のんびり学習まるっと

大分市内でどんぐり倶楽部と英語の教室を開いています。

体験ウィーク!

こんにちは!のんびり学習まるっとです。

 

2月であることを忘れるほど暖かくなり、子どもたちは半そでになったと思ったらまた急な冷え込み。

なかなか体調管理が難しいですが、皆様ご自愛ください。

 

教室は先週末から今週にかけて体験ウィークでした♪

 

まずはどんぐりの体験!

お問い合わせいただいた方や生徒さんのご兄弟さん、6組の方にご参加いただきました。

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どんぐりの体験では親御さんも一緒に解いていただきます。

今回は5MXの少し難し目の問題をご用意。

「これ…どうやって解けば…。」と、なかなかいい言葉が出ていました(´艸`*)

私が解いた絵をお見せすると「あ~なるほど~。」「絵を見ても分からない…。難しいなー!」「おもしろい!」など反応は様々でしたが、親御さんにも解いていただくとお子さんがやろうとしている事を理解できたのではないでしょうか。

 

その横で子どもたちはご機嫌でお絵描きしてくれる子もいれば、「どうしたらいいか分からん。」と手がなかなか動かない子も。

それでも最後はみんな素敵な作品を仕上げてくれました♪(写真撮り忘れた(T_T))

 

 

お次は2日間に渡る「BBえいごタイム」の体験!

1日目はほとんど男の子!




2日目はほとんど女の子!

 

最初は緊張して身構えていたのが、最初の絵本ですこしほぐれ、

BBカードのゲームで徐々に気持ちが動き、ゲームをしていくうちにどんどん積極的に声がでるようになり、勝手やったー!負けて悔しー!と感情が出るようになり、気づくと今日初めて会ったお友達と一緒になって盛り上がっていました^^

 

1時間の体験でここまで子供たちの気持ちがほぐれるのはやはりBBカードでの「遊び」の力。

学年も英語歴も様々な子どもたちが一緒に学べて、しかも実はすごく高度な英文を扱っているんだけどそれを難しいと感じることなく学べているこのBBカードという教材。

ますます好きになりました!(私が笑)

 

 

どの体験も最初は緊張していた子どもたち。

初めての場所、初めて会う人たち、初めてのどんぐり、きっと緊張したと思います。

でも、最初は泣いていた子も最後はお話してくれるようになって帰っていったし、

できない・恥ずかしい・わかんないと言っていた子も徐々に問題を解いたり、ゲームに参加してくれていました。

みんなそれぞれとてもがんばっていたね。

来てくれてありがとう^^

 

たくさんの方とご縁をいただき、とても充実した体験ウィークでした。

また教室でサポートできることがございましたら、いつでも遊びに来てくださいね。

 

お絵描き算数のどんぐりをもっと知りたい!

BBカードの英語ってどんなことするの?

ご興味がございましたらまた体験会を行いますので、下記連絡先までお気軽にご連絡ください。

nonbiri.marutto☆gmail.com(☆を@に変えてください)

 

さて2月もあっという間におわりますね。

教室はどんぐりの各イベントや、英語の発表会に忙しくなります!

教室のみんなで楽しい春を迎えましょう~🌸

 

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遊んでばかりで大丈夫?

こんにちは。のんびり学習まるっとです。

 

最近長男がしきりに「That’s right!👍」と言います。

学校の英語活動で先生が使うらしく、それを真似しているのですが…

「忘れ物してるよ。」「あ…That's right!👍」

「靴下脱ぎっぱなしだよ。」「Oh!That’s right!👍」

「(朝の進まない支度中)じーかーんー!」「Thaaaat’s right!(*‘∀‘)👍」

  

なにが「That's right!」か!!( ̄ー ̄)

でも満面の笑みで「That’s right!」といいねポーズされるとこちらの戦力も失せます(笑)

いい言葉を学んできたな、息子っ

 

さて今回はのんびり学習まるっと「BBえいごタイム」のことを♪

 

前回こんなブログをアップしました。

d-time.hatenablog.com

 

うちの「BBえいごタイム」は英語絵本の多読とBBカードをメインに扱っています。

そのBBカードというのは英検3級レベルの文法を扱った64の英文で構成されており、そのカードで遊んでいるうちに楽しく英語が身につくというものです。

 

このBBカード、中三まで使うんです。

小学1年で買ったとしたら、9年間使う!

