こんにちは。どんぐりせんせいです。
先週は教室がお休みだったため、2週間空いて久しぶりに会った子どもたち。
2週空くと、私でも段取りや、添削の勘?みたいなものを取り戻すのに時間がかかったりします。
きっと私でもこうなんだから、子どもたちはもっとだろうなぁ~と思いながら向かった教室。
子どもたちは…
みんな黙々と問題を解いていました。
すごい!
でも、いつも静かというわけではありません。
むしろ、そういう時間は一瞬で(笑)、問題に出てきた虫や動物が分からないという子にみんなで教え合ったり、学校の話で盛り上がったり。
みんなでケラケラ笑い合うときもあれば、些細なことでケンカになることもあります。
足がぶつかったやん!
ごめん!でもわざとじゃないし!
わざとやし!
特に揉め事が起きやすいのがゲームの時間。
みんな勝ちたいから必死です。
今日のゲームは「ブロックス」。
このゲームは専用のボードに自分のブロックをつなげて置いてテリトリーを広げていくゲームです。
簡単だけれど、相手がブロックを置けないように邪魔したり、自分がどんな順番で置いていくかも考えないといけません。
このゲームができるのは4人まで。
でも、メンバーは5人。
どうするか話し合った結果、私も入って、二人ずつのペアになって、3チームで戦うことに。
この、「チームで戦う」というのがなかなかくせ者で。
頭を使うルールに強い子もいれば、そうでない子もいて。
学年の差もあります。
すごろくのように、運で決まるゲームの場合だと、運が悪いと「そのこのせいだ」みたいな空気もでます。
だからゲームを始める前に、
「チームで戦うんだから、どんな風に戦ってもいいけど、チームの子が置いたブロックに文句はつけないこと。話し合ったり、譲り合ったり、どうすればみんなが楽しくできるか考えようね。」
と言いました。
すると…
これをあそこに置いたらいいんじゃない?
でも、それより先にこっちを置いて、相手が進めないようにしたほうがいいと思う!
そっか。じゃあそうしよう!
と話すチームや、
えーなんでそこ置いたん!
だっておれここ置きたいもん。
分かった。じゃあ次はここ置いたら、こっちにつなげられるけん、いいんやない?
おおそうやな!そうしよ!
というチームも。
勝ったチームはお互いを褒め合います。
マジ天才!
そっちも頭いいわー!
負けたチームはがっかりしてるけど、話し合って決めてことだから、お互いを非難するようなことはありません。
むしろ「ここはもっとこうしておけばよかったね。」「次はこうしよう!」と前向きな話をしていました。
個人でプレイしたほうが簡単だけど、チームでしたからこそ学べたことがあります。
ちゃんと話し合うことで、自分だけでは気が付かないことに気づけたり、相手の話を聞くことの大切さを知れたり。
そんなこと、子どもたちは感じてないだろうけど(笑)、こういう経験をたくさん踏んで、人と関わる楽しさとか、自分の意見の伝え方、相手の話を受け入れる柔軟さを身に付けてほしい。
子どもたちはまだまだ学びの最中。
だから、悪気無く人のことを傷つけちゃうこともあるし、
上手にお友達と関われないこともたくさんある。
ケンカや揉め事が起こって当然。
親はそのたびに頭を悩ませるんだけど、「そうやって学んでいくんだよね。」と思えると、肩の荷がちょっと軽くなる気がします。
今日の教室の子どもたちはまさに「学び合ってるなぁ。」と感じさせてもらいました。
素敵な子どもたちだ✨
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:30
10:35~12:05
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月謝 4,500円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
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https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。