてにらみ合い、その隙に3男が二人のポテトを盗み食いするという夏休みを過ごしております┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

そんな中、教室の子どもたちとこんなイベントを開催しました。

 

絵本の世界を味わおう♪

クッキーでつくる「ミリーのすてきなぼうし」

 

大分市の2年生は、国語の教科書に「ミリーのすてきなぼうし」という作品が出てきます。

www.ehonnavi.net

 

このお話の中で主人公のミリーは次から次に「想像の帽子」をかぶっていきます。そして周りの人たちもそれぞれ素敵な「想像の帽子」をかぶっているんだと気が付きます。

 

この本を題材にして、自分の「想像の帽子」をクッキーでつくっちゃおう!という企画です^^

 

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保護者さんにもご参加をお願いいたしました。

今回、大分市内でお菓子教室「Au Bon Coeur」を主宰されている安部さんを講師としてお迎えしました。

au-bon-coeur.com

安部さんのお菓子はどれも丁寧に作られていて、ホッとするお味で私も大好きなんです^^

イベントに出店されるとあっという間に売り切れてしまう大人気の先生です♡

 

安部先生のご指導のもと、生地作りからスタートです。

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こちらはまるっとの英語教室「BBえいごタイム」に来てくださっている生徒さん。

バターを練りながら「Betty Botter bought some butter!」と、うちで使っているBBカードのセンテンスを叫んでいたそう笑

 

 

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こちらは女の子テーブル。

普段仲良くしているのに、今日は全くしゃべりません。

みんな自分の作業に夢中で「しゃべる余裕ない」とのこと笑。

 

そして家で作ってきてもらった帽子の型を生地にのせて、ナイフで切っていきます。

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1年生もお母さんと一緒に頑張りました✨

一人で参加していた小1の女の子は少しだけお手伝いながらも、ほぼ自分の力で形を作りました。

 

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男の子たちのクッキーには自分たちの「好き!」がたっぷり詰まっていました♪

余った生地で他にも作品を作っていました。

 

そしてオーブンで25分ぐらい焼いたら完成です!

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子どもたちのアイディアがたっぷりつまったオリジナルクッキー✨

それぞれの個性が光っています!

発色もいい!

 

大きな恐竜のクッキーは天板に入らずどうなるかと見ていましたが、さすがは安部先生。鉄板をひっくり返して焼くという発想で焼き上げてくださいました。

 

お母さん達のサポートのおかげで無事終了。

クッキーは持ち帰ってもらいました♪

 

持ち帰りながら早速車の中で食べた子。

お家に帰ってすぐさま食べた子。

バターが嫌いだったけれど、自分が作ったバタークッキーでバターを克服したという子笑。

食べたいー!でも可愛くて食べれないー!としばらく置いていた子。

お父さんが帰ってきて家族みんなで食べた子。

 

そしてミリーのように帽子にしてくれた子。

 

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金メダルはかじってくれました^^

どの子も笑顔いっぱい♡

 

クリスマスツリーを作った男の子は、帰りの車の中でまず最初にお母さんにプレゼント型のクッキーをあげたそうです。 

そしておじいちゃんちで作り方を1から教え、家族のみんなにクッキーを分けてあげました。

自分が食べるつもりだったツリーのお星さまを弟くんがどうしても欲しいとせがむので、仕方なくあげて、嬉しそうに食べる弟くんを優しく見ていたそうです。

 

「今日一日で楽しそうな姿、かわいい姿、優しい姿、たくさん素敵なところが見えました。」

とメッセージを下さったお母さん。

 

どんな帽子を作るかという準備から、クッキー作りのワクワク、そして終わってからもそれぞれにそのストーリーがあったことが嬉しかったです。

 

 

のんびり学習まるっとの「まるっと」には二つ思いを込めています。

 

一つは、どの子もそのままでいいということ。

その子に足したり引いたりしなくても、ありのままのその子を「まるっと」受け止めて、その子のペースで学んでほしいという思いです。

 

