誰にも心休まる場所があるといいなぁ。
こんにちは。のんびり学習まるっとです。
怒涛の3月~春休みが明け、学校も始まりようやく日常が戻りつつある我が家です。
春休みは特に「どこかへ行った!」というわけではなかったのですが、
こどもクラブの活動や特別講座などで、教室の子どもたちや保護者さん達と日々賑やかに過ごしておりました。
今日はその様子をお伝えします^^
長くなりますが、よかったら最後までお読みください。
まずは3月のどんぐりお楽しみ会🍀
1学期に1回行うどんぐりお楽しみ会。
今回は「世界を知ろう」をテーマに、世界の様々な遊びをしました。
目隠ししてめん棒でお鍋をたたくドイツのゲームは、目隠しをした子の動きが狂気に満ちていて面白過ぎる!
みんなでゲッラゲラ笑いましたー!
戦争についてもみんなと一緒に考えました。
学校では自由に発言できない子も、この小さなコミュニティでは臆さず発言してくれました^^
そしてBBえいごタイムの発表会🍀
こどもたちによる子どもたちのための発表会。
人前にでるのが得意な子も、そうではない子も、精一杯の発表をしてくれました。
しかし当日は、学級閉鎖等で7名っ欠席のハプニング💦
だれがこのセリフ言う!?
この動きはどうする!?
そんな状況を「私がこれするよ!」「オレが言うな!」と救ってくれる子どもたち。
だれもノーとは言いません。
子どもたちに救われた発表会となりました。
みんな、逞しくなったなぁ…。
そして後日、欠席した7名のためのプチ発表会も行いました^^
みんなの頑張りを無駄にはしたくなかったのです。
プチだけれど、人前で英語を披露できる場があるということは子どもたちにとって大きな意味があります。
来年はみんな揃うといいね!
そしてどんぐりっ子を対象にした「学校版お宝帳攻略会」🍀
学校のテスト等で解けなかった問題を集めた、世界に一つだけのオリジナル問題集を解きます。
みんな黙々と進めるので、私はやることがなく…(笑)
こうやって自分のことは自分でできる習慣ができるといいよね!
該当学年でできなかったことを解決して、次学年に進んでほしいものです^^
お次は「こどもクラブ」。
こどもクラブは教室の子どもたちの主体的な活動を、保護者の皆さんでサポートしながら運営しております。
まずは虫クラブ🍀
「ちょうちょを捕まえに行きたい!」と菜の花が広がる大分川に出向きました。
こんなすてきな3人組を、お散歩中の方が「ほら!あっち行ったぞ!」「こっちにも蝶がおるぞ!」「あっちやあっち!行け行け!」とたくさん声をかけてくださいます。
その言葉に右往左往している子どもたちを見て、私はただただ笑っていたのでした( *´艸`)
お次は野遊びクラブ🍀
キャンプ場で思いっきり外遊びをしました!
子ども達は遊具や遊び道具がなくても、木や崖が最高の遊び場になります。
でもそういう遊びの経験がなく、「何もないやん」「やることない」「つまんない」と言いがちな子もいます。
そういう子も、他の子が木登りを始めたり、崖を泥だらけになってただただ上って降りてを繰り返すだけの遊びをキャーキャーいいながら遊んでいる様子をみると、次第に心が動き、体が動き始めます。
体を動かすのが苦手な子は、火遊びに興味を持ったり(大人の管理下の下でね!)、ナイフやロープで遊びを生み出してくれます。
そこに遊び仲間がいるから自分の知らない世界を知ることができるし、
何もない場所で、ゲームなどのように自分を楽しませてくれるものはないけれど、だからこそ自分たちのアイディアでいくらでも遊びが生み出せます。
この野遊びクラブがそんな子どもたちにとって、刺激になればいいなぁと思います^^
お次は歴史クラブ🍀
カルタや歴史バトルカードを作りました!
