こんにちは。どんぐりせんせいです。
先日、ある方と教室のことを話していると、 こうおっしゃって下さいました。
「どんぐりって、先生にも子どもたちにもストレスないですね~! 」
あまり意識したことはなかったので、気づかされました。
私のストレスがないのは、素直な子どもたちと、 教室やどんぐり倶楽部の考えに共感してくださっている保護者の皆 様のおかげであることは間違いないので、当たり前なのですが、 子どもたちにストレスがないのは教育において大事なことだなぁと 思っています。
どんぐりにはプレッシャーがありません。
・このプリント全部解いた人から帰れるよ。
・時間内に解けなかったら宿題ね。
・次、確認テストするから。
というような、よくある塾で言われることとは真逆で、
・週に1、2問でいいよ→ その代わりその1問に1時間かかることもある。
・時間内に解けなかったらまた次やろう。 家でやってきてもいいし、やってこなくてもいいよー。
・テスト→ない!
1回の教室で2問解けたらいいけど、 やはり子どもたちはその時その時の心の状態で、 今日はやれそうだな!という日もあれば、 なんだか心が落ち着いてないなぁという日もあります。
そういう日はこちらも無理せず、1問で終わります。
そもそも、どんぐりは「間違えてもいいよ、 答えがでなくてもいいよ。正解が大事なんじゃなくて、 みんなが答えを見つけるためにどういう風に考えたかが大事だから ね。」と言ってあるので、 子どもたちは安心して挑戦できている気がします。
子供がいるべき場所は、そういう安心感がある場所だと思います。
ある子は、入ったばかりの頃、なかなか解けなくて、分からない! できないよー!が口ぐせでした。
ちなみに、教室では「分からない」「習ってない」は禁句です。
間違えていても、よくここまで考えたね!
こんな絵も描けるようになったんだね!
言いつづけました。
その子の頑張りを見守りました。
すると、徐々に解ける問題が増えました。
5ヶ月経った今、彼女は「分からない」 をほとんど言わなくなりました。
楽しそうに解いてくれました♪
今は教室に来て準備をすると、「早く始めよう!今日はどんな問題?」と聞いてくれます。
でも、たまに言います。
「えー。分かんないよー。」
ただ、そのあとに、
「じゃあ…こうしてみようかな。」
と、次にどうしたらいいか考えるようになりました。
簡単に投げ出すことをしなくなったのです。
子どもたちがこういう気持ちになれるまで、親御さんも「見守り」 の心が試されると思います。
やはりお金を払って通わせてるのだから、 それなりの結果を求めてしまうものです。
なかなか解けないと、これが分からないんだ…。 と落ち込むかもしれません。
1問しか解いてなかったら、こんなに時間あるのにたったの1問? !とも、思うかもしれません。
なので、やはり保護者の方々の教室に対するご理解や共感がなければ、「見守る」ことはできないだろうし、教室が大事にする「安心感」は生み出せません。
保護者の方々の深いご理解には本当に感謝です。
ストレスやプレッシャーのない環境に子どもたちがいる。
いつまでもそういう環境を守っていきたい。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:30
10:35~12:05
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月謝 4,500円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。