こんにちは。どんぐりせんせいです。
今日、夕ご飯の支度中に長男(小1)と次男(年少)が、「研究室を作ろう!研究するぞ!」と騒いでたのでのぞいてみると、仮面ライダーゴーストのベルトを工具で分解してました( ゚Д゚)
今後、いろいろ分解されないよう、よーく見張っておきたいと思います。
今日は教室の日。
この4,5か月、年中さん~低学年のたくさんの子どもたちにどんぐりの問題を解いてもらいました。
その中で最近思うことがあります。
それは、子どもたちは親や大人が思っている以上に、言葉を正確に理解できていない、ということ。
例えば…
・12個のうちの半分は…というような「半分」がイメージできない。
→1個のアンパンを二人で半分こする、とか、2個のアンパンを二人で分ける、ぐらいならイメージできるが、2以上の数になるとその「半分」がイメージできない。
・「〇番」と「〇番目」の違いが理解できていない。
→1年生で習う部分であり、理解できている子もいるが、問題になると読み飛ばし、聞き飛ばしていることが多く、答えを間違える。
・「〇個ずつ」が分からない。
→「一人3個ずつ飴とっていいよ~」と言われるのは理解できているが、「かめさんとみのむしさんが お友達を三人ずつ さそって」という問題の絵を描いてもらうと、かめさん3匹、みのむしさん3匹になっている。
どんぐりせんせいとして添削をしていると、子どもたちはこういうところでつまずいているのかと勉強になります。
が!!
親の立場になると話は別です(笑)
私もどんぐりを始めた当初、何度、息子の理解度にびっくりしたことか…( ゚Д゚)
え?そういう理解?
あ、この言葉分かんないんだ…
そーきましたかー!( ;∀;)
心の中のつぶやきまくりです(笑)
でも、これは逆に言うと「何を分かってないか、が分かった」という点でとても大きな収穫だと思います。
「うちの子勉強についていけてないのよね~」と漠然と言うと、一体勉強の何を理解できていないかが分かりません。
「何を分かっていないか」を正確に捉えることで、その子の目線に立つことができます。
すると、その子のためにすべきことが見えてきます。
どんぐりタイムでは、一人一人のつまずきや気になった部分を保護者さんに伝え、その子のためにできることを一緒に考えます。
例えば…
・「半分」や「ずつ」が分かっていないなら、「デザートのブドウが8個あるけど、二人で分けると何個ずつになるかなー?お皿に入れてみて!」と、生活に数の意識をたくさん取り入れる。
→その際「二人で分けたら4こずつになったよ!」まで言ってもらう。
最初は「え!そんなことも分かってないの!?」とショックを受けるかもしれません。(私もそうでした笑)
でも、私は言います。
「いや、今それが分かって、よかったですよ!!」
分かったからこそ、やれることはたくさんあります。
やっぱり…
しっぱいは
おたからになる
はじまりだ!
(詳しくはこちらの記事もどうぞ→
一年のしめくくりにいただいた名言 - どんぐり倶楽部を大分で
)
子どもたちの間違いやつまづきを大事にして、その子のペースで「ゆっくり。じっくり。丁寧に。」学んでほしい。
そんな教室に興味のある方、お待ちしております^^
教室のご案内
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 新年度4月から
9:00~10:15(残席2名)10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 年長さん~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。