1問に1時間かける。
こんにちは。どんぐりせんせいです。
前回こんな記事をかきました。
どんぐり問題を解くときに大事な2つのこと。 - どんぐり倶楽部を大分で
どんぐり問題を解くときに大事なこと。
①どんなことでも、ちゃんと絵にする。そして、絵で考える。
②お菓子を食べながら解く!お菓子は絶対必要!
今日はその①について…
絵に描いて考えられていた子も、問題がちょっと難しくなったり、今まで解いたことのないような問題になると、なんとなくいろいろと計算してみたり、言葉の説明をたくさん書きこんだり。
特に、どんぐりを始める学年が上がるほどその傾向にあると思います。
その日来てくれたある女の子も、問題文の一文にある
「きのうの おはなみより きょうの おはなみに きている おばけは 6にんも おおくて 13にんです。」
を絵にしたとき、たくさんの説明が書きこまれていました。
彼女なりにたくさん考えたと思います。
その考えが間違えていてもいいのです。
どんぐりの問題は、間違えてもOK!今できなくてもいい!答えは「おまけ」です。
でも、大事なのは、その考えが絵で表されているか、ということ。
彼女はその考えを言葉で描いていたので、「その考えを絵に描いてきてほしい!言葉じゃなくて絵ね!」と伝えました。
そして描きなおしたものは絵にはできていましたが、まだまだ言葉の説明を書いていたので、もう一度描きなおしてもらいました。
そして3度目にしてちゃんと絵にできました!
どんぐりせんせい、うれしさのあまり、彼女と二人っきりなら泣いてるところでした( *´艸`)
でも、絵に描いたら彼女はちゃんと分かったのです…
その考えが正しくない、ということが。
「あ、そうか!」と呟き、急いで描き上げました。そして…
今日は全部で13人で、それは昨日より6人多いから、13人から6人減らしたところまでが昨日と同じ数。
ちゃんと描き上げられました✨よく頑張ったねぇ…
考えを絵に描くってこういうことなんだよ。
絵に描けたら、自分の考え方が間違ってるってことにも気づけたし、絵で見ることでちゃんと正解にたどりつけた。それも自分の力で!!
照れ笑いする彼女に、こう力説する私。
「とにかくきょうはすごい日だったから、それだけ覚えといてね!!」
「は~い♡」
この1問だけで1時間かかりました。
たった1問だけど、すごく意味のある1問でした。
たくさん問題を解くことが大事なのではなく、1問を深く理解し、自分のものにする。
その過程を、ゆっくり、じっくり、丁寧に、これからも味わっていってね。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:15(満席)
10:45~12:00(満席)
(10:15~10:45分まではゲームタイム!参加は自由です♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 4,500円 (兄弟割引 一人4,000円)
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
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https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。