こんにちは。のんびり学習まるっとです。
先日、4歳の三男を抱っこしていると「はぁ~おかあしゃんのにおいがする~♡」と言うので、かわいいやないかぁ!と「どんなにおい?」と聞くと、
「うーーーん、茶色いにおい♡」
…ちゃい…( ゚Д゚)
気を取り直して!
今日はのんびり学習まるっとの「BBえいごタイム」の近況を書きます♪
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ありがたいことに4月から教室やお友達も増え、どのクラスも毎回大盛り上がりでレッスンしております。
学年も1年生から5年生までまぜこぜ。
英語歴も様々ですが、初めての子は新しい気持ちでレッスンを受けてくれるので既存生にいい刺激になっていて、初めての子が分からないときにはわかる子が先生代わりになって発言してくれるので、その子自身の成長にもつながります。
BBえいごタイムの基本は「遊ぶ」。
BBカードを使ってとことん遊ぶのです。
テキストはありません。
「遊び」だから様々な学年が一緒になってレッスンできます。
先週BBカードの1枚でこんなやり取りがありました。
Willy doesn't want to get wet.
(ウィリーは濡れたくない!)というカードです。
私「Who doesn't want to get wet?(濡れたくないのは誰?)」
「ウィリー!」
「でも、先生これウィリー濡れるやん!」
と言い、一堂ウィリーポーズを始める。みんなおしりつきだして笑
するとHちゃんが言うのです。
「じゃあさ、私は濡れるの好きやけん、私は濡れたいだったらどう言う?」
私「お!いいね!じゃあみんなでHちゃんは濡れたいって言ってみようか。」
「Hchan…wants to get wet!」
ここでdoen'tがなくなりwantがwantsになるわけですが、否定文だからとか肯定文だからとか、難しいことは言いません。
「あれ?doesn'tなくなったな?なんかwantじゃなかったぞ?」
そんな疑問が残ればOK。
たくさん言い換えをして口を慣らして、いつか中学生で文法を習ったときに「なーんだそういうことか。」と理解してもらえればいいのです。
特に小学生はあまり説明が長くなったり、少しでも難しいと感じてしまうとそこで思考が止まってしまいます。
とにかく今はたくさん発話して口を慣らす!英語の語感を鍛える!
(ちなみにHちゃん、このレッスンの後、雨の中傘をささず嬉しそうに濡れて帰りました。ウィリーと一緒だ~!と言いながら。かわいいのぉ。)
他のクラスではこの一文を元に、「年をとりたくない」とか「きれいになりたい」とか様々な英語の言い換えをしました。
私が「I want to get beautiful.(きれいになりたい!)」というと、ある女の子は「もうなってんじゃん!」って言ってくれてよ( *´艸`)
おほ♡いつかアイス奢ったる♡
茶色い匂いするらしいけど、ごめんやで♡
(このやり取りしている間の他の男子4名の白い目ぇといったらよ。)
思えばこの「get + 形容詞」、私は高校生の時に習ったような。
それぐらいの文法レベルの英文を様々に言い換えながら遊んでいます。
実はすごくレベルの高いことをやっているですが、すべて「遊び」の中で行うので、できなければならないというプレッシャーもありません。
「遊び」だと子供たちはどんどん吸収して、自由に発想してくれるんですね。
4月に入ってきたある子は「英語が苦手だ」と言って入ってきました。
なぜ苦手なのかと聞くと、
「小3でローマ字を習ったとき、自分は全然できなくて、アルファベットが覚えられなかったから英語が嫌いになった。」
と言うのです。
ローマ字でつまずいて英語嫌いになる子は実は結構います。
アルファベットが覚えられないというだけで嫌いになっちゃうなんて、英語の先生としては本当に悲しい。
その子が通って2か月も経たない今、こう言うのです。
「ここに来てすごく英語が楽しくなったし、好きになった。学校の英語の授業もどんどん発表しようって思えるようになった。でもたくさん間違えるけどね。間違えるけど、もう怖くない!」
これを聞いたとき、あまりの感動にしばらく手が止まっちゃて。
嬉しすぎて。
「間違えても怖くない」って、そんな風に思ってくれることがたまらなく嬉しいのです。
気持ちを言葉にして伝えてくれるこの子のこともすごく尊敬できます。
子供たちがこんな気持ちをもって教室に来てくれていることを私は忘れてはならないなと改めて感じた一日でした。
新しく来てくれた子が「英語楽しい!」と思えるように、
ずっと来てくれている子がさらに英語力を伸ばせるように、
今日も一人一人をしっかり見ながらレッスンに励みます。
こんな教室にご興味がありましたら、下記ご案内からお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございました。
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