こんにちは。どんぐりせんせいです。
先日、2歳の三男と共に庭でイラガという毛虫に刺されました(>_<)
今年は毛虫が少ないね~なんて話していた矢先のこと。
びっくりするくらい痛かったです(T_T)
皆さま、ご注意を!!
さて、教室のお話。
ある3年生の子が、倍の問題に苦戦していました。
それもそのはず。
その子が今まで解いてきたことのある倍の問題というのは、2年生の掛け算のときに「倍の概念」を学び、解いてきた問題も
「4mの4倍は何mですか」ぐらいのもの。
それがどんぐりだとこうなります。
「今日は満開の桜の下で、お花見です。御馳走は超長うまか棒と超長まずか棒の柔煮です。超長うまか棒は超長まずか棒の3倍の長さがあります。みんなで午前中にうまか棒とまずか棒を丁度半分ずつ食べたところ、残りの長さをあわせると200cmでした。では、超長うまか棒はもともと何cmだったのでしょうか。」
これを3年生がヒントなし、解き方なしで、自分の力だけで解くのです。
きっと、どんぐりせんせいが鬼に見えたことでしょう(笑)
というのも、その子はこれまでに同じ設定の数が違う倍の問題を2回解いて、2回とも解けなかったのです。
1度目は全く手が出ず。
2度目はどう考えても出来なくて、みんなに見られないように涙目になっていました。
なので、3度目の今回。
「またこれか~~~~」とテンションだだ下がりだったので、
「倍の絵をちゃんと描いてごらん。自分の描いた絵が、ちゃんと倍になってるか、描いたら確認してね。」
とだけ言いました。
そして、持ってきた絵は…
黒いのが超長まずか棒。
その三つ分の黄色いのが超長うまか棒。
ちゃんと倍の絵が描けています。
よしよし、いい調子!
それから解き進めた結果。
おおーーーーー!
解けてる!!!!!!!
残り半分も合わせて200cmという理解もできているし、超長まずか棒は50cmで、その3倍の150cmが超長うまか棒✨
marvelous!!
その出来具合に感動した私は、興奮気味に
「これ、どうやって考えたん!!?」と聞くと、
「う~ん。50と150でキリがよくって♪」
ズコッ!!!!
キリ…キリの良さ…わからんでもないけどね(; ・`д・´)
「じゃあ、一回自分が描いた絵を一つ一つ見直してみて。これはどういう絵だったかなって。それで、この50cmと150cmで合っているのか確認してみて。違うと思ったら、また描きなおしていいからね。」
その子は席について静かに絵を見つめました。すると…
「え!!!?先生!これ!3倍になっとんやん!適当に描いたけど、当たっとんやん!そういうことか!」
テキトウ…(-.-)
それが適当でも、たまたまラッキーだとしても(笑)、ちゃんとそのことに気づいたことが大きな前進。
ちゃんと絵にしていくことで、答えが見えたね^^
そして答えにたどり着けました♪
「解けたーーーーーーー!!!!!」と大喜びの生徒さん^^
自信に満ち溢れたキラッキラの笑顔でした✨
解けない時、途方に暮れて泣いている時、本当はすごく手を差し伸べたい。
心が苦しくなる。
でも、そこで教えてしまったら、こんなキラキラの笑顔は見れなかった。
よく頑張ったね!これからも見守ってるよ^^
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:15(満席)
10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。