こんにちは。どんぐりさんです。
お休みの今日、旦那さんと子どもたちがお出かけしている間、大好きなハナレグミを聞きながら、ご機嫌に家事をこなしておりました。
その1曲のある歌詞に、ふと家事する手が止まりました。
” ハンキーパンキー 遊ぼうよ
誰も君を奪えやしないんだよ
ハンキーパンキー 出ておいで
誰かのためなんて生きれないよ
ハンキーパンキー 遊ぼうよ
答えは一つだけじゃないんだよ
ハンキーパンキー 楽しいと
素直に言えるだけでいいんだよ "
(ハンキーパンキー(hanky-panky)っていうのはごまかし、インチキみたいな意味です。)
なぜこの歌詞に手が止まったかというと、これって子どもたちに伝えたいことだなぁと思ったからです。
私が教室を開く根っこにある思いは、
子どもたちが自分の人生を自分のものにして、
自分の生きたいように生きて、
いろいろあるけど、生きていくのは楽しい!
そう思えるような人生を子どもたちに歩んでほしい、という思いです。
そのために、人生に何が起こっても自分で考えて判断できる思考力や、
分からない事も試行錯誤して乗り越えてきた経験や自信、
間違えても「じゃあ次はこうしてみようかな」と思える心を
子どものときに身につけてほしいなと思っています。
「どんぐり倶楽部」の問題にはそれらがすべて詰まっていて、だからどんぐりの教室を開いています。
教室に通って一年経った女の子と、もうすぐ一年になる女の子がいます。
一人は先週、こんな問題を解きました。
『カタツムリのマイマイが子供を産むことにしました。今日はガンバって3分毎に2匹ずつ産みます。午前11時56分から産みはじめると、丁度100匹産むには何時何分までガンバればいいでしょうか。』
彼女が解いた作品がこちら✨
1時間ちかく時間をかけて、2匹産んだら3分経つという過程をすべて絵に描いてくれました。
ところどころ数え間違いもあったけど、それでもこんなに細かく全てを絵にしてくれる彼女の頑張りを、私は尊敬しています。
でも、彼女は「頑張った」という感じはなく、時々関係ない話もしてケラケラ笑いながら、穏やかに解いてくれていました。
その姿が見ていて本当にいいなぁ~と感じました。
そして、もう一人の女の子。
入会当初はなかなか自分で考えが進められず、
文の意味もよく分からないことが多く、
お母さんも心配されていました。
でも少しずつ、少しずつ絵に描けるようになり、
少しずつ少しずつ自分で考えが進められるようになり、
その姿にお母さんも『この子を信じて見守る。何も言わない。』と心に決めてくれたようです。
彼女が解いた問題がこちら。
『バッタのパタパタは、お誕生日にずっと欲しかったジェットエンジン付きのスケートボードをっ博士に作ってもらいました。このスケボーは一回の燃料補給で8歩分進めます。では、48歩分先の学校に行くには走りだしてから何回の燃料補給が必要でしょうか。出発前は一回分の燃料が入っていることにします。』
楽しそうな絵で、彼女がこの問題を楽しく解いてくれたのがよく分かる。
8歩進んだら燃料補給とい考えもよく描けてる。
一年でここまで変わるんだなぁ…と感動した作品です。
彼女はいつも「もっと解きたい!!」と言ってくれます。
その気持ちが本当に嬉しいです^^
どんぐりで育んだ思考力や、失敗しても「じゃあこうしてみようかな」という前向きな気持ちが、子どもたちの人生を支え、親のためでも誰のためでもない、自分のための人生を自分の力で歩めますように。
そんな思いを込めて、教室を開いています。
ついでに載せちゃおー( *´艸`)
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。