こんにちは。
のんびり学習まるっとです🌻
今日は7月末に行われた「1学期どんぐりお楽しみ会」について残しておきたいと思います♪
学期に一度行われるお楽しみ会、今回は各クラスでやりたいことを決めて、子ども達にお楽しみ会を作ってもらいました!
子ども達が考える内容は
消しゴム落とし
ペットボトルキャップ落とし
射的
ビンゴ
クイズ大会
自作のスゴロク
粘土遊び
ジェスチャーゲーム
輪投げ
たたいてかぶってジャンケンポン
気配斬り
などなど。
場所や時間の制限がある中
廃材を使ってゲームを準備したり
自分たちで0からゲームを考えたりもしました。
その中で子ども達はたっくさんのアイディアを出し
試行錯誤し
大笑いして楽しんでいました♪
中には
カラオケがしたい!と
音楽をかけて踊っている子もいれば
その周りをぐるぐる走りまわったり
その様子を見てゲラゲラ笑っている子もいたり
「アキレス腱伸ばし大会」という
深夜テンションで考えたん?というような企画にも
みんな真剣に取り組んでいたり(傍から見ていてめっちゃシュールやった)
それはそれは本当に幸せな空間で、
90分のお楽しみ会を5クラスしたので
私は450分大笑いをしたことになります( *´艸`)イヤー笑った笑った
お楽しみ会をしていく中で私が心に決めていたことは
・極力手出し口出ししない
・子ども達に決めてもらう
子ども達がやることを見ていると
「あーこれじゃあうまくいかないな」とか
「これだと楽しめない子もいるんじゃないかな…」とか
もっとこうしたほうがうまくいくよ
という思いが出てきます。
それをぐっと飲みこむっ。
するとどうなるか…
子ども達は自分達でちゃんと気が付くんだなぁ。
いやぁー本当に子どもたちは素敵だった✨
自分達であーしよう、こーしようと意見を出し合い
自分一人では気づかないことを他の子に指摘してもらって
それを素直に受け入れていて
大人がどうこうしようとしなくたって
子ども達は自分たちの楽しい世界を作ることができるんだなぁと嬉しくなりました。
子ども達と作り上げたお楽しみ会に
成績やテストの点数に繋がるものはないかもしれないけれど、
自分達で作り上げたという満足感や
「あー今日楽しかったぁ!」という気持ちが、子ども達の心を満たしていたような気がします。
そして多くの子ども達がやりたい!と言っていたのが「消しゴム落とし」。
消しゴムを指ではじき飛ばして、相手の消しゴムを弾き飛ばしてテーブルから落としたら勝ち!
というおそらくどこの学校の休み時間にも自然発生するバトルゲームです。
子ども達のバトルを見ていると
・ケースをつけるかつけないかで威力が変わるんよ!
・これ新品の消しゴムやけん、粉がついてて滑りがいいのはいいけれど勢いが良すぎて自滅するー。どうしよー
・消しゴムをテーブルに押し付けてくっつけておくのはアリ?ナシ?
バトルをしながらいろんなことに気が付きます。
こういう経験がその後の理科に繋がっているし、
ルールを自分達で決めていくことで交渉力・コミュニケーション力が育ちます。
子ども達すごいぁ…!と私は思うのですが、
これ、学校ではよく禁止されます。
授業が始まってもバトルが終わらないからとか
夢中になりすぎて授業に集中しないとか
「消しゴムは消すためのものであって、バトルするためのものではない」とか…(もう笑っちゃう)
授業に支障が出るなら、どうすればいいか子ども達と何度も何度も話し合えばいいのになぁと私は思うのですが…そんな時間はない!と言われればそれまでで。
いろいろ思うことはあるけれど、
お楽しみ会で存分に消しゴム落としで遊べたことは、きっと子供たちの心を満たしてくれたんじゃないかなと思います。
自分たちで決めるお楽しみ会。
自分の行動を自分で決めるというのはこんなにも人を満たすものなのかと、
また一つ学びました。
やはり子ども達は、いつも私の先生だな♪
幸せな時間をどうもありがとう!