こんにちは。のんびり学習「まるっと」どんぐりさんです。
我が家には子どもが3人いるのですが、3人目が今年ようやく幼稚園に入園しました。
つまり…やっと一人時間が持てるようになったのです!( ノД`)ヨッシャー
我が家は夫婦共に実家が遠く、子育てを頼れるような環境ではなかったので、この一人時間を持てるようになれるまで9年かかりました。
9年もいつも子どもと一緒だったので、突然一人になったら寂しくなったり、落ち着かないのかなと思っていたのですが…
秒で慣れました。秒で。
でも、いつかあの四六時中一緒にいた時間も恋しくなるのですかね~。
さて、タイトルにしたちょっと刺激的なこの言葉。
「ぼくたちって、ゆとり教育の犠牲者なんでしょ?」
これは昔ある中3生に言われた言葉です。
その子たちの年代はちょうど小学校入学と同時に学校の授業時間が削減され、次第に履修内容も3割削減となったのですが、何年かしてそのゆとり教育の見直しが始まり、その子たちが中学校を卒業した翌年から新たに新学習指導要領の移行が始まり、履修内容が戻されたり、前倒しが徐々にはじまるということになった時期です。
つまり、その子たちの年代が最後の「がっつりゆとり世代」だったのです。
子どもたちに詰め込み教育はよくない、心にゆとりをなどと言って学習内容が削減されたのに、国際的な調査で子どもたちの「読解力」や「数学的リテラシー」が低下していることを指摘されたことで、また方向転換した国の教育。
そういう状況で学校の先生に「君たちはゆとり教育の犠牲者なんだ。」と言われたそう。
その時の先生がどんな意味でこの言葉をいったのか、その前後にどんな話があったのかは分かりませんが、大人が、しかも教育をする立場の者がこんなことを子どもに言うなよと、ムカッとしたことを覚えています(笑)。
今の新型コロナの影響で教育が大きく揺さぶられている状況を見ていて、私はいつも生徒から言われたこの言葉を思い出します。
9月入学は見送りに、むしろ子どもの入学時期を早めるべきでは、今年度の大学入試はどうするのか、この休校中の学習内容を履修するために小学生の一部の授業を7時間に、などなど様々な議論がされていて、今の子たちの教育はまた大きく変わるのでしょう。
私は、教育の目的は、経済的にも精神的にも自立して、その子が自分の人生を楽しめることだと思っています。
そのためにどんな教育が必要か考えます。
どんぐりの子たちを見ていると、ある程度の学年になって考え方や解き方を教えてもらえばすぐに解けそうな問題を、まだその学年に達してはいなくても、自分でこうかな、ああかなと手を動かして自分で考えて、1問終えるのに1時間もかかって、その問題を体感しながら解いていて、その姿に「この子たちはきっとたくましくなるなぁ。」と明るい未来を感じます。
先週は思うところがあって、みんなの解く姿にちょっとウルウルきていました。
これからどんな風に教育が変わるのかは分からないけど、この子たちが何年かして「僕たちはあの時の教育の犠牲者なんだ」なんて絶対に思って欲しくない。
こどもは未来。
みんなは自分の力で考えて、試行錯誤の中で失敗しながら学んで、これからたくましく
生きていくんだ。
みんなが自分の人生を楽しめますように。
そのサポートを、どんぐりさんはしていくよ。
【教室のご案内】
のんびり学習まるっと
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講決定!
15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
まだまだ空席ございます♪
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。