買ったばかりの白いTシャツに、派手にアイスコーヒーをこぼしました。
こんにちは。
のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。
(白いシャツが世界地図みたいになっとります。)
先日の3連休最後の朝。
午前中ははさみでチョキチョキ、のりでペタペタ作業をしていました。
作っているものは小3長男の「学校版お宝帳」!
どんぐりでは間違えた問題・解けなかった問題は宝物にして取っておきます。
それを「分からん帳」とか、「お宝帳」と呼ぶのですが、その学校バージョンを作っているのです。
学校で間違えたテストやプリントの問題。
それをひたすらノートに切り貼りして、後日ゆっくり解きなおすという、世界に一つしかない自分だけの問題集です✨
教科別にそれぞれ作って、表紙に教科名を書いていると、長男がやってきたので算数の表紙を好きに書いてって言うと…
分かります…?
「さんすうすかんよ!!」って(笑)
長男、心の叫び~( ;∀;)
表紙にそれ書くんかぃ!と。
そう。長男は最近算数が好かんのです。
何が好かんのかというと、「計算問題をたくさん書いたり、たくさん解くのがめんどくさい。」らしいです。
ひっ算やら、あまりのある計算(暗算)で何回も「あまり」と書かないといけないとか。
算数の理解は問題ないのですが、とにかく計算の量にやられているようです。
この時期になると算数のお悩み事を聞くことが多くなります。
1年生は計算カード。
1回やるのに30分以上かかるのですがどうすれば…とか、ゆっくりやらせたいのに、学校がタイムを競わせるから早くすることばかりに意識がいくなどなど。
2年生は掛け算カードに苦しみ(我が家も去年は…涙)、3年生は割り算。
それぞれ引っかかるところや苦手な部分は違いますが、算数はつみあげていく教科なので、一度苦手意識を持つとなかなか立て直すのが難しい教科だなと思います。
ただ、算数にしろ他の教科にしろ、学習において大事なのはテストで100点を取ることではなく、自分はどこが分からなくて、また、どういう間違いをいつもしているかなどを客観的に見て、じゃあどうしたらいいかを考え、取り組んでいくことではないでしょうか。
私は、小・中・高校生と塾で教えてきたのですが、高校生になっても勉強の仕方が下手な子ってたくさんいたんですよね。
受験生の女の子は参考書を一生懸命ノートにまとめて、とても見やすいきれいなノートを作っていて、「これ夜中の2時まで頑張りました~」と言ってるんだけど、じゃあ説明してと言うと何にも頭に入ってないとか。
一方、男の子は予備校の通信講座を受けまくって毎日何時間も塾にいるんだけど、講座を受けることに必死で、演習にかける時間がなかったり、講座の内容を自分で理解してものにするところまでいけてなかったり。
でも、もちろんそうじゃない子もいるのです。
何が違うのだろうと考えたとき、やはり自分で「考えて」勉強してきている子たちは、勉強の仕方も効率的で無駄がない。
こちらがいろいろ言わなくても、自分の苦手なところ・それを克服するためにはどんな勉強をしたらいいのかがしっかり分かっている。
自習室の取り組み、時間の使い方、講師の使い方もすごくいい。
塾講師時代にいろんな子を見てきたので、我が子にも、教室の子どもたちにも、「勉強の仕方が上手」な子になってほしいなぁと思います。
それが自分自身を俯瞰し、何が大切で、何が必要で、何を取捨選択しなければならないのかを考えられることにつながればいいな。
その一歩目がこの「学校版お宝帳」。
自分の苦手な部分を把握し、解きなおしたり、調べなおしたり。
自分の勉強はまずは自分で考える!
そんなノートを今月末、教室のみんなとつくります。
今からとても楽しみ♪
子どもたちの力となれますように^^