が、これまた学級閉鎖でメンバーの半分が揃わず。
こじんまりとした活動になりましたが、みんなが作ったカードはそれも面白く、賞賛しあう子どもたちがとてもかわいかったです^^
私の知らない人物もいて、これは誰?何した人?と聞くととても上手に説明してくれます。
この子たちはみんなが最初から歴史好き!というわけではなく、なんか歴史って面白そうというぐらいの認識から入ってくれている子もたくさんいます。
そういう子たちがこのカード作りの為に本を借り、自分で調べ、説明できるほど知識を深めてくれていました。
これって最高の学習だね…✨
そしてそして最後に(まだある!)、
春の特別講座「いのちの旅~ぼくと私の心と体~」🍀
性教育の講座を行いました^^
講師にお呼びたのは助産師・防災士さんであり、教室の保護者さんでもある、みえのまさみさん。
大分を拠点に性教育の講座を各地で開かれています。
小学生に分かりやすい言葉をテンポで心地よく「いのちのはじまり」について説明してくださいました。
性のことは大切なのに親から伝えるのはためらいがち。
この講座を受けたことでその壁が取り払われ、親子間で話しやすい関係がつくれたらいいなと思います。
発表会にクラブに講座、のんびり学習まるっとは受けているクラス、曜日などを超えて集まる機会がたくさんあります。
そこに集う子どもたちはみなリラックスしていて、自然体な自分のままでいてくれていると感じます。
学校では自分を出せない子も、教室に行けない子も、ここではのびのびと過ごしてくれています。
それはわが子にも私にも言えることで、教室の子どもたちと過ごしている息子たちはとてもリラックスしているし、
私も保護者さん達と先生としてではなく、同じ親としてたくさんおしゃべりして、笑って、子どもたちとの時間に癒され、子育てを共有し、
自分にとっても「まるっと」は私らしくいられる心休まる場所です。
そしてそれが教室の子どもたち、保護者さんにもそういう場所であったらいいなと思うし、そうなれるようにこれからも考えていきます。
教室のこどもたち、いつもありがとう。
お父さんお母さん、いつもありがとう。
これからも、のんびり学習まるっとをよろしくお願いいたします。
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正そうとしなくていい。
こんにちは!
のんびり学習まるっとです。
みなさん、サブスクって何かしていますか?
私はしない主義だったのですが、ついにspotifyのサブスクに手をだしてしまいました…。
それまでずっと無料で聞いていましたが、広告もないし、好きな曲だけあつめて聞けるし、そんな音楽に満たされて前よりもっとご機嫌でいられるようになりました。
子どもの習い事にはお金を出すのに、自分のことは後回しにしがちじゃないですか?
こうやって自分を満たしていく、自分にもちょこっと投資していくって大事だな~と改めて感じる今日この頃です。
さて!
どんぐり倶楽部の問題に筋肉豆腐という問題があります。
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「朝早く目覚めたハム次郎は、どういうわけか、突然もっと筋肉を付けようと思い、どうしたら筋肉が付くのかを色々と調べました。その結果、筋肉豆腐の半分が蛋白質で、その蛋白質の半分が筋肉になることをつきとめました。では、100gの筋肉をつけるには筋肉豆腐を何グラム食べるとよいでしょう。」
この問題を小2の男の子が解いていました。
彼は最後正解できたのですが、その過程がとてもおもしろかったのです。
問題を聞き終わって
「あ~じゃあ半分と半分の半分やから、まるを3つかいて、1つ1gと考えたら100gまでいけるわー!これは大変な戦いになるぞぉ~ははははは~」
と笑って、〇を3つ描き、そのうち一つを緑で色を塗りました。
緑が筋肉になる蛋白質なのです。
半分がタンパク質(2分の1)
そしてその半分の半分が筋肉になる(4分の1と4分の1)
だから本当であれば〇(4分の1)は4つあるはずです。
でも彼は自分の描いたお豆腐の絵が3つに分かれていたから、〇を3つだと思ったのです。
300個も〇を描く上に正解にたどり着けないであろう旅に出かけた彼。
どんぐりをしていると、「それでは答えはでないなー」とか、「明らかに間違える方向に考えが進んでいるなー」と思ってしまうことはありませんか?