二つ目は、そんな子どもたちを、教室に関わってくださる保護者さん(大人たち)みんなが子どもたちを「まるっと」包み込むように、笑顔で見守ってほしいという思いです。

大人たちの笑顔の中に、子どもたちが安心して居てほしいのです。

 

このクッキーイベントはその2つ思いが現れた、素敵な企画になったなぁと思います。

 

講師を快く引き受けて下さった安部先生、そして当日たくさんお手伝いしてくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました。

 

今はコロナ禍の中にいますが、これからも子どもたちのためにできることを自分なりに形にしていきたいと思います!

 

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「まずは自分で考えて作ってみて」と言ったら途方に暮れた子の話。

こんにちは。

のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

大分県は夏休みに入りました!

息子が終業式から帰ってきた日

「ただいまー。お母さん、今から玄関に入ったら…ここから…俺の夏休みだー!せーの!」

とビッグジャンプをして玄関に入ってきました。

かわいいやつめ。

こっちは戦の始まりじゃ( ゚Д゚)

 

さて教室では1学期の終わりにお楽しみ会をしました♪

小学生になった1年生、新しい環境になった進級生、みんなみんな1学期よく頑張ったね!の気持ちを込めて、学期ごとにお楽しみ会を開催しています。

 

まずはじゃんけんゲーム。

勝った子は負けた子からコインを1枚もらいます。

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なんだかどんぐり2MXのおおかまきりこさんとカメムシはなこさんの綿菓子の問題みたいですね^^

 

続いてはフルーツバスケットやハンカチ落とし、ボールゲームなので楽しみ…

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最後はみんなでゴム鉄砲を作り、的あてをしました。

 

ゴム鉄砲は年長さんでも使えるようにこのサイトからお知恵を拝借しました。

kodomowork.com

 

が、その前に私はこう言いました。

「今からゴム鉄砲作るよ!材料は割りばし1本と、輪ゴム1個と洗濯ばさみ1個だけです。割りばしは割りません。さぁまずは自分で考えて作ってみて!」

 

みんな「えー💦」と言いつつ早速組み立てます。

 

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割りばしを立ててみたり、ゴムを巻きつけてみたり、指もつかってゴムを飛ばしてみたり、ゴムをねじって2重にしたり。

「先生見てー!これどうー!」

「できたできたー!」

どんどんゴムを飛ばします。

 

でも、その中に一人途方に暮れている子がいました。

「は…そんなんできんし。うち、こういうの無理。」きっとそんな風に思っているんだろうなーというのが態度で分かります笑

 

あえてしばらく放っておきました。

その子はどんどん手を動かしているお友達を見ています。

どんどん猫背になっていきます。

 

でも…しばらくするとすこーし手が動き始めました。

周りの子を見て焦り始めたのでしょう。

すると「…こうしたらいいか。」「あーこれじゃ無理か。」と言いながら、最後に自分なりのゴム鉄砲を完成させました。

 

「先生見て!飛ばすよ!ずっと見ててよ!」

10分前の猫背の君はどこにいったんだぃ?と思うほど、生き生きとした彼女がそこにいました。

 

そのあと私が作り方を教え、チームに分かれて的あてゲームです。

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するとその子は「ねぇ、先生から教えてもらったやつじゃなくて、自分が作ったやつ使ってもいい?あっちのほうが飛ぶんだけど!」

 

いいよいいよ、気に入ったのね^^

 

彼女はそれから打ち方や角度、狙う場所も研究し、彼女のいたチームは圧勝したのでした。

 

 最後に「千本くじ」。

 

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 ゴム鉄砲の彼女はちゃっかりあたりを引いて鼻高々で帰りました。

 

「もーやっぱさぁ、先生のやつじゃ威力が足りないよ。的を倒すには正確さだけじゃなくて、パワーも大事でしょ。私の作ったやつはさー…」と、自分が作ったゴム鉄砲の解説を饒舌に語っていた彼女。

(お家でもゴム鉄砲の威力とくじ運についてノンストップで語っていたそう笑)

 

そうそう。

大人が用意したものなんて簡単に飛び越えちゃえばいいんだ。

君たちはもっともっといろんなことができるよ。

 

子どもたちの考えるきっかけや時間を奪わないように、これからも私は環境を整え見守ることに徹したいと思います。

 

1学期の最後にいい時間が持てました^^

さぁ夏休み!存分に自分の時間を楽しんでね~!!