こんな教材はなかなかないのでは?

普通、英語教室って毎年テキスト買いますよ?

そうやって長い年月をかけて64の英文を身につけ、またその64の英文をよりどころにして自分の言いたいことを自在に英語で言えるようになるのがこのBBカード。

まさに「のんびり学習」ですね(^^)

 

教室ではこのBBカードで遊んで、遊んで、遊びつくしています!

 

そこでおそらく思われるのが「遊んでばかりで大丈夫?」だと思います。

かくいう私も、昔は「遊んでばかりの英語教室ってその時は楽しいけど、ちょっとしたらすぐ忘れて残らないのよね~」と思っていました。

 

では、なぜ今「遊び」なのか。

そのメリットを書いていきます。

 

①英語に対するプレッシャーがない。

人前で言うの恥ずかしい、間違えたくない、小学生にもなるとこんな気持ちも強くなります。

でも、ゲームの中で言うから、楽しい気持ちの方が優先され、「言わされた」という感じもなければ「言わないといけない」というプレッシャーもありません。

それでも一人で言うのは…という子もいます。

大丈夫。ゲームの最中はみんなでおっきな声で英語を言います。

言えなくったって大丈夫。聞いていればいつか言えるようになります^^

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序数(first,second,third...)を学ぶ「たこやきゲーム」♪

ゲームだから正解も不正解もありません。

文法的におかしな英語でも「英語で言ってみた」を大切に、それを正したり、言わせ直したりはしません。

私はシレッと正しい英文を言い「あ、そういえばいいのか」と気づいてくれたらそれでOK。

気づかなくてもいつか気が付きます。

自分で気づいた時の「そうか!」を大事にしてほしいから、こちらはじっくり待つのです。

 

今は小3からローマ字を学ぶのですが、これが小3生には習得するのが難しく、ローマ字苦手=英語苦手、英語分からない…となっている子が増えているのが気になります。

そりゃそうです。

英語を書くって相当難しいです。

ローマ字は英語ではないけれど、読めない子が書けるはずもありません。

ひらがな読めない子に、ひらがな書けって言ってるようなもんです。

 

そういう苦手意識を持ってしまう前に、

そして苦手意識がすでにある子にも、

「英語楽しい、なんか英語分かってきた気がする!」そんな気持ちにさせてあげたいです。

そういう気持ちにさせてあげられるのはゲームの力だな~と思います。

 

 

②気づかぬうちに反復練習になっている。

英語を習得した人ほど「英文を自分の中に叩き込むように繰り返し練習する」ことの大事さを知っています。

語学の習得に近道なんてないのです。

単語や英文の圧倒的な反復練習を行い、その言葉や文章が自分の口から出るぐらいまで

覚えて始めて言葉として使えるようになるのです。

BBカードで遊ぶということは、自然とこの64の英文を繰り返し練習していることと同じで、その英文をもとに疑問文や否定文に変えたり、時制を変えたり、英文を組み替えて英作文の練習もすべてゲームとして自然に理解していきます。

 

「遊び」という形の中に、反復練習も知識も英文の組み立てもすべて習得していくのです。

 

③誰でも学べる。

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これは代名詞の導入の時の写真。
でも「Heは彼で、Sheは彼女で…」なんて説明しません。

だから子どもたちはHeって何のこと?なんでこのカードはTheyなの?、そんな「???」がたくさん。

でもこれもゲームで使っていくうちになんとな~く使えるようになり、いつか「そうか!」と気づくのです。

 

お勉強として、「彼は」だったらheを使って、「彼の」はhis、「彼に」とか「彼を」だったらhimだよ!というと理解できる子もいます。

それに日本語でぱっと言えば簡単に説明できるし、講師としても手っ取り早いです。

 

では、理解できない子はどうすればいいのでしょう??