私は、息子とどんぐりを始めた頃そう思ってしまうときがあって、「なんでそう思うの?」「でもこれってこうじゃないの?」と、間違えに向かうであろう彼をほっとけず余計なことを言っていた時期がありました。
というか、「正解してほしい」という気持ちがあったのだと思います。
さすがに今はそんなことはしないので(笑)、この時も彼をじっと見ていました。
すると、途中でちょっと雑談をしているとき彼がふと自分の絵の全体を見て
「ん…?これ半分と半分の半分だから…この半分も2つに分けんといかんのや!だから〇は4ついるわ!わぁ~〇が増えた~💦はははははは~!」
な---んと自分で気づいたのです。
そして答えを出すとき、〇を1個1個数えていたのですが、
「ん!!これさぁ、この緑の〇で100gの筋肉が付くんだから、それが4倍やろ?やけん100の4倍で400gやん。うわーオレ、ショートカットの考え方見つけたわー!すごー!」
めっちゃ感動してた。
もしあの時私が「その考えでいいの?」なんて言っていたら、
正解できるように正そうとしていたら、
この感動はなかった。
教えたら理解してできるようになるとは思うけれど、
この感動はなかった。
自分で気がついたからこそ、
「オレすごい!」と自分を褒めることができた。
大人が余計な口出しをしなくても
正そうとしなくても
ちゃんと子どもは自分で歩いていけるんですね。
大人は先が見えるような気でいるけれど、意外と「分かったような気でいる」その考えが子どもたちの可能性をつぶしているのかもなぁ…と、その日思いました。
教えてくれるのはいつも子どもたちだな。
そして、ただ〇×がつくプリント学習であればこんな思いも私は感じなかったと思います。
改めてどんぐり倶楽部に出合えてよかったと、ますますどんぐりが好きになった私でした^^
🌸のんびり学習まるっと春の体験会募集中🌸
●BBカード体験
2022年3月12日(土)15:30~17:00
英検3級レベルの文法を扱ったBBカードで、誰でも無理なく英語の土台が育めます。
●どんぐりタイム体験
2022年3月13日(日)10:00~11:30
親子でどんぐりを解きます!
場所はともに賀来新川公民館です。
興味はあるけれど、予定が合わない!という方は別日に開催することもできますので、お問い合わせください。
nonobiri.marutto@gmail.com
お待ちしております♪
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中学英語に必要なことを考えてみた。
こんにちは。のんびり学習まるっとです。
好きな芸人さんは「ずん」の飯尾さんです。
飯尾さんのギャグなら関根さんばりに笑えます。
こんなご時世ですので、たくさん笑って免疫をあげたいものです!
(最近はなかやまきんにくんの「パワー!」だけでめっちゃ笑えます)
さて、先日地元紙に大分県高校入試模試が載っていました。
実際の問題ではありませんが、高校入試の傾向を知るにはいいかと思い解いてみました。
そして過去問もいろいろ見てみて、そこから考えた私なりの考察を書いてみます。
まず驚いたのはその文章量。
大学入学共通試験でもひと昔前にあったような文法問題はなくなり、リスニングと読解問題だけになっていますが、
その流れは大分県の高校入試にもあって、とにかく短い時間のながでまとまった文章を読めるだけの読解力とスピードは必要なのだと感じました。
この読解力を付けるために中学校や塾の先生方はどういう授業・対策をされているのだろう。
お話を聞いてみたい!