 

 

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子どもがテストで40点取ってきました。

こんにちは。

のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

もう7月!

子どもたちは夏休みのカウントダウンを始めています。

私には恐怖のカウントダウンですが…笑

 

最近学校のお勉強についてご相談を受けることが多いです。

「割り算が苦手」

「2年生になって急に算数のペースが早くなってついていけてない」

「漢字テストですごい点数取ってきました」

「どんぐりしているのに、読解力のテストが全然できていなかった!」

などなど。

 

その都度いろいろご相談にのらせていただいておりますが、今日はテストについての私なりの見解を書いてみたいと思います。

これはあくまでも「私の」見解です。

ご参考程度にお読みいただけると嬉しいです。

 

私は基本的にテストの結果に一喜一憂しません。

いや、たぶんどんぐりを知る前の私だったらそうはいかなかったなと思うんですけれど、どんぐりを知った後の今の私は全くそういう気持ちがなくなりました。

 

以前息子がテストで40点を取ってきました。

点数だけ見ると「やば!」となりそうですが笑、テストで大事なのは「何が理解できていて、何が理解できていないか」を確認することだと思います。

 

だから、点数で慌てる前に内容を確認します。

見ると2問しか間違えていません。

配点1問30点。

配点大きすぎる笑。

そもそもそこまでして点数つける必要あるのかな?

 

だいたい、小学生、特に低学年の配点って1問20点、25点などと配点が大きくて、1問でも間違えると点数がごっそり引かれてしまうので、点数に捕われないことは大事だと思います。

意外とこの配点に気づいてなくて点数だけ見てうろたえている保護者さんは多いですね。

 

話を戻します。

 

息子が間違えたその2問を見ていると、答えはあっているけれど「答え方」が間違っていました。

解答欄が「( )こと。 」になっていたら、~こと、に続くように書かなくてはいけないところを「こと」まで( )に書いていたので×になった、というわけです。

こういう間違いはよくあることですね。

だから、考え方はあっているけれど、学校のテストはこういう風に書かないといけないんだよということを説明して、「こういう間違いはよくあるから徐々に分かればいいよ~」とだけ言いました。

余談ですが、こういう説明をするときもテストに書き込みながら、目で見て分かるように説明しています。

どんぐりを知って以来「目で見て分かるように」書いて説明するというのは私の癖になりました( *´艸`)

 

そしてまた別の日、もう一人の息子が理科のテストで100点を取ってきました。

でも、私からするとそのテストは70点でした。

そのテストは漢字間違いが4つあり、今までの先生なら×にされて70点になっていたところを、その先生は訂正した上で〇にしてくれていて100点にしてくれたのです。

 

みなさんはどちらの先生がいいですか?

 

今後また間違えないために×にしてほしいという考えもあると思いますが、

私は小学生のうちは間違いを指摘したうえで見逃して〇にしてくれる先生の存在はありがたいなぁと思いました。

そのほうがきっと子供は勉強が楽しいだろうから。

テストに点数がついてしまう以上、70点だ~と落ち込んでしまうよりは、見逃してもらって100点でした♪(・∀・)ニヤニヤと笑っている子のほうが、勉強に対して前向きになれるんじゃないかなぁと思うのです。

ま。 これもどこかで線引きが必要かとは思いますが。

ちゃんと×にてくれ! という考えもごもっともだと思いますから、何を望むかの違いですね。

 

で、その間違えた漢字4つは時々家で確認しています。

時には紙にでかでかと書いてもらったり、背中に書いて伝言ゲームにしてみたり、尻文字で書いてみよとか笑

とにかく楽しく!

