のんびり学習まるっと

大分市内でどんぐり倶楽部と英語の教室を開いています。

出川イングリッシュ。

こんにちは。どんぐりせんせいです。

 

最近、様々な学校の「先生」のお話を聞く機会がありまして、「先生」という職業について考えています。

 

 

私が今までに出会えた先生で、すごく影響を受けたのは高校の英語科の先生たちです。

 

私はとある高校の国際コースというコースに在籍していて、1日の授業の半分は英語という環境で3年間過ごしました。

 

先生方も個性的で、

体育祭のとき、生徒が座る席の後ろに足組んで座って、英字新聞読んでるかっちょいー先生とか、

突然教室にモモンガを連れてくるような先生とか、

ご両親の介護の真っただ中で、英語の授業なのに、高校生に介護の大変さを延々と語り、最後に「介護は腰が命」とでかでかと黒板に書いて終わるという先生とか(笑)

 

 

授業は本当に大変だったけど、こういう先生方のおかげで授業が楽しかったし、多感な時期にすごくいい影響をうけたなぁと思います。

 

 

そんな高校で、そのときの私の同級生が今、英語科の先生をしています。

 

夏に再会したとき、彼女は言いました。

 

「私、授業で『出川イングリッシュ』とりいれてる。と。

 

出川イングリッシュをご存じですか?

 

芸人の出川哲朗さんが、「世界の果てまでイッテQ」という番組で、海外に行って番組から「○○に行って~をしてくる」というお題を受け、そこへの行き方などをすべて自分で英語で尋ねてまわり、目的を達成するというコーナーです。

 

そこで出川さんが使うはちゃめちゃな英語が、『出川イングリッシュ』と呼ばれているのです。

 

 

「私、『出川イングリッシュ』を心から尊敬してる。」と彼女は言います。

 

 

語学って文法とか間違いとか気にせず、まずは自分の知ってる単語をなんでも使って「伝えよう」とする気持ちが本当に大事!出川さんほんとにすごい!

だから、高校生にも授業で、簡単な単語を割り振ってその単語をなんとか自分の知ってる英語で伝えるっていうゲームを取り入れてる。

というのです。

 

 

この授業…受けたい!!

授業で『出川イングリッシュ』する先生なんて最高!!

 

と素直に思いました。

 

 

勉強に熱心なクラスもあれば、スポーツ一筋で勉強は全然というクラスもあるなかで、それでも淡々と教科書を追いかけていくような授業じゃなく、英語の楽しさとか、こういうことが本当は大事なんだよっていう姿勢を生徒に伝えてくれる先生に、果たしてどれだけの生徒が出会えるんだろう。

 

私の高校時代の先生が最高であったように、友もまた、最高の先生になっていました。

 

 

「でもさ、ジェスチャーとか、物まねナシよ言ってるのにさ、”cat" っていう単語どうやって伝えたのって聞いたら、”ミャーオミャーオ”(物まね付き)って言うの(笑)」

 

高校男子が授業中にミャオミャオいってるとか…( ;∀;)

 

 

きっとこの子たちは英語の内容は覚えていなくても(笑)、こんなことで授業中笑ったとか、こんな先生楽しかった!っていう記憶はきっと残ってて、

もしかしたら中にはこの授業がきっかけで英語って楽しいな、もうちょっとやってみようかなと思う子もいるかもしれない。

 

そして、社会人になって英語を使う場面に出くわしたとき、あの先生が伝えようとしてた大事なことっていうのはこういうことだったんだな、と分かるときが来るはず。

 

そんな先生に出会える子どもたちは本当に幸せだ。

 

 

子どもたちにとって、先生の影響って本当に大きい。

どんな先生に出会えるかで、その後の人生も大きく変わることもある。

 

私もどんぐりせんせいと呼んでもらって、もうすぐ一年。

縁あって出会えた子どもたちに何ができるか、これからもずっと考えていこう。

 

 

【教室のご案内】

        

考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」

  • 場所   大分市賀来新川公民館
  • 時間   9:00~10:30

         10:35~12:05

  • 月謝   4,500円 

  • 連絡先  donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)       ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
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☆通信添削コースのご案内はこちら→

https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16

※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。

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