 

教えないから、覚えないといけない、理解しないといけないというハードルがありません。

難しいことを理解する前に、ゲームでまずは言ってみて、何度も言ってみる。

次第になんとなく分かってきて、自分でこういうときはheで、こういうときはhim

なんだよな~なんでか分かんないけど、と自分の中にその感覚をつかんでいく。

そしていつか中学校で文法を学んだ時に「あーなーるほど!」と理解できれば、それでいいと思います。

そして勉強として学んだ時にはもう使えるようになっているのです。

 

「 教えない」からこそ、誰でも学べる。

また、ゲームだから学年も、学力も問わずみんなでできる。

遊びながら学ぶって最強です^^

 

 

こんなBBカードで是非一度遊んでいただきたい!

 そんな気持で、BBカードの体験会を開催いたします♪

以前募集した2月21日(日)の体験会は大変ありがたいことに満席となりました。

よって、2回目の体験会をいたします!

 

【BBカード体験会】

・日時  2月23日(火祝)12:30~14:00

・場所  賀来新川公民館(荏隈小学校より徒歩5分)

・対象  小学生、新小学1年生

・参加費 500円/一人

・連絡先 nonbiri.marutto☆gmail.com (☆を@に変えてください)

*興味があるけど、ご都合が合わないという方も一度ご連絡ください。

別日に体験会をご案内いたします。

 

たくさんゲームをご用意してお待ちしております~!

一緒に遊びましょ~^^

 

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お母さんもゆる~くゆる~く。

こんにちは。

のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

教室では毎回最初に絵本を読みます。

特に小学生のクラスでは絵を見せずにお話を聞きながらそのお話を想像してもらっています。

子どもたちのリクエストにより、今「おばけ話」を読んでいます。

前回「ふるでらの三味線弾き」というお話を読むと、これが結構怖かったようで、表情からしてその気持ちが読み取れたので、読んでる私もテンションが上がり、稲川淳二ばりの演技で迫真の読みかかせをしました(自己満)。

読み終えると固まっている子どもたち。

その反応を見て「よっしゃ!」と思った私。

でも、朝の9時から読む話じゃなかったなーと後で反省しました。おほほ。

(そういや昔、男性から「君の眼力は稲川淳二ばりだね」と言われたことあったな。怖いなー怖いなー。)

 

さて、こんな稲川淳二似の私ですが、教室のせんせいとしてお子さんの相談やお母さんの子育てのお悩みを伺う機会が時々あります。

 

どんぐりやお勉強に関してはアドバイスいたしますが、子育てなどの様々なお悩みに関してはアドバイスできる程できた人間ではありません。

だから「一緒に考えましょう」というスタンスで、一緒に悩み考えます。

 

どんぐりをされている保護者さんはみなさん真面目な方ばかりです。

子どもたちのこれからのことを一生懸命考え、時に悩み、「うまくやれない」と落ち込むこともあると思います。

 

 

のんびり学習まるっとの「どんぐりタイム」には通学コースと通信添削コースがあり、通信添削コースでは添削と同時にたくさんのお悩みも寄せられます。

 

おうちどんぐりの難しいところは

・ついつい教えちゃう、絵に口出ししてしまう。

・「できなくていい」と分かっているけど「分かってほしい」と思っちゃう。

・たくさんやらせてしまう

・難しい問題ばかりやらせちゃう

 

などなど、「できるようにしよう」と保護者さんの力が入ってしまうところにあると思います。

 

時には「自分がちゃんとどんぐりをさせないと子どもの将来が…」とご自身を追い詰めてしまう方もいらっしゃって、気軽にどんぐりのことを相談できないことも、おうちどんぐりの難しいところだなぁと思います。

 

でも、この「できるようにしよう」という親の思いは誰にでもあると思います。

子どもが困らないように、恥ずかしくないように、周りについていけるようにという「子を思う気持ち」という場合もあれば、親の単なる自己満足という場合もあります。(私の稲川淳二的読み聞かせとか?)

