こんにちは。
のんびり学習まるっとです。
我が家がどんぐりを始めたのが長男小1の6月。
それから毎年6月には我が家のどんぐりの記録を残していたのですが…今年は気が付けばもう7月( ゚Д゚)
まぁいいか。
今の我が家のどんぐりを残しておきます!
・長男(小5)
この子と歩んできたどんぐり。
長男がいなければ、どんぐりに出合うこともなかったかもしれません。
紆余曲折ありましたが、5年目の今「あぁ…この子見えているなぁ」と実感することが多くなったような気がします。
それはどんぐりで、学校のお勉強で、日常生活で、どんぐりで育んできた「視考力=思考力」を側で感じます。
どんぐりっ子は「あと伸びする」なんて言いますが、本当だなと思います。
そんな彼も、どんぐりが今お宝にならないかと言われるとそうでもありません。
先日お宝になった問題がこちら。
4MX61
「100円のかごに80円のももと60円のりんごを、あわせて15個つめて、1200円にしようと思います。ももとりんごを、それぞれ何個つめればいいでしょうか。」
1回目は「あぁ~~~????」と嘆きながら解き、答えが出ずお宝になりました。
翌週「ちょっと考え方を思いついたからもう一度解いてみたい」というので解きなおしましたが、不正解。再びお宝に。
それから1か月後、学校から帰ってくるなりこう言うのです。
「お母さん!あの問題を学校で解いてきた!」
えぇ!?
突然考えが思いついた!?
自由帳の、なぜか裏表紙に解かれたこの問題。
しかも正解している。
どうやって思いついたの?と聞くと、
「学校の図書館でコナンの算数ミステリーの本を借りて読みよったらな、
そこに『つるかめ算』っていうのが出てきて、その問題がどんぐりの問題に似てたから、これなら解けるんやないかなーと思ってやってみた!」
名探偵の登場かよ( ゚Д゚)
つるかめ算ってご存じですか?
学校では扱わない、中学受験で出題される特殊算の一つです。
【中学受験】鶴亀算とは?解き方やわかりやすい教え方・小学生におすすめの問題集も紹介 | 学び通信 (manabitimes.jp)
どんぐり5年目にしてまさかコナンに教えてもらうとは…バーロォ(←コナンの口調で読んでほしい)
でもどんぐりで解いた問題がなんとなく頭に残っていて、それがつるかめ算にを知ったときに繋がり、わざわざ学校で解いてくるなんてかわいいなーと思いました^^
こんなこともありながら、彼とどんぐりをするのも残り2年。
ようやくここまで来たなという気持ちと、もう終わるのかという寂しい気持ち。
ここ最近は彼も思春期の入り口に立っているなと感じることが多く、難しい部分も出てきました。
この5,6年生での彼と私たち親の向き合い方を間違えてはいけないんだろうなぁという危機感もちょっぴりあります。
精神的に自立していこうとする息子。
今、親として試されている気がします。
・次男(小2)
年長から月に2問ほど解いて、1年生になり教室で本格的に始めました。
彼は言います。
「お母さん、オレの頭の中の80%はサッカーのことで埋め尽くされている。残り20%は生き物のこと。オレの頭の中に勉強が入る隙間はない…。」
お勉強は好きではありません(笑)。
そんな彼ですが、どんぐりは「嫌いではない」と言います。(好きとは言わない笑)
彼は気分にとても波があります。
だからすごく調子のいい時と、一度つまづくとすべて投げ出してしまうような時があり、なかなか難しいなーと思う1年でした。
でも、気持ちが落ち着いていたり、集中しているときは周りの状況に目もくれず取り組めます。
だからこっちが「1問はやらせよう」とか、気持ちが落ちている時に「がんばれ」などと言わない・思わないことが大事だなと思っています(誰に対してもですが)。
顔写真、加工いらず。
・三男5歳(年長)
2月に三男が5歳になりまして、これで息子たち全員どんぐりっ子になりました。
三男はどんぐり大好き!飴が食べられるから♪という理由で( ;∀;)
とはいえ、どんぐりも楽しんで絵にしてくれます。(週1問ペース)
たまに正解することもありますが、ほとんどがお宝行きです。
今は聞いた問題を楽しんで絵にすることが大事だと思うので、おそらく0MXはほとんどお宝になると思いますが、ゆっくり考えること想像することを味わってほしいです。
…という母の気持ちの持ちようが長男が始めたときと大きく違うところ。
長男が始めたときはこんなにおおらかな気持ちでどんぐりを見られず、
絵に描けないことや言葉を理解していないことにショックだったし、
できてほしいと思ったし、気づくように促していたこともありました(懺悔)。
そうやって子どもたちを自分の思うようにコントロールしようとしていたんだろうなぁと思います。
その頃は幼い子が3人いて、ワンオペ実家の援助もなしで、いつも疲れていたし、イライラすることも多かったし、自分の時間もない。
何より寝不足!
あの頃の育児を後悔することも多いけれど、あの頃踏ん張った自分もハグしたい。
長男のどんぐりはそろそろ終わりを迎えるけれど、三男が始めたことで私のどんぐり母としての時間はこれからも続きます。
息子たちと一緒にどんぐりに取り組めた時間は、子育て期の私のかけがえのない宝物です。
きっと私と似たような状況の中でもどんぐりを始めたい、どんぐりがうまくいかないと悩んでいる親御さんもいらっしゃるはず。
同じように育児に奮闘する母として、悩みに寄り添い、一緒に考えられる先生でいたいと思います。
私のこのどんぐりの5年間は、息子たちにたくさん学んだ5年間です。
そんな息子たちがプレゼントしてくれた私の似顔絵。
許さん。
次はどんなどんぐり6年目になるかな。
お読みいただきありがとうございました。