設問としてはそこまで難しいものではなく、とにかく読めたら解ける。
でも読めないと解けない。
とにかく、時間内に滞りなく読めること、ここはキーになりそうです。
ただ、その設問の選択しですら長い英文を4つ読んで正解を選ぶ、というような問題もたくさんあるので…もう勘弁してあげて(笑)。
この「読む力」をつけるために越えなければならない壁があります。
一つは文法力。
今の中学英語には高校内容も前倒しで入るようになり、この模試にも多くはありませんでしたが、1文が30字以上からなる関係代名詞が含まれた文はなかなか読みごたえがありました。
修飾・被修飾の関係、SVOCの関係をササっと見分け、文の構造を把握する力、これは高校英語にも絶対的に必要な力ですが、中学の時から意識して読んでいく必要があります。
そしてもう一つの壁は日本語訳です。
この文章量を、いちいち日本語に訳して読んでいては時間が足りません。
英語の語順の通りに、読みながら理解していく。
これは、なかなか難しいです。
私も高校の時、英語科の先生に
「日本語に訳して理解するんじゃなくて、語順で理解していきなさい!」
と何度も言われて、それまで丁寧に日本語に訳してきた中学英語育ちの私はすごく苦労しました。
英語は分からない単語が出てきても前後関係で推測する力が必要です。
ハッキリとは分からないけれど、たぶんこんなこと言っているんだろう、と推測できるようになるにはたくさん英語に触れておくことです。
圧倒的な文章量に触れ、たくさん音を聞き、声に出し、たくさん「英語の経験」を積んでおくこと。
そういう積み重ねがあって、推測できるようになるのです。
だから日本語訳というフィルターを通して理解するのではなく、英語は英語で理解する。
分からない単語が出てきても推測しながら理解していく。
それは入試に限らず、語学を身につける上で必要なことです。
そして大分県の高校入試(英語)の難しいところは自由英作文ですね。
とある分析サイトでも「大分県高校入試の英作文は”難”!」と紹介されていて、納得しました。
実際に問題を載せていいのか分からなかったので載せませんが、
まずテーマが難しい。
私ですら「え…何書こう…。」と悩んでしまうほどでした。
子どもたちを見てると自由にされるほうが「どうしていいか分からない」という子が割といます。
この日本語訳を英作文にしなさいと言われたら書けるけれど、
「このテーマであなたならどうしますか?自由に英語で書いてください。」と言われると書けない。
その一方で難しい英作文は苦手でも、自由に話せる状況だと知っている簡単な英文で必死に伝えてくれる子もいます。
中学生ならばある程度うまく立ち振る舞えるのかもしれませんが、そういう語学力だけではない部分も試されます。
以上、私なりの大分県高校入試分析でした。
私の英語教室はまだ2年目のひよっこで、小学生だけなのですが、もうあと1年もしたら中学に上がる子もいます。
今回過去問を勉強していくことで、この子たちが中学生に上がったらどんなレッスンをしていくべきなのか、方向性が見えた気がします。
ただ、こういう高校入試や大学共通試験を解く度にモヤモヤするものがあります。
それは…そこについていけない子もいるということ。
英語は好きで一生懸命勉強しているけれど、読むのが遅くて点が取れない子。
リスニング・スピーキングはすごく得意なのに、識字障害があるために読むのはどうしても難しい子。
いろんな子を見てきているから、同じように勉強してもみんながみんな点数を取れるわけではないし、その子の能力のせいではない部分で困難を抱えている子もたくさんいます。
そういう子たちがテストや試験の点数だけで英語が嫌いになったり、「自分はできないんだ」と思ってほしくはありません。
小学生の時に好きになった海外のアーティストの曲を聴きながら、まったく歌えないのになんとなく真似して、
英語なんて一つも読めないのに歌詞カードを必死に見て読もうとしたときのあのワクワク感。
中学生になったら親に無断で海外のファンクラブに入って、イギリスからエアメールで会報が届いたときのあの高揚感(突然海外から荷物が届いて親をビビらせる私)。
高校では「大学は留学する!」と勝手に海外の大学の募集要項を取り寄せて、親を困らせながらもそんなことは気にせず、前だけを見て英語を楽しんでいたあのキラキラした時代(結局留学はできなかったけれど)。
英語を使って世界各国の人たちと交流できた大学時代。
英語を知るというのは点数だけでは計れない、楽しさがあります。
勉強として英語ができるかも大事ですが、英語を知っているからこそ知れる世界があるんだよということも子どもたちには知ってほしい。
勉強としての英語も大事。
点数取れなくても英語って楽しい!という気持ちも大事。
私の教室に来てくれる子どもたちには、教科としての「英語」だけではなく、様々な観点から英語の楽しさを味わってほしいなと思います。
それが伝わるようなレッスンにできるよう、じっくり子どもたち一人一人を見てたくさん種まきをしていきます。
お読みいただきありがとうございました。
(はやく中学英語したくなってきた~!)