 

いろんな方のお話を聞いて思うのですが、

 

お母さん。そしてお父さん。

お子さんに一生懸命になりすぎてはいけません。

 

一生懸命になりすぎるあまり、自分のこともお子さんの気持ちも見えなくなって、結果自分もお子さんもしんどい思いをされている、そんな状況を何度も見てきましたし、私自身も経験しています。

 

昔、あまりにも縄跳びが得意じゃない息子たちを見て「縄跳び大会もあるのにこのままじゃ全然飛べないよ!毎日練習しよう!」と一人張り切った時があるんです。

息子たちは全っ然乗り気じゃない!(*‘∀‘)

ちなみに私も縄跳び苦手(笑)。

それでも子どもたちには「できるようにしよう。できたほうがいい。」と思っちゃうんですね。

いかんですねー。

よく「自分は英語苦手だから子どもにはできるようになってほしい」と親御さんが英語教育を頑張らせちゃうと似ていますね。

でも、それも「親心」なのです。

子どもが将来困らないように。周りについていけるように…

そんな気持ちは私にもないわけじゃありません。

 

そういう時は子どもが楽しめるように、好きになって自分から「やりたい」と思わせられるような環境をつくってあげるのが親の役目なのに、

ノルマにしてしまったり、何かを我慢させて取り組ませたり、子どもたちの気持ちを無視して一生懸命になりすぎるのが問題だなぁと思います。

 

そういう時に「あーやっちゃった。」と思い、

「ゆるーくゆるーく。もっと手放そう。」

と自分に言い聞かせています。

 (そしてそんなだから縄跳び練習なんて続かなかったさ笑)

 

どんぐりも一生懸命になりすぎず、「どんぐり楽しいね~」ぐらいにゆるーく続けられる環境が1番です。

特に、おうちどんぐりの方は周りに仲間がいなかったり、相談できる人がいない場合もあると思います。

 

全国にはオンラインでされているどんぐりせんせいや、通信添削をされているせんせいも実は調べるとたくさんいらっしゃいます。

 

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おうちどんぐり頑張っています♪

一人で悩まないで、もっとそういったサポートを頼って「楽しく」どんぐりを続けてください。

 

当教室でも、稲川淳二似の私がいつでもご連絡をお待ちしております^^

(えっ?嫌?)

 

 

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学びの種まき。

こんにちは!のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

先週、教室で子どもたちと「フレンチトーストになにをかけるか」という話で盛り上がりました。

私はシナモンシュガーが定番なのですが、子どもたちは何もかけないとか、はちみつ!という子が多い中、

「チーズをかけて溶けたら食べる!」

「うちはケチャップ!」

という私のフレンチトースト=甘いものという概念を覆してくれる子もいて、それぞれの家庭でそれぞれの味があるもんだな~と思いました。

 

「それぞれ」と言えば、子どもたちの学ぶ速度もまた人「それぞれ」。

自分のペースで取り組めるのもどんぐりのいいところだなと思っています。

 

子どもたちはみんなそれぞれ違うので、1を言えば1分かる子もいれば、1言えば2,3、と分かる子もいて、1言ったことを1も分からない子も当然いるわけです。

 

先週ある女の子が久しぶりに自分の力で正解にたどりつけました。

「久しぶりに解けた」というのは教室ではよくあることで、ずっとお宝が続いていたある子は〇がもらえた瞬間、固まって倒れました(´艸`*)

 

この女の子も〇がもらえたとき一瞬固まり、「えっ…えっ…あはは♡」といいながら照れ笑い^^カワイイー

 

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この子はどんな時も楽しそうに絵を想像していて、この問題も

