年長さん問題をあなどってはいけない。
こんにちは。どんぐりせんせいです。
最近、長男が「お母さん、一緒に歌おう~!」と、kiroroの『best friend』を一緒に歌います。卒業式で歌うのか、学校で習ったそうです。
歌詞が良すぎて、そしてこんな歌も一緒に歌えるようになったんだなとか、先の卒業式なんかが頭に浮かんで、歌う度に泣きそうです…まだ小1ですが(笑)
今日は年長さん問題について。
どんぐりの問題は年長さんから小6まで、それぞれ100題ありますが、各学年1,2学年上で習うような問題も入っているので、実学年より下の学年の問題からスタートしてもらうことがほとんどです。
今通ってくれている1,2年生も年長さん問題から始めています。
例えば、こんな年長さん問題があります。
「今日は、もぐらのもぐもぐが 買い物に行く日です。隣のなんでも安いよ商店では、1こにつき 2円引いて売ってくれます。もぐもぐは 1ぴき12円と書いてある ごちそうみみずを 2匹買いました。何円払えば いいでしょうか。もちろん、1こにつき 2えんを 引いてくれますよ。」
「くまさんのおうちには はちみつのつぼが いっぱい隠してあります。あそんでいるあいだに そのつぼを 3こもこわしていまいました。こわすまえに つぼが16こ あったとすると、いまは こわれていないつぼは なんこあることになりますか。」
「おばけのおはなみは にぎやかです。特に うすぐらいところに たくさんの桜の花が咲いていると おおさわぎして 楽しみます。きのうのおはなみより 今日のおはなみに来ているおばけは 6人も多くて13人です。では、昨日と今日の人数を足すと みんなで何人になるでしょう。」
どの問題も、絵本に出てくるような設定で、心がワクワクします♪
そして、ここに挙げている問題はどれも足し算や引き算でできる問題なので、小学生であれば余裕で解ける問題………でもないのです!!
実際にどんぐりをしたことのない小学生に解いてもらうと、
1問目なら、12円と12円だから24円で、2円ひくから22円!と答える。
2問目は、「13個あったつぼが3個割れました。のこりはいくつでしょう。」なら分かるけれど、言葉の順次が逆になっているだけで、どう考えたらいいか分からず固まってしまう。
3問目なら「昨日のおばけの数」が設問中に書いてないから分からないなど。
こういうことが本当によく起こります。
計算問題はすらすらできるのに。
なぜか。
問題は「読解力」。
どんぐりの問題を絵に描いて解いてもらうと、その子に「読解力」があるかすぐに分かります。
読解力のある子は、難なく絵に描けます。
設問が頭にイメージできるのです。
そのイメージしたものを絵に描いていくことで、関係性が理解できます。
すると答えが見えてきます。
だから、年長さん問題であっても「読解力」がなければ解けないのです。
教室では絵に描いていくことで「読解力」を身に付けます。
最初は描けない子もたくさんいます。
でも、続けていくと、ゆっくりと確実に変わっていきます。
どんな学年の子でも、まずは年長さん問題からやってみよう♪
教室のご案内
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 新年度4月から
9:00~10:15(残席2名)10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 年長さん~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。