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頑張らされない学習環境を。
あけましておめでとうございます。
のんびり学習まるっとです。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私はクリスマスイブの日に大大大好きな藤井風くんが紅白に出場するというニュースに息が止まり、
風くんを聞きながらノリノリで仕事納めをし、
風くんを聞きながら大掃除とおせち作りに励み、
紅白の風くんに打ちのめされ魂を持って行かれ、
元旦は紅白の録画を何度も見て魂を取り戻し、
2日は風くんの配信に
おっと、風ヲタブログになるところでした。
すみません。
わざとです。
(はぁ~♡推しのいる生活って潤う♡)
さてそろそろ仕事モードにならねば。
というわけで、今年の目標?指針?抱負?のようなものを書いてみます。
去年の暮当たりから思っていたこと。
それは子供たちに「頑張らされない学習環境を作る。」ということ。
去年、私が出会った言葉になるほどなぁと思った言葉があります。
それは
「楽しい人間関係ではなく、疲れない人間関係を選ぶといい。」
というもの。
twitterで流れきてふと手が止まりました。
確かに。
楽しい人間関係というのはどこかで気を遣っていたり、遠慮もあったりで、楽しいというのと、この人といて疲れないな~楽だな~という心地よさはイコールではないなと思います。
私はこの言葉と出会ってからいろんなものを手放せるようになりました。
手放すものは物だけでなく、自分の中にある様々な感情とか縛られている状況なども、「疲れる疲れない」ということを判断基準にするとずいぶん楽になったなーと思います。
まだまだ手放せないもの、執着してしまう部分もあるのですが、自分を心地よくさせる意識というのはこれからも大事にしていきたいですね。
そういう言葉に出会って自分が楽になると、子どもたちも様々な縛りから解放させて、疲れない頑張らされない環境を作ってあげたいと思うのです。
私の英語教室では毎週、英語絵本の音読という宿題がでます。
CDを聞いて練習してくるのですが、たくさん練習してきてくれて完璧な子もいれば、
全然してこない子もいます(笑)。
もうちょっと練習してくれたら…
もうちょっとCD聞いてくれたら…と親御さんは思いますが、
全然練習してこない子も教室では積極的に発言してくれます。
逆もしかりで、教室では恥ずかしくてなかなか言えない子も、家での音読練習は毎日のように読み込んで完璧な音読を披露してくれます。
みんなそれぞれにいいところがあって、それぞれに苦手なところがあります。
いいところはどんどん伸ばしてほしいし、苦手なことはいつかその子なりのタイミングで向き合うときがくるだろうし、いつまでも向き合わないのかもしれません。
でも向き合わなかったからってダメになるわけでもないし、むしろその子が伸ばし続けた「いいところ」でカバーしてくれることだってあるのです。
というか、そもそも、苦手って克服しないとダメですか?
私にだって苦手なことは山のようにあるけど…。
もっと単語覚えてほしいから単語コンテストしようかなとか、
宿題してきたらシールあげようかなとか、
そういう気持ちがないわけではないけれど、
それをして頑張る子もいれば、それがプレッシャーになる子もいるし、負担になる子やできないことに劣等感を抱く子もいます。
私はそういう子を追い込みたくはありません。
だから私は教室のこどもたちみんなに、一律に同じことを同じように頑張らせることはしないし、
そのことに時間を費やすならそれぞれの「いいところ」に目を向けて、その子が自分に自信を持てるようサポートすることに時間を費やしたいのです。
(ちなみに子どもたちを見ていると頑張りたい子はこちらが報酬を与えなくても自分からやり始めます。
そういう子は「頑張る」わけではなく、「知りたい」「できるようになりたい」という欲なんだと思います。自分からそういう欲が出てくることこそ、学習のあるべき姿なのでは。)
子どもの味方であり、ある意味、「もっとさせたい」「もっとこうしてほしい」という大人の敵かもしれません。
まぁでもこんな学習教室があってもいいのではと思っています^^
今は様々な教育サービスがあるから、いろんな考え方があるし、こんな教室理念に共感してくださる親御さんと出会えたら私は嬉しいです。
年末にある保護者さんが言われていました。
「親の力がまるっきり抜けたときこそ、子供が伸びるときですね。」
本当にそうだなと。
今年もいろんなことが起こるのだろうけれど、焦らず騒がず、今まで以上に落ち着いて子どもたちのサポートができるよう努めてまいります。
肩の力が抜けたのんびり学習まるっと。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
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「答えは本当にオマケ、と思えるようになりました」。
こんにちは。のんびり学習まるっとです。
2021年ももうあとわずかですね。
12月の教室はパーティ三昧でした!