「このタンポポはきれいに咲いたけど、こっちは花は咲かなくて、こっちは腐ってて~あはは~。」

と楽しそーうに説明してくれるのです。

 

「低学年まではとにかく絵を描くことを楽しんでほしい」

というのはどんぐり倶楽部の糸山先生がおっしゃっていることですが、まさにそれを体現してくれているような彼女の取り組み方♪

こんな風に楽しめたらどんぐり楽しいだろうな~と思います。

 

でも、やはり解けないことが続くと親御さんは心配なのではないでしょうか。

通信添削コースの方でもお子さんが解けないことに不安になったり、お子さんにヒントを出してしまったり、時にはイライラしてしまったりというお話をお聞きします。

 

分かるなー。

私も昔そうだった…。

 

ちょっとぐらいこの子が分かるようにヒントだしたり、サポートしてあげたほうがいいんじゃない?と今の私でも一瞬葛藤するときがあります。

まぁ、そう思ってヒントは出さないですが。

 

やはり、子どもたちの「自分の力でできた」というときのあの輝いた笑顔や自信は、子どもたち自身で手に入れたからこそなんだなーと、子どもたちを見てきて感じます。

 

だから、一人一人ペースは違うけれど、自分の力で歩んでほしいのです。

 

もちろん親御さんにできることはたくさんあります。

・「~ずつ」「〇番目」「わける」「足す」「引く」「倍」そういった算数用語の概念を生活の中に取り入れる。

 

食後のデザート、たとえばブドウを「何個ある?」と数えさせて、「家族4人で分けるから、一人何個にすればいいかな?」と分けさせる。

昨日我が家で、抹茶と黒糖、2種類羊羹を家族同じ量にするにはどう切り分けるかを子どもたちにやってもらいました。

しかも一人は抹茶少な目、黒糖多めという注文。

でも全体量は同じになるように!

いろいろ考えながら切り分けていて面白かったです♪

 

・子どもの疑問に子どもに考えてもらう。

 

教室でも家でも、「どうすればいい?」と聞かれれば「どうすればいいと思う?」と聞き返します。最初は戸惑うけれど、子どもたちは次第に自分の考えを持ち始めます。それがたとえ「違うな」と私は思っても、「じゃあそれでやってみて!」と言います。

 

・「なぜ?」を考える。

 

昨日次男が車の中から外を見て「こっちには水たまりができているのに、こっちにはできていない!」というので、「ほんとだね!なんでだと思う?」と聞くと、よーく観察して「こっちはすぐ水がしみ込んだから出来てないんや!」と言いました。

「なるほど~。じゃあ、水たまりってどういうところにできるんだろうねー。」

「あーうーん。あ!へこんでるんや!だから水がたまるんだ!」

という会話をしました。

答えがあってるかとか間違ってるとかではなく、その子なりに観察したり考えてみることが大事かなと思っています。

こう言うと「うちの子はすぐ『分からない』って言うんです。」とおっしる方もいらっしゃいますが、今までそういう会話をされていないので当然かと思います。

そうなってしまっていても少しずつ「お母さんはこう思うんだよね」とIメッセージで語ったり、下の子と話していると話に入ってきたりします。

そして、「考えて!」と強制しないこと。

あくまで親子の楽しい会話ということを忘れないでくださいね^^

 

あと…

個人的には車の中でテレビ見たり、ゲームしてるのは非常にもったいないなーと思います。

車で走っていると季節の移り変わりを感じたり、西日のまぶしさや夕陽が染める空の美しさ、飛んでいる鳥、たくさんの自然に触れられます。

「夕陽が西に沈んでるね~きれいだね~。ということは東はもう暗くなってる!あっちにすんでいる人はもう夜なのかな~。」とか

「こっちに太陽があるけど、じゃあ北はどっちかな」とか

「トンビが飛んでるね。油揚げねらってるのかな(*´▽`*)」とか(笑)

そんなところからたくさん会話ができるはず。

 

机上の勉強だけじゃなく、どんぐりを解くだけでなく、生活の中で感じて考えて学ぶことはたーくさんあります。

それができるのは親御さんです。

生活の中の学びの種まきがいつか花を咲かせてくれます。

それがいつ咲くのかも「それぞれ」だけど、きっとその花はたくましく育ちます。

それを信じて、一緒に種まきしていきましょう!