勉強=机の上、ではなく、様々な経験と紐づけて覚えたり理解すると記憶に残りやすいような気がしています。

 

 

それえと、私がテストに一喜一憂しない理由がもう一つあります。

私、小中と本当に勉強ができませんでした。

本当に。

親、よくこんな私を心配しなかったなと思うほど笑

(「まぁ元気があればなんとかなるでしょ。 」と思ってたらしい。 猪木なの? )

だから、息子たちのほうがあの頃の私に比べたら断然勉強できているので「私が言えた口じゃねぇ」というのもあります( ;∀;)アハ

 

でも、だからこそ「勉強できない子」の気持ちがよく分かるのです。

勉強が分かっていたら、あの頃の私ももう少し自己肯定感高めにいれたんじゃないかなぁ… と今思ったりもします。

そういう経験があるので、勉強で困っている子供たちは放っておけないし、

今できなくてもできるようになるから自分のペースで取り組んでごらんと励まし寄り添っていたいです。

 

 話を戻します。

こんな風にですね、テストは「できること・できていないこと」「理解していること・していないこと」を確認して、できていないところはフォローしてあげればいいだけの話だと思っています。

学校版お宝帳も引き続きつくっています。

これは本当にいいよ~!

 

じゃあ「できないこと」「わからない」ことはどうすればいいの!? そんなお困りごとはいつでもご相談ください。

一緒に考えていきましょう。

 

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どんぐり息子とその母の4年目の話。

こんにちは。

のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

毎年6月は息子のことを書いています。

長男が1年生の6月に私は「どんぐり倶楽部」という存在を知りました。

そこから私と息子たちのどんぐりは始まりました。

そこで毎年6月に息子どんぐりのことを書いています。

 

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長男小4はどんぐりを始めて丁度3年経ちました。

今4年目です。

現在3MX中の彼。

本当は週に2問解いていきたいところですが、私も働いているし、本人もやりたいことがいろいろあるのでなかなかその時間が難しく週1問がいいところです。

 

この3年を振り返ると小2~3ぐらいで解いたどんぐりが本人は一番難しかったと言っています。

お宝もたくさんたまりました。

特に大きな数を分けるということがなかなかできず、そういった問題は苦手意識も強くなりました。

それでも手を動かしていくと「あ、こういうこと?」と見えてくる瞬間があり、それが「あ!分かった!できた!」に繋がるまでおそらく半年以上はかかりました。

その時の彼の笑顔はもうキラッキラで、逞しさを感じます。

 

先日彼が解いた問題がこちら。

3MX64

マッコウクジラのマッコー君とザトウクジラのサットー君が片道50000kmの太平洋横断競争をしました。マッコー君は1時間に100km、ザットー君は1時間に60km泳げるとすると、ゴールにたどり着く時間の差はどれぐらいになりますか。」

 

50000kmという大きな数。

さらに往復なので50000×2で100000kmで考えなければなりません。

時速100kmのマッコー君の時間はすぐに出ましたが、時速60kmは半端な数なので苦労していました。

それでも最後99960kmは1666時間というところまで分かり、残り40kmはどうするのかなと見ていると、

 

「これはもう簡単。最初どうすればいいかなーと思って、とりあえず1時間は60分やけん、60分で60kmって書いとったんよ。やけん、1分で1キロやろ?これ書いたけど使わんなーって思っとったけど、これが今使える。残りの40kmは40分!ザットーくんは1666時間40分やな!」

 

私があっけにとられている間に答えが出ておりました。

 

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字が雑でさらに写真だと小さくて見えにくいのですが…。

(真ん中の下のほうにある黒い影みたいなやつは「心霊写真」らしいです。)

 

