こんにちは。
のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。
教室では毎回最初に絵本を読みます。
特に小学生のクラスでは絵を見せずにお話を聞きながらそのお話を想像してもらっています。
子どもたちのリクエストにより、今「おばけ話」を読んでいます。
前回「ふるでらの三味線弾き」というお話を読むと、これが結構怖かったようで、表情からしてその気持ちが読み取れたので、読んでる私もテンションが上がり、稲川淳二ばりの演技で迫真の読みかかせをしました(自己満)。
読み終えると固まっている子どもたち。
その反応を見て「よっしゃ!」と思った私。
でも、朝の9時から読む話じゃなかったなーと後で反省しました。おほほ。
(そういや昔、男性から「君の眼力は稲川淳二ばりだね」と言われたことあったな。怖いなー怖いなー。)
さて、こんな稲川淳二似の私ですが、教室のせんせいとしてお子さんの相談やお母さんの子育てのお悩みを伺う機会が時々あります。
どんぐりやお勉強に関してはアドバイスいたしますが、子育てなどの様々なお悩みに関してはアドバイスできる程できた人間ではありません。
だから「一緒に考えましょう」というスタンスで、一緒に悩み考えます。
どんぐりをされている保護者さんはみなさん真面目な方ばかりです。
子どもたちのこれからのことを一生懸命考え、時に悩み、「うまくやれない」と落ち込むこともあると思います。
のんびり学習まるっとの「どんぐりタイム」には通学コースと通信添削コースがあり、通信添削コースでは添削と同時にたくさんのお悩みも寄せられます。
おうちどんぐりの難しいところは
・ついつい教えちゃう、絵に口出ししてしまう。
・「できなくていい」と分かっているけど「分かってほしい」と思っちゃう。
・たくさんやらせてしまう
・難しい問題ばかりやらせちゃう
などなど、「できるようにしよう」と保護者さんの力が入ってしまうところにあると思います。
時には「自分がちゃんとどんぐりをさせないと子どもの将来が…」とご自身を追い詰めてしまう方もいらっしゃって、気軽にどんぐりのことを相談できないことも、おうちどんぐりの難しいところだなぁと思います。
でも、この「できるようにしよう」という親の思いは誰にでもあると思います。
子どもが困らないように、恥ずかしくないように、周りについていけるようにという「子を思う気持ち」という場合もあれば、親の単なる自己満足という場合もあります。(私の稲川淳二的読み聞かせとか?)
いろんな方のお話を聞いて思うのですが、
お母さん。そしてお父さん。
お子さんに一生懸命になりすぎてはいけません。
一生懸命になりすぎるあまり、自分のこともお子さんの気持ちも見えなくなって、結果自分もお子さんもしんどい思いをされている、そんな状況を何度も見てきましたし、私自身も経験しています。
昔、あまりにも縄跳びが得意じゃない息子たちを見て「縄跳び大会もあるのにこのままじゃ全然飛べないよ!毎日練習しよう!」と一人張り切った時があるんです。
息子たちは全っ然乗り気じゃない!(*‘∀‘)
ちなみに私も縄跳び苦手(笑)。
それでも子どもたちには「できるようにしよう。できたほうがいい。」と思っちゃうんですね。
いかんですねー。
よく「自分は英語苦手だから子どもにはできるようになってほしい」と親御さんが英語教育を頑張らせちゃうと似ていますね。
でも、それも「親心」なのです。
子どもが将来困らないように。周りについていけるように…
そんな気持ちは私にもないわけじゃありません。
そういう時は子どもが楽しめるように、好きになって自分から「やりたい」と思わせられるような環境をつくってあげるのが親の役目なのに、
ノルマにしてしまったり、何かを我慢させて取り組ませたり、子どもたちの気持ちを無視して一生懸命になりすぎるのが問題だなぁと思います。
そういう時に「あーやっちゃった。」と思い、
「ゆるーくゆるーく。もっと手放そう。」
と自分に言い聞かせています。
(そしてそんなだから縄跳び練習なんて続かなかったさ笑)
どんぐりも一生懸命になりすぎず、「どんぐり楽しいね~」ぐらいにゆるーく続けられる環境が1番です。
特に、おうちどんぐりの方は周りに仲間がいなかったり、相談できる人がいない場合もあると思います。
全国にはオンラインでされているどんぐりせんせいや、通信添削をされているせんせいも実は調べるとたくさんいらっしゃいます。
一人で悩まないで、もっとそういったサポートを頼って「楽しく」どんぐりを続けてください。
当教室でも、稲川淳二似の私がいつでもご連絡をお待ちしております^^
(えっ?嫌?)
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