これからもよろしくお願いします。

 

 

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英作文する年長さん。

こんにちは。のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

先週はセンター試験改め、「共通テスト」が行われましたね。

私は毎年、試験の翌日新聞に載る英語の問題を解くのが趣味です(どんな趣味か。)

私が現役で解いていた時とも、また塾講師でセンター試験を指導していたときとも形式が変わっていて、今教室に来ている子たちが受ける時にはまた変わっていたりするのかなーと思います。

 

でも、なんだろう…

文法的なこととか、出てくる単語が簡単になってた気がするのは私だけでしょうか??

最初の共通テストだから難易度を下げているのでしょうかー。

私はそんな風に感じました。(あくまでも私見です)

その代わり、10年前には出てこなかったような単語がでていますね!

text とか laptop、USB なんて指導したことがない!時代だなー。

 

それでも相変わらず変わらないのはその文章量!

文字数はセンター試験の1.3倍らしいですね。

がんがん読み進めながら、読みながらも素早く頭の中で情報処理していく。

「こんなん若いからできるんやなー」と私はコーヒーすすりながら、文章を設問を何回も往復してゆっくり解きましたけど(笑)、受験生はそうはしていられません。

 

多読力、精読力、情報処理能力、様々な力が求められます。

 

多読(たくさん英語を読む)は当教室でもずっと進めています。

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毎週一人に発表してもらいます♪

子どもたちは毎週英語絵本を持ち帰り、CDを聞いて音読練習をしてきます。

最初は「分からない!」「読むの恥ずかしい…」と言っていた子どもたちが半年たった今、

「今日は英語絵本を2冊持って帰る!」(いつも1冊です)

「今日の音読発表私にさせて!」

と、どんどん英語絵本が好きになってくれています。

語数も少しずつ増え、文字を見て読んでいるから、フォニックスを学ばなくても自力で英語が読める子も出てきました。

 

そして英語絵本のフレーズがふと家庭でも出てきているようです。

「Go away,mama(あっち行ってママ)ってこの前言われたんです~( ;∀;)」

って言葉のチョイスそれかぃ(笑)

 

今から始めているこの多読がこれからどう伸びていくのか楽しみです♪

 

そしてなにより、教室で使っているBBカード!!

これが本当にすごい!!

BBカードは英検3級レベルの文法が「遊び」の中で使いこなせるようになる、すんばらしいカードです(´艸`*)

 

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教室を始めて7か月の今、BBカードの64枚のセンテンスがみんなだいぶ言えるようになってきました。

そこで最近少しずつ「合体作文」というのを遊びのなかでしています。

先週あるクラスで遊んだのが

・Betty Botter bought some butter.(ベッティボッターがバターを買った)

・Ken and Kate keep me waiting.(ケンとケイトが私を待たせ続けてる)

 

私「この2文を使って自由に文を作ってみよう!」

生徒さん「じゃあ、ケンとケイトがバターを買ったって言いたい。」

私「いいね!じゃあ最初は何て言うかな?」

生徒さん「Ken and Kate... あっ待って。Betty Botter bought some butter.だから…Ken and kate bought some butter!」

私「おー!いいねぇ!できたねぇ!じゃあ他にどんな文作ってみる?」

生徒さん「 Ken and Kate bought some butter!」

私「おお!できたね!それってどういう意味になるんだろね?」

生徒さん「ケンとケイトがバターを買ったの。だからずっと私は待たされてるんじゃない?」

私「なるほど~。だからKen and Kate keep me waiting.なんだね~。早く帰ってきてほしいね~。」

 

こんな風に英作文ができるようになっているのです。

通って7か月の年長さんが。

 

これは簡単なことではなく、この文のどこが主語で動詞で目的語で補語なのかが分かっていないと自由に英作文なんてできません。

 

でもできてしまうのです。

それもお勉強ではなく、「遊び」の中で!!