この問題、2日かかりました。

1日目に1時間。2日目に1時間半ぐらい。

休み休みしながら解いているのでずっと集中しているわけでもないのです。

それでも投げ出さずにじっくり取り組めるのは、3年間「早く計算ができるように」とか「はやくはやく」を求めずどんぐりをゆっくり解いてきたからかなぁと思います。

 (でもお風呂の時は「もぉ!早く入ってー!」って言ってしまう)

 

お次は小1になった次男。

次男は年長さんから始めました。

とはいえ、なかなか時間が取れず、1か月に2~3問気が向いたときにだけ解いてきました。

小学生に上がってからは、毎週教室で2問、いいペースで解いています。

やはり小学生から始めた長男と違って、次男のほうが言葉の理解や「~こずつ」や「1回につき~」などという用語をイメージできる力はついているなぁと思います。

 

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0MX 69

「てっぺんにはんぺんがついているおでんの串を30本買いました。

毎日5本ずつ食べるとすると 何日で食べ終えることができるでしょうか。」

(この問題を解くとほとんどの子が「はんぺんって何?」って聞いてくる笑)

 

最近よく考えるのが「息子たちと私とどんぐりの距離感」です。

 

私はどんぐりをいいと思っているし、息子たちも1度もやりたくないとは言ったことはないし、どんぐりをすることが日常の一部になっています。

でも、「やりたくないならやらなくていいよ」と思うけれど、「やってほしいな」という下心はあります(正直)。

私は良くも悪くも自分の思いに突っ走ってしまう癖があるので笑、どんぐりをすることが強制になってないかなぁとぼんやり考えることがあります。

 

それはどんぐりだけの問題ではなく、親の価値観のもとで子供は育っていくわけだから、親の思いが押し付けにならないよう、バランスを取ることを最近は意識しています。

 

幸いにも息子たちは「どんぐりは好きだし、お宝になったときはガーンって思うけど、やるのは楽しいよ♪」と言ってくれるので、とりあえずは続けられそうです^^

 

長男とのどんぐりタイムもあと3年。

次男はまだ始まったばかりでどこまでできるかな。

三男は4歳児なのに未だに2歳児さんと間違えられるほど幼いので笑、未知の世界。

 

子どもたちが育っていくにつれ手を離し、目を離し、思いを離し…。

いつか離れていくからこそ、今一緒にどんぐりを楽しめている時間を温かく見守りたいと思います。

 

読みいただきありがとうございました。

 

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進化する子どもたち。

こんにちは。

のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

先日小4の長男が、絵具セットのパレットを学校に持って行き忘れたようです。

それでどうしたの?と聞くと、

「お道具箱の中にビニール袋があったけん、筆箱の中身出して、それに袋かぶせてパレットにした!」

思わず「え、賢っ!」と言っちゃいました( *´艸`)

先生は気づいてなかったらしい。

うまくにげられたようでgood job👍←ダメ?笑

それ、袋にちっちゃな穴空いてたらどうするん?とも思いましたが(きっと彼ならどうにかしてただろうし)

子どものすることって面白いなー( *´艸`)

 

さて教室ではこの1か月ほど、お宝問題に取り組んでいます。

だいたい1年~半年前に解けなかった問題を解いております。

 

あの頃はさんざん悩んでできなかったり、言葉の意味が理解できずに???となっていた問題なのに、

子供たちは「え?オレこれができなかったの?なんで?」と言っていたり、

新1年生は「なんか幼稚園の時はできんかったのに、小学生になったとたん分かるようになったー。小学生ってすげぇ。」と言っていたりと、お宝をクリアしていく子供たちのリアクションがとってもかわいいです♡

 

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ある新一年生の子は年長さんから通ってくれていて、もうすぐ1年になります。

当時、年長さんクラスはなくて、その年の冬頃から作りたいな~とのんびり構えていた私に、ちょうど去年の今頃「この子が今描く絵を見てみたいんです。」とお問い合わせをいただき、その言葉にしびれた私は、すぐに年長クラスを作りました。

 