まずはどんぐり年長・1年生のクリスマス会☆
じゃんけん列車やピザゲーム、カプラで遊びました!
騒いで、学んで、想像して、盛沢山の90分でした^^
そしてどんぐり小2生以上のクリスマス会☆
前半は「絵で解く1次方程式」。
これは子供たちのためというよりは保護者さんに「絵で考えるとは」「見る力をつけるとは」ということを体感していただき、どんぐりに対する理解を深めてもらいました。
後半は大人・子どもそれぞれチームになって「ペーパータワー対決」!
想像力を膨らませ、アイディアを出し合いました^^
大人も子供も大盛り上がりのクリスマス会となりました。
そしてBBえいごタイムのクリスマスレッスン☆
保護者に参観していただいたクリスマスレッスン。
普段のレッスン内容もお見せしつつ、保護者さんも巻き込んでゲームもしました!
写真の集まっている様子はフルーツバスケットならぬ、クリスマスバスケット。
What do you want?
I want money!
クリスマスに欲しいものを鬼が答えます。
普段しゃべらない大人たちが英語を言っているのは子供たちも新鮮だったのではないでしょうか^^
以上の様子は教室のインスタにも載せています♪
よろしければ「のんびり学習まるっと」で検索してみてください。
そんなクリスマス会に全力を出し切った後のクリスマスイブ、通信添削コースのお母さんから素敵なメールが届きました。
「答えは本当にオマケ、と思えるようになりました」。
どんぐりでは答えはオマケです。
ヒントも解き方も与えられず、自分で思考錯誤しながら絵に描いて考えること自体が思考回路を作っていくので、その子が出した答えが間違っていても、答えがでなくてもいいのです。
だから答えはオマケ。正解することはオマケなのです。
こちらのお母さんとは去年の5月から、1年半やりとりさせていただいております。
その間いろんなことがありました。
「週に2問、すくなくとも1問はやる!」ということに焦ってしまい、うまく取り組めないときもありました。
そんなとき、いつも可愛く楽しく解いていたお子さんの絵はいつもと違う絵になっていました。
でもこちらのお母さんはうまくいかなかった理由をお子さんに求めるのではなく、「自分のここがいけなかった」と冷静に振り返り、すぐに気持ちを切り替えて前に進んでいらっしゃるところを、私は尊敬していました。
そうやって失敗も繰り返しながら、1年半たってようやく心から「答えはオマケ」と思えるようになったというメール。
あぁお母さん、楽になったんだなぁ…と、思わず泣いてしまいました。(別に苦しまれていたわけじゃないんですけれど笑、私が勝手にそう感じただけです。)
どんぐりだけでなく、子育てにおいて心からそう思えたら、いろんなことが楽になると思います。
子育ては誰から教えてもらえるものでもなく、すべてが手探りで正解のないもの。
うまくいかなかったり、
親の想いが強くなりすぎて子どもが見えなくなってしまったり、
子どもを思うがあまりやりすぎてしまったり、
自分を押し付けてしまうこともあります。
私も良かれと思ってやったけれど、それが子どもには窮屈だったり意思に反していたりということがあり、もっと子どもたちの意見を聞いて話し合って決めておけばよかったと思うことがたくさんあります。
こうでなければ、
こうあってほしい、
こうしたほうがいいんじゃない?という思いを少しずつ手放して、
目の前のこどもたちをしっかり見て、感じて、
一人の人間としてその子の気持ちと選択を尊重していけば、
子どもたちもお母さんたちも楽に穏やかになれるのかもなぁと思っています。
私もまだまだ半人前のお母さん。
だから保護者さんに偉そうなことは言えません。
お悩みを聞いてもズバリとは答えられません。
「分かるわ~」
「そうだよね~大変だよね~」
そんなんばっかです(笑)。
だから、教室を頼ってくださる保護者さんと一緒に悩み、お話を聞き、一緒に考えます。
もっとお母さんも子どもたちも楽になってどんぐりや英語を通して「学び」が楽しみ味わえるよう、来年も変わらず手探りで進んでいきたいと思います。
2021年もブログを読んでくださり、ありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
のんびり学習まるっと
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1つにしばられない。視点を変える。〜恐竜クラブで見えたこと〜
こんにちは。のんびり学習まるっとです。
気づけばもう12月!