お勉強じゃなく、「遊び」だから楽しいし続けられる。

「遊び」だから集中できる。

「遊び」だから間違ってもへっちゃら。点数なんてつけません。

 

遊びの力って大きいなぁとつくづく思います。

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「のこったのこったゲーム」

 

私自身、BBカードに出会ってまだ1年ちょいしか経っていません。

この教材とその教材の理念に出会ったとき、「これだ。まちがいない。」と思ったのですが、子どもたちの英語力の成長具合に、このBBカードのすごさを改めて感じています。

 

こんなBBカードで一緒に遊んでみませんか?

2月21日にBBカードの体験会を行いますので、ご興味のある方は是非ご連絡ください^^

 

【BBカード体験会】

・日時  2月21日(日)10時30分~12時

・場所  賀来新川公民館(荏隈小学校より徒歩5分)

・対象  小学生、新小学1年生

・参加費 500円/一人

・連絡先 nonbiri.marutto☆gmail.com (☆を@に変えてください)

*興味があるけど、ご都合が合わないという方も一度ご連絡ください。

別日に体験会をご案内いたします。

 

たくさんゲームをご用意してお待ちしております~!

一緒に遊びましょ~^^

 

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ありのままを抱きしめるお母さん。

こんにちは。のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

最近私のポチリ癖が止まりません。

なにをポチっているかというと…英語絵本

英語絵本ってほんとうにかわいくて面白くて♡

「英語教室で使うしぃ~」という大義名分のもと、SNSでいいのを見つけては探してしまう。

だれか、私のスマホの電源切ってください…。

 

さて、先週、教室終わりにある小学生のお母さんと立ち話をしていたときのこと。

私がその子のいいなぁと思っているところをお話していると、お母さんはおもむろにその子ことをギューッと抱きしめて「よかったね~!」と言い、2人でニコニコ見つめ合っていました。(私、蚊帳の外笑)

 

私は特に「この問題が解けたんです!」とできたことに対して褒めたわけではなく、

その子の持ってる明るさとか考える力とか楽しむ力、そんなところをいいなぁと思っていて伝えていました。

でもお母さんは「できる」ことを褒められるのも嬉しいけど、この子のありのままをいいと言ってもらえるのが嬉しいとおっしゃっていました。

お母さんにギュってされてうれしそうなお子さん。

それだけでとてつもないパワーが生まれそうです♡

 

そして、次の日。

別のお母さんから素敵なLINEが届きました。

お家でお子さんがお母さんにお宝になった問題を一生懸命説明していたようです。

その間違え方とか考え方がおもしろくて「子どもってこんな風に考えるんだなー」と思わず笑っちゃうと、「もーママ笑わんでー。」と言われ。

”それでも「一生懸命一人で考えて頑張ったんだなぁ」というのが伝わって、思わずギュっと抱きしめました。どんぐりって本当にいいですね。”

 

間違えてもお母さんが抱きしめてくれる。

そのままのあなたでいいと抱きしめてくれる。

 

そんな関係性ができていたら、子どもたちの心は強くなるんだろうなぁと思います。

実際にこの子もはじめの頃はちょっと分からないと「私、この問題やめる!」と言っていたのが、今では「こうすればいいのかな。ちょっとやってみる!」という発言に変わりました。

 

お母さんのハグには勝てないなぁといつも思います^^

保護者さんを見て、私も子育てを学んでいます。

 

今日も帰ってきたらハグしよ!