毎回楽しそうに通ってくれていたものの、まずは絵を描くことが難しく、問題に出てきた人を描こうとするとお顔だけで1ページ使うぐらい絵が大きくなりすぎたり、1文で1回の教室が終わってしまったり、線が重なりすぎて絵が分からなくなってしまっていたりと、紆余曲折ありました。

でもそれから4,5か月すると、絵を小さく、まとまりよく描けるようになり、気が付けばひらがなが書けるほど運筆運動が良くなっていたり、すこしずつ変化していきました。

どんぐりはお宝がたくさんたまりましたが、そばでいつもニコニコされている保護者さんに連れられて毎週元気に通ってくれています。

 

そんな彼が1年生になり過去のお宝に挑戦。

0MX12

「うさぎさんのひとりごとを きいていたかみさまが、うさぎさんのねがいを かなえてあげることにしました。 そこで かみさまは うさぎさんに りょうてに もてるだけの おほしさまをあつめるようにいいました。うさぎさんは かたてに 16このおほしさまを もてるそうです。では、うさぎさんが あつめた おほしさまのかずは なんこだったでしょう。」

 

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左の絵は神様。お星さまを32個、丁寧に描きました。

 

絵が描ける。

言葉の意味を理解している。

自分の力で考えて答が出せている。

次々にお宝をクリアしていくのです。

 

この一年、どんぐりがあまり進まないこともあったけれど、続けていくことで気づかないうちに彼の中で進化していたことに気づかされました。

そして、それはどんな時も穏やかに笑顔で迎え入れてくださっている保護者さんのサポートがあってこそなのだと、確信しています。

私もそんな母になりたい!(まだまだ修行足らず。)

 

誰に教えられたものでもない、

自分の力で成し遂げた子どもたち。

逞しいです。

 

 

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「私、英語間違えてももう怖くない!」

こんにちは。のんびり学習まるっとです。

 

先日、4歳の三男を抱っこしていると「はぁ~おかあしゃんのにおいがする~♡」と言うので、かわいいやないかぁ!と「どんなにおい?」と聞くと、

 

「うーーーん、茶色いにおい♡

 

…ちゃい…( ゚Д゚)

 

 

気を取り直して!

今日はのんびり学習まるっとの「BBえいごタイム」の近況を書きます♪

のんびり学習まるっと「bbえいごタイム」 | Facebook

↑FBもあります。よかったら見てみてください。

 

ありがたいことに4月から教室やお友達も増え、どのクラスも毎回大盛り上がりでレッスンしております。

 

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学年も1年生から5年生までまぜこぜ。

英語歴も様々ですが、初めての子は新しい気持ちでレッスンを受けてくれるので既存生にいい刺激になっていて、初めての子が分からないときにはわかる子が先生代わりになって発言してくれるので、その子自身の成長にもつながります。

 

BBえいごタイムの基本は「遊ぶ」。

BBカードを使ってとことん遊ぶのです。

テキストはありません。

「遊び」だから様々な学年が一緒になってレッスンできます。

 

先週BBカードの1枚でこんなやり取りがありました。

 

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 Willy doesn't want to get wet.

(ウィリーは濡れたくない!)というカードです。

 

私「Who doesn't want to get wet?(濡れたくないのは誰?)」

「ウィリー!」

「でも、先生これウィリー濡れるやん!」

と言い、一堂ウィリーポーズを始める。みんなおしりつきだして笑

 

するとHちゃんが言うのです。

「じゃあさ、私は濡れるの好きやけん、私は濡れたいだったらどう言う?」

私「お!いいね!じゃあみんなでHちゃんは濡れたいって言ってみようか。」

「Hchan…wants to get wet!」

 

ここでdoen'tがなくなりwantがwantsになるわけですが、否定文だからとか肯定文だからとか、難しいことは言いません。

「あれ?doesn'tなくなったな?なんかwantじゃなかったぞ?」

そんな疑問が残ればOK。

たくさん言い換えをして口を慣らして、いつか中学生で文法を習ったときに「なーんだそういうことか。」と理解してもらえればいいのです。

特に小学生はあまり説明が長くなったり、少しでも難しいと感じてしまうとそこで思考が止まってしまいます。

とにかく今はたくさん発話して口を慣らす!英語の語感を鍛える!

