こんにちは。どんぐりさんです。
今日は、どんぐり母さんとして書きます。
最近、心打たれた言葉があります。
「子どもがお茶をこぼしたら、『大丈夫?』って言おう。」
どんぐりをする前の私、言えていませんでした。
「あ゛ーー。もう何しよん!」
「そんな持ち方しよるけんやん!」
「はやく雑巾!!!」
…なんて言葉を言ってたんだ、私。
(でも、男の子ってほんっっっと余計な動きでコップ倒すんですよ…それが母の怒りを増幅させるという…笑)
だから、子どもたちはお茶をこぼすと「やべ!!」みたいな顔で私を見る。
顔色伺うんですよね。
でも、どんぐりを始めて、そして教室を開いて
「間違いは宝物だよ。たくさん失敗していいよ。」
と言ってるうちに、これはどんぐりの問題だけでなくて、子どもがすることすべてにおいて言えることなんだよなぁと実感するようになりました。
いろんな場面で、子供が失敗して怒られることってあると思います。
牛乳をこぼしたとき。
忘れ物をしたとき。
誤って壊しちゃったとき。
これが思春期になって自分にブレーキをかけるようになると、大人は
「失敗をおそれるな!」
「間違えることは恥ずかしいことじゃないんだ!!」
「もっとチャレンジしろ!」
と説教するという…。
でも、大人だって失敗しますよね。
昨日、私、餃子を焦がしたんです。
まぁまぁ真っ黒で。
それを申し訳ないと思いながらも、
「ごめん、焦がしちゃったから苦いかもしれんけん、焦げの部分は食べんでいいよ~。」と言って出すと
長男(小2)がこう言いました。
「いや、この焦げが香ばしくていいよ!焦げでサクサクになって食感もいい!」
ん??
目の前に彦摩呂おる??( ゚Д゚)
と思ったものです。
これが、
「お母さん、何しよん、真っ黒やんか!」
「料理しよるとき、ちゃんと見とかんと!」
「食べる気せんわ~。」
と言われたら…
ごめんねごめんねと思うお母さんもいるかもしれませんが…
私なら「もう餃子は一生焼かん!!!」と宣言します( `ー´)ノ
こっちだって一生懸命作ってるのに、ちょっとの失敗ぐらい許せんのかーーー!!ぐらい言います(笑)。
ところがどっこい、我が家の彦摩呂にこんな素敵な言葉を返していただいたおかげで、私の罪悪感は消え、「次は気を付けるね~♪」と思えたのです。
大人だって失敗するのに、子どもだけ失敗を咎められるのはおかしい。
失敗はチャレンジした証拠。
失敗は「このやりかたではダメだったんだ。」と分かった成功。
失敗したら次はどうしたらいいか思考するチャンス。
全部、どんぐりで伝えていること。
それを私も母として学びました。
だから、お茶をこぼしても大丈夫?と言えるようになったし、忘れ物しても「次は気を付けてね」と言えるようになりました。
どんぐりを始めて怒る回数が劇的に減りました。
(たまに怒るけど。人間だもの。)
私が尊敬している植松務さんのブログに、こんな記事がありました。
失敗を許された人は、人の失敗を許せる。
失敗を許されなかった人は、人の失敗を許せない。
そんな気がします。
だから明日も、お茶をこぼされても
「大丈夫?」と言います。(顔は引きつっとるかもしれんけどね)
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪)
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。