こんにちは。
のんびり学習「まるっと」のどんぐりさんです。
前回、「習っていない」をどうするか問題。 - どんぐり倶楽部を大分で
という記事を書きまして、長引く休校による学習の遅れは大して気にしていない私ですが、この休校で一つだけ気にしていることがあります…
それは…運動不足!
公園すら行けない子どもたち。
近所を散歩したり、お庭で遊んだりもしますがやはり不足がち。
そこで最近、youtubeのエクササイズ動画に合わせて体操しております!
これがめちゃくちゃ楽しい!(一番盛り上がるのは母ですが)
子どもたち3人と汗をかきまくっております。
おススメです♪
さて、今現在、新型コロナの影響により教室は閉め、オンラインでできる子はzoomを使い、それ以外の子はお家で解いたものを送っていただき、添削しています。
お家でどんぐりをやると…お家の方は結構悩みます(特にお母さん!)。
どうやって声をかけたらいいのか。
教えてはいけないと分かっているけど、子供に質問されたときにどこまで言っていいのか分からない。
間違っているのにそのまま考えさせていいのでしょうか、などなど様々な質問が届きます。
あるお母さんがこんな質問が届きました。(掲載許可済み)
「教えてはいないけど、子供が説明をしてくれているときに、私の圧を感じてしまっているかもしれない。例えば8時30分から11時までは2時間30分で…と言われると、『ん…?』みたいになっちゃって、それで子どもが間違いに気づいて描きなおしてる。誘導している感じがして、これでいいのか分からない。」
とのこと。
こういうことは教室でも時々あります。
特に時計の問題は、3年生ぐらいまでは何時から何時までどれぐらいの時間かかっているというのが正確に分かっていない子も多いです。(大人でもあやふやだったり…笑)
だから、頭の中だけで考えているので、その頭の中の時計をちゃんと絵に描いてみてとお子さんに伝えてくださいと言いました。
時計が苦手だからといってたくさん問題を解く必要はなくて、とにかくゆっくりゆっくり絵に描いて、時計がこう進む、こう戻るっていうのをしっかり頭の中にイメージを残していきましょう!
などというやり取りをしました。
するとお母さんはこう伝えてくださいました。
「どんぐりさんの説明でモヤモヤがスッキリしました!とにかく、ゆっくり、ゆっくりということが自分にはできていなくて、答えに正しく向かわせる気持ちが子供にも伝わっていたきがします。だから何回も急いで答えを出すことになっていたけど、答えをだすことよりも、考えることをゆっくりゆっくりするべきでした💦」
このメッセージをいただいて、私は後頭部を鈍器で殴られたかのような衝撃を受けまして…。(表現の激しさよ)
「答えに正しく向かわせる気持ち」って親には多かれ少なかれあると思います。
どんぐりをされている親御さんの中にも、そのことに悩まれる方は少なくはないのでは。
どんぐりだけじゃなく、子育てにