こんにちは。どんぐりせんせいです。
先日、こんな記事を書きました。
どんぐり倶楽部を始めて一年経った息子 - どんぐり倶楽部を大分で
今日はその、どんぐり息子の母として、この一年間を振り返りたいと思います。
この一年の変化を簡単に言うと、どんぐり倶楽部に出会ったことで子育てがとても楽になりました。
どんぐりの問題を解くときは「ゆっくり、じっくり、丁寧に」という言葉を大事にしています。
早く解こう!とタイムを競ったり、
たくさん解こう!と大量に問題を解いたりすることはありません。
たった1問を自分の力だけで、自分のペースで、じっくり絵に描いて考えて、丁寧に解く。
それだけです。
それだけですが、その「自分の力だけで考える」というのがやはり難しい!!
でも、実は簡単なのです。
その秘訣は…「日常をゆったりと、その子がやりたいように過ごすこと」!
※だからって、ゲームさせっぱなしはダメです。できれば極力、外で遊ぼう!
学校はとにかく時間!時間!時間!
給食は何分まで!話してる時間はないよ!
連絡帳は3分で書いて!
絵の具の色塗りは15分だけ!それで終わらせてね!
と時間に追い立てられ…
家では毎日のように習い事があり、
習い事に行く時間までに宿題を早く終わらせなさーい!と急かされたり、
または、習い事で遅く帰ってきて、そのあと宿題!はい、ご飯!お風呂早くはいんなさい!明日の準備は!?と急かされる。
いつも、時間、時間、早く、早く!と追い立てられる子どもたち。
そういうスピードの中で生かされている子どもたちに、果たして「自分で考えてみよう」という気持ちは生まれるのでしょうか。
なーんて
偉そうなこと書きましたが、
これ、どんぐり倶楽部を知る前の私のことです( *´艸`)オホホ…はずかし…
習い事は毎日ではなく2つだったし、1つは日曜日だったので、平日の放課後にそれほど時間に追われるというわけではありませんでしたが、
「早く!」というのは、私の口癖でした。
宿題も早く終わらせてほしかったし(弟たちが邪魔して進まないから!)、計算カードだって早くできたほうがいいとも思っていました。
なんなら、小学生になって早く仲のいい友達ができるといいなとか、なんでも「早くできるほうがいい」と思っていた気がします。
そんな生活を強いられている我が子が、どんぐりのときだけ「ゆっくり考えてね♡」なんて言われても、無理な話です。
きっと私の「早く!」が、子どもの「自分で考えるタイミング」を奪っていたんだなと大反省です。
どんぐりを知ってからはその生活を改めゆったりと過ごすことを心がけ、息子の希望もあり、習い事は2つともやめました。
放課後の彼は、暇人です。(きっとこんな子は最近めずらしいのだろう)
でも、やりたいことに満ち溢れています✨
今日は外に遊びに行く!虫の写真撮ってくる!今日は工作する!疲れた日はぼーーーっとする。
どんぐり問題も週に一度、教室で楽しんでいます♪
するとなぜか…
私も怒る回数が激減しました。
(たまーにめっちゃ怒るけど。まぁそういう日もあるよね。)
「早く!」って言ってるときって、基本的に怒ってますよね。
それが減ったというのもあるけど、「早くできてほしい」という気持ちから来る、「こうあってほしい」とか「もっとこうだったらいいのに」という気持ちを手放すことができた、というのも大きな理由だったなと思います。
以前、こんなことも書いていました→100コのできるより、1コの好き! - どんぐり倶楽部を大分で
いろんなストレスから解放され、自分が自分であることを存分に楽しんでいる息子を見ると、それ以上望むことはない!と思うのです。
(いや、内心たまに、もうちょっとこうしたらいいのにな…と思うときはあるけども、いやいやそうではないと思い直す。)
いろんな気持ちを手放して、「どんぐりでいこう!」と自分の中の軸が決まったことで、私は子育てが楽になり、そしたら子どもも変わっていった!という、一年でした。
そんな視点が、今の「どんぐりせんせい」としての活動にも大いに役に立っています。
これからも、子どもたちはもちろん、お父さんお母さんたちの気持ちに寄り添える「どんぐりせんせい」でありたいと思います。
長々と書いてしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:15(満席)
10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。