教室としてはイベント盛りだくさんな時期です。
最後のクリスマス会まで突っ走りますっ
さて、そのイベントの1つ、秋に発足した「子どもクラブ」の中にある恐竜クラブさん達が先週末活動を行いました🦕
7名の恐竜好きさんが集まったこの日。
今回の活動は「恐竜バトルカードを作る!」です。
HPと防御力と攻撃力のポイントをつくって…などと最初にどんなカードを作るか話し合い、製作に2時間かかりました。
そしてルールを決めるときここでちょっと言い争いが。
自分が考えてきたルールが相手に伝わらなくてイライラ…
相手の言っていることが分からなくてイライラ…
ルールがある中で遊ぶのではなく、
そのルールを1から子どもたちが作っていくので、
思いの方向性が違ったり
伝える力にも差があったりで
なかなかうまくいきません。
子どもクラブは年長さんから高学年までいるので、みんながみんな同じことが分かるわけでもなく、
子どもたちそれぞれが活動に求めるレベルも違います。
話し合いが膠着状態にあったので、
ちょっと助け舟。
お互いの気持ちを汲み取りながら、じゃあこんな風にするのはどう?と折衷案を提案しました。
一人はいいね!と言い、
一人はいいけど…とちょっと納得していない様子。
どうやら彼はもうちょっと難しいルールにしたかったようです。
そこで私は思ったのは
「ルールを1つにしようとするからうまくいかない」
ということ。
みんな一律に同じことをしようとするから不満が出る。
だれかがついて行けなかったり、我慢しなければいけなかったりするのでは。
「じゃあゲームをする人どうしでルールを変えるのはどう?
簡単にHPのポイントの強さだけでバトルしてもいいし、もうちょっと難しくしたかったら、攻撃力や防御力をプラスマイナスしながらバトルしてもいいんじゃない?」
と言うと全員納得😌
カードの出し方も、それぞれのカードを一つにまとめて上のカードから出すのか、
どのカードを出すのか自分で選びながら出すのかも話し合いましたが、
それだってどっちもオッケーにして、プレイする人同士でどのパターンで出すか決めていいんじゃない?
と言うと、そうだね!と子どもたち。
一律することにこだわらず、
視点を変えていろんなやり方があっていいことに気づくと、
みんなのやり方を認めあうことができ、
それからスムーズに話合いは進んだのです。
最後に個人やチームに分かれてバトルゲームを楽しみました✨
いざこざがあった子たちも同じチームになって盛り上がり、終わったあとは戦いごっこをして遊んでいました😊
わかり合えないからもうやめる(関係を切る)のは簡単。
今は子どもたちのLINE やSNSも簡単にブロックしちゃうようで。
関係を切るのも1つの手段ではあるけれど
視点を変えて「いろいろあっていいよね」と気付けられれば
「こうじゃなきゃいけない」という縛られた意識から解放されて
お互いを認められていい方向に進められるんだなというのを感じました。
それはきっと子育てや人間関係、様々な場面で言えること。
視点を変えてみればもっと気持ちが楽になって
お互い自由に豊かに、そして穏やかに暮らせるんだろうなぁと思います。
私も一方向でしか見られない時があるから
「視点を変える」ということを心がけようと一年の終わりに思いました。
子どもたちを見ていると学ぶことがたくさんあります。
だから子供はおもしろい!!
ただ「楽しい」だけのクラブ活動ではなく、たくさんの学びがあるこのクラブ。
来年から6つのクラブが本格的に始動します!