 

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自分で気づく。

こんにちは。のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。

 

月曜日は成人の日でしたね。

息子に「成人の日ってどんな日か知ってる?」と聞くと、

 

「知ってるよ。火星人とか金星人が地球に来る日やろ👍」

 

ほぉ…( ̄ー ̄)

 

じゃあ今日はどこの星から来るやろねー。お母さん火星人がいいなー。

会ったらどうする?

そもそもなんで地球に来るんだろ?

 

そんな話でひとしきり盛り上がりました。

いつか真実を知ったとき、どんな反応するのか楽しみです。ふふふ。

 

さて先週のどんぐりでこんな問題を解いている年長さんがいました。

 

「どんぐりが 3こ いっしょに とんでいます。すると、やまのなかから 12こが やってきました。では、どんぐりぜんぶを 3つの グループに わけると 1つのグループは、なんこになりますか。」

 

年長さんだったら12個どんぐりを描くだけでも大変。

でもこの子は、いろんな形のお顔つきどんぐりを、ゆっくりゆーっくり描きながら楽しんでいました。

 

「3つのグループにわけると」というところで、

「この子はぶどうグループにしよ~。あとはみかんとモモ!」

と紫、ピンク、オレンジ色で塗ります。

 

「最初のぶどうグループは5人で、みかんは3人、モモは7人!」

 

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この問題の答えは5個です。

式で言うと

3+12=15

15÷3=5

 

ですね。

 

この子の答えも「5」でした。

問題に「それぞれのグループは同じ数づついます。」と書かれているわけではないので、「ぶどうグループは5人で、みかんは3人、モモは7人」という考えも間違いではないのです。

だから、(その中の一つの)ぶどうグループは5人と答えたのでした。

 

でもそれでは答えが1つに定まりません。

3人でも7人でもいいじゃん!となっちゃいます。

だからお宝問題となります。

 

30分一生懸命絵を描いて自信たっぷりに出した答えが間違っている。

結構ショックです。

そして「どうしてこれが違うの?」と思います。

でも、それが大事なのです。

 

いつか解きなおした時、「あれ?これじゃいろんな答えになっちゃうぞ?」と気づき、答えを一つにするにはどうしたらいいかを考え始めます。

 

そう気づけるには半年後かもしれないし、1年、もしくはそれ以上かもしれません。

 

また別のある女の子も1時間たっぷり考えたけれど、最初の1文から読み間違えていたためにお宝になっていました。

一生懸命考えたのに、最初の設定から間違えていたら問題そのものが変わってしまいます。

 

きっと彼女も「あわてて読んでしまったらいけない」と学んだはずです。

だから、これからはゆっくり読んで、イメージしながら絵を描いてくれるのではと思います。

それでもなかなか変われるものでもありません。

また同じことをすると思っています。

それでもやはり、本人が気づいてこれじゃダメだと思わない限り、簡単には直らないでしょう。

 

私はそれを待ちます!

 

そして、お宝になったときに大事にしているのはそのショックを受けた気持ちをすぐに切り替えせてあげること。

最近はお宝になった問題はお宝クッキーと描きます。

「この問題、お宝クッキーにしてどんぐりさん食べておくね~。ごっくん、、、うわっこれダンゴ虫味じゃーん!まず!」と言うと子どもたちはだいたい笑ってくれます^^

他にも「そういえば昨日さ…」と全く関係のない話を始めてみたり、「さーゲームにするよー!」とゲームに切り替えたり。

 

間違えたことから学ぶ必要はあるけれど、

間違えたことを反省させたり、落ち込ませる必要は全くありません!

だから、おうちでもいいところだけ見てあげてくださいね^^

 

その子を変えられるのは、やはりその子自身でしかありません。

大人がいくら言ったって、その子が自分自身で学んで気づき行動しなければ、やはり変わらないなと最近痛感しています。

 

子どもたちが間違えを恐れず、そして間違えから自分自身を振り返られる環境を作っていくことが私の仕事の一つです。

そんな環境を教室で作りながら、子どもたちをよく観察して、これからもサポートしていきたいと思います。

 

 

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