こんにちは。どんぐりせんせいです。
先日、ある保護者さんに「どんぐりに入れてよかったよ~」と言っていただきました。
どんなところがよかったかを聞いてみますと、「どんぐりに行きだしてから、娘の自己肯定感が上がってる!」と…
う…うれしすぎる…( ノД`)
週に一度、どんぐり倶楽部の問題を教室で解いていくだけで自己肯定感が上がる。
それは、どういうことなんだろう??
先週の教室で、もしかして、こういうことなのかなと感じたことがありました。
ある小1の女の子がこんな問題を解きました。
「みずいろのえのぐを 1本使うのに 画用紙を 6枚使います。
きょうは、みずいろのえのぐを4本も 使っていいそうです。
みずいろのえのぐを みんな使ってしまったとき、 何枚の画用紙を
使うことになるでしょうか。」
最初出した答えは「6枚」。
絵の具1本で6枚だから、2本なら12枚、3本なら18枚…と自分で発展させて考えなければなりませんが、問題文に出てきた数字だけを聞いて答えを出した、という感じでした。
教室ではその答えが正解でも、不正解でも、「どうやってその答えをだしたか」を必ず説明してもらいます。
「どうやってこの答えになったのかな?」
彼女は黙りました。
答えの説明ができません。
「じゃあ、席に戻ってどうやってこの答えになったかを説明できるようになったら、また持っておいで^^
もし、考えてる間に違うなと思ったら描きなおしてもいいからね。」
そう伝え、席に戻りしました。
「えぇ~~~~~~~」というような彼女。
まず最初にしたことはお菓子を食べること♪(こんなときこそお菓子タイムだね♡)
そして周りをキョロキョロ見渡したり、また絵を眺めたり…
そして絵を描きなおし始めました。
出した答えは29枚。
そして小さな声で説明してくれました。
「1本が6枚で…2本目で6枚増えて、3本でまた増えて…」
そう!そうだね!
「よく気づいたね!その考え方で合ってるから、本当に29枚かもう一度考えてごらん!」
そして出した答え。
24枚!
解けた!という晴れやかな表情で見せてくれました♪
どんぐりの問題は間違えても、答えが出なくてもいい。
答えはおまけ。
大事なのはどういう考えでその問題を解き、その考えをだれが見ても分かるように絵で描き、説明できること。
自分の考えを人に伝えるのは難しいことです。
特に小学生、特に女の子は「恥ずかしい!」という気持ちの方が先に出ます。
なので、「説明してみて」と言われることを、プレッシャーに感じているだろうなとも思います。
でも、「間違えてもいいよ」という言葉や、その子のタイミングをちゃんと待ってあげることで、恥ずかしがりやの子も少しずつ言えるようになります。
だれに助けてもらったわけでもなく、自分の力で考え抜いたこと。
そして、それを人に説明できること。
教室で積み重ねていることが、子どもたちの自信につながり、先に述べたような「自己肯定感」につながっているのかなと思います。
そんなことに気づいた、とても嬉しい日のことでした♪
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:15(残席1名)
10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。