(ちなみにHちゃん、このレッスンの後、雨の中傘をささず嬉しそうに濡れて帰りました。ウィリーと一緒だ~!と言いながら。かわいいのぉ。)

 

他のクラスではこの一文を元に、「年をとりたくない」とか「きれいになりたい」とか様々な英語の言い換えをしました。

私が「I want to get beautiful.(きれいになりたい!)」というと、ある女の子は「もうなってんじゃん!」って言ってくれてよ( *´艸`)

おほ♡いつかアイス奢ったる♡

茶色い匂いするらしいけど、ごめんやで♡

(このやり取りしている間の他の男子4名の白い目ぇといったらよ。)

 

思えばこの「get + 形容詞」、私は高校生の時に習ったような。

それぐらいの文法レベルの英文を様々に言い換えながら遊んでいます。

実はすごくレベルの高いことをやっているですが、すべて「遊び」の中で行うので、できなければならないというプレッシャーもありません。

「遊び」だと子供たちはどんどん吸収して、自由に発想してくれるんですね。

 

4月に入ってきたある子は「英語が苦手だ」と言って入ってきました。

なぜ苦手なのかと聞くと、

「小3でローマ字を習ったとき、自分は全然できなくて、アルファベットが覚えられなかったから英語が嫌いになった。」

と言うのです。

 

ローマ字でつまずいて英語嫌いになる子は実は結構います。

アルファベットが覚えられないというだけで嫌いになっちゃうなんて、英語の先生としては本当に悲しい。

 

その子が通って2か月も経たない今、こう言うのです。

「ここに来てすごく英語が楽しくなったし、好きになった。学校の英語の授業もどんどん発表しようって思えるようになった。でもたくさん間違えるけどね。間違えるけど、もう怖くない!」

 

これを聞いたとき、あまりの感動にしばらく手が止まっちゃて。

嬉しすぎて。

「間違えても怖くない」って、そんな風に思ってくれることがたまらなく嬉しいのです。

気持ちを言葉にして伝えてくれるこの子のこともすごく尊敬できます。

 

子供たちがこんな気持ちをもって教室に来てくれていることを私は忘れてはならないなと改めて感じた一日でした。

 

新しく来てくれた子が「英語楽しい!」と思えるように、

ずっと来てくれている子がさらに英語力を伸ばせるように、

今日も一人一人をしっかり見ながらレッスンに励みます。

 

こんな教室にご興味がありましたら、下記ご案内からお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございました。

 

 

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お父さんお母さん、待っていてくれてありがとう。

お久しぶりです。のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

4月は次男の入学、三男の保育園入園とバタバタしておりなかなかブログを書く時間が取れず、前回の記事から1か月以上経ってしまいました💦

在宅仕事の難しいところですね。

GW明けてようやく時間ができたので、少しずつまた書き始めていきたいと思います!

 

さて、そんな中でも教室の子供たちは順調にどんぐりを進めてくれています。

今日はこの1か月の子供たちの様子を書いていきます♪

 

今から2年前にこんな記事を書いた子がいました。

d-time.hatenablog.com

 

この子は入会当初、問題の最初の設定までは楽しく描けるけれど、それ以降がなかなか絵に描けませんでした。

文が理解できなかったり、絵が動かせなかったり、なかなか進みません。

保護者さんも最初は心配されていました。

 

それから2年。

先日こんな問題を解きました。

「今日は全校CD飛ばし大会の日です。50人が一緒に飛ばします。上位3人の記録を合わせると、下位二人の合計の丁度4倍でした。5人の記録を合わせると50mになりました。下位2人の差を2mとすると最下位は何mになりますか。」

 

そしてこんな絵を描きました。

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一人でやりきりました。

もちろんノーヒントで。

でたらめな計算などなく、とにかく絵を描いて考えました。

 

このCD飛ばし大会の問題は数字が変わって何回か出てくるのですが、最初はあまり理解できていませんでした。

今回は3回目だったかな?