楽しみ~!!!!
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子どもクラブ、始めました!
こんにちは。
のんびり学習まるっとです。
秋も深まってきましたね~。
この秋、教室で新たに始めたことが二つあります。
一つ目は教室のインスタグラム開設!
今更な感は否めませんが笑
もしインスタグラムのアカウントをお持ちでしたら、#のんびり学習まるっと、で検索してみてください。
フォローお待ちしております♪
そしてもう一つがタイトルにした「子どもクラブ」です。
このクラブは教室の子どもたちによる自主的なクラブで、虫クラブやお菓子クラブなど自分たちが作りたいクラブを作り、そこに集まった仲間でどんなことがしたいか計画・準備し、自分達で行動を起こしていくクラブです。
きっかけは教室で子供たち漏らしたこんな会話。
「な~、コロナが終わったらさぁ、みんなで虫取り行きたいなぁ!」
「行きたい行きたい!」
「でもコロナが終わらんとなぁ。」
「そうやなぁ。」
この会話がされていた時期は、大分県をコロナの波が大きく飲み込んでいました。
コロナで自粛・延期・中止が当たり前になってしまい、諦めることも期待しすぎないことにも慣れてしまった私たち。
子どもたちにもそんな空気が流れているような気がします。
「コロナが終わったらね」という言葉は使いがちだし、仕方がない部分もたくさんありました。
でも本当はやりたいことがいっぱいある。
好きなこともいっぱいある。
興味はあるけれど、なかなか行動に起こせないでいる。
子どもたちの中にこんなくすぶりを感じていて、じゃあこの教室で何かできないかなと作ったのがこの「子どもクラブ」です。
この話を子どもたちにすると、みんな目をキラキラ輝かし、6つのクラブを作ってくれました。
まずは虫クラブ🐞
「トンボを捕まえに七瀬川自然公園に行こう」と計画しました。
この日初めて網でトンボを捕まえたМくん。
最初はなかなかうまくいかなかったけれど、みんなに教えてもらいながら何度も挑戦していました。
M君の「はじめて」に立ち会えてうれしかったよ!
続いて野遊びクラブ🌳
みんなで志高湖に行きました。
自然の中でそれぞれ好きな遊びを楽しみました♪
いろんな学年がいるからなかなか続かない長縄笑
このあとお母さんたちもピョンピョン跳んで、後ろではお父さんたちがサッカーしたり、バドミントンしていたり、大人も全力で遊びました!
Sくんは、ある子が持ってきたナイフに興味を持ち、ひたすら枝を削ることにハマっていました。
ナイフを使うなんて自分じゃ考えられなかっただろうし、お父さんお母さんもやらせきらなかったと思います。
でもこんな遊びの方法もあるとSくんは知り、心配しながらもグッと見守ることを大人は覚えます。
人と触れ合うと知らない世界を知れますね。
それでケガしたって仕方ない。
だって自分がやりたかったんだもんね?
野遊びクラブの合言葉は「ケガと弁当、自分持ち!」です。
自分の責任で遊ぼう!
そして釣りクラブ🎣
11月3日、朝の6時に西大分港に集合しました。
子どもたちの多くが初心者。
だから糸が絡みまくり( ;∀;)
糸をほどくことで2時間おわったお母さんいたな…笑
お父さん方も「子どもの頃はしたんですけど…」と久しぶりの釣りになったようです。
ほぼほぼ初心者で助け合いの釣りクラブ1回目となりました♪
この他にも歴史クラブ、お菓子クラブ、恐竜クラブがこれから始動します!
その活動の様子はまたブログかインスタで報告します。
どのクラブもとっても楽しそうな活動を計画しています( *´艸`)
子どもたちよ。
もっともっと自分の力で遊ぶのだ。
自分の責任で行動するのだ。
時代や誰かのせいにせず、自分の考え方次第で見えてくる世界は変わるから。
自分の「好き」は追及していいんだよ。
そして子どもたちのこんなキラキラした姿を見て、力をもらっているのは私たち親の方ですね^^
これから子どもクラブで子どもたちがどんな世界を見るのか、楽しみです!
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