自分で気づく喜び。
こんにちは。どんぐりせんせいです。
ここ最近、ぐっと暑くなりましたね。
家の麦茶が足りない日々。
麦茶製造マシーンと化する母です。
先週の教室である子が「30は割れない。」と言いました。
自分が解いている問題で30を2つに分けたいんだけど、30は割れないというのです。
ちなみにこの子は2年生。割り算も掛け算も習っていません。
100は50と50に割れる。
10も5と5に割れる。
でも30は割れない。
40も割れない。
50も割れない。
そう言い張ります。
「そっか~。じゃあ本当に割れないか、絵に描いて考えてみて。」
それだけ言いました。
「わかった!」
と、その子は〇を5個描き、 | を描いて、また〇を5個描きました。
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
そして、その10個のまとまりを、3つ描きました。
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
これで〇が30個あります。
「どう?割れる?」
………………( ゚Д゚)!!!!!
割れるーーーーーーー!!!!!
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
〇〇〇〇〇 | 〇〇〇〇〇
何となく5で分けていた | の線で、絵を見れば一発で30は2つに割れることを発見したのです。
「30って15と15に割れるんや!へー!」
実際の作品がこちら。
30÷2=15
計算したらすぐに分かること。
どんぐりの問題は、わざわざ絵に描いて考えるなんて、遠回りな学習だなぁと思う。
でも、やり方だけ習うような学習だったら、こんな「自分で気づく」喜びはなかったハズです。
そのあと、この子は「70は割れるのか」と気になってしまい(笑)
いろんなやり方を試しながら「35や!70は35と35や!」と興奮していました。
きっと割り算を習ったとき「こんな方法があったとは…」と感動することでしょう(笑)
遠回りかもしれないけど、「自分で」気づく喜びをここでたくさん経験していってね!
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:15(残席1名)
10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
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https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。