絵を描いていくうちに見えてきたのだと思います。

 

この作品を見せてもらったとき、「この子がここまで描けるようになったんだ…。」と胸が熱くなっちゃって。

一人の子をずっと見続けられる幸せを嚙み締めました。

 

そしてもう一人。

1年間どんぐりを続けてきて、なかなか絵が動かせない子がいました。

問題は理解しているようだけれど、どうすればいいか分からない。

そんな1年を過ごしました。

 

その子が先日描いた作品です。

「野ウサギさんの冷蔵庫の中に 昨日の夜までニンジンが17本ありました。ところが、今日は8本しかありませんでした。誰かが食べてしまったようです。では、ニンジンを食べたウサギが3匹で、3匹とも同じ数のニンジンを食べたとすると、1匹につき何本のニンジンを食べたことになるでしょうか。」

 

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残りの9本を3匹で同じ数づつ分けたら3本ずつになります。

なかなか絵が描けなかった子が、1年かけてやっと初めて自分で絵が動かせました。

 

この一年、保護者さんはモヤモヤの中にいるような、これはもうやり方を教えて理解させていったほうがいいんじゃないかと思われることもあったかと思います。

でもゆっくりで時間はかかるけど、確実に1歩進んでいました。

それはもちろんどんぐりだけでなく、ご家庭でも様々なサポートをしていただいたことも大きいです。

 

このお子さんたちが、できるときもできないときもあったけれど、そういうことに捕われずにこの子を信じて待ってくれた保護者さん達。

そして、どんな時も気持ちが落ち着いていて素直に取り組んでくれたお子さん。

「信じて待つ」って簡単じゃないです。

でもちゃんと待っていてくれたから、この子たちも自分の力で考える力を身につけられたのだと思います。

 

 

ある方が言っていました。

「子供のことが不安だ心配だと言っているのは、『あなたのことが信じられない』と言っているのと同じだ。」

 

私が子供なら…

親には自分のことを信じてもらいたい。

心配かけるだろうけど、できないこともたくさんあるだろうけど、人並みにできないかもしれないけれど、

できることに目を向けてほしいし、認めてほしい。

親の望み通りにはいかないかもしれないけれど、

そんな自分も受け止めてほしい。

できないことはサポートはして欲しいかもしれないけれど、そっとしておいてほしかったりもする。

心配だからと根掘り葉掘り聞かないでほしい。

自分の中で消化するから。

言いたくなったら自分で話すから。

見守ってほしい。

でも言いたいときに親が忙しそうだったり、疲れていたら子供って空気読んで「心配かけたくないから」と言えなかったりるんだな。

難しいな。

 

結局、心配や不安はあったとしても親には笑って見守っていてほしい。

 

みなさんは自分が子供だったら、どんな親でいてほしいですか?

もちろん理想はあるけれど現実はなかなか難しいですね。

そのギャップをどう埋めていけばいいか、自分に向き合わないとなぁと思います。

 

私もまだまだ子育てはうまくないし、失敗して反省します。

3人子供がいて、それぞれに心配する部分がないわけではありません。

でも、「どの子もそのままでいい。」とは思っています。

職業柄いろんな子を見てきたから、すべてうまくいってる子なんていなかったし、いろいろあったけれど乗り越えられた子や、違う道に進んで自由に生きれる道を見つけた子もたくさんいました。

そして教室の子供たちの成長を見守る中で保護者さんから学んだことに、自分が支えられることもたくさんあります。

 

うん、やっぱりみんなそのままでいいし、親は信じて笑って待っていればいいですね。

 

結局私がいつも思うのはそこです。

だから「のんびり学習まるっと」なのです。

この言葉を胸に刻んで、今日も教室で子供たちを待っています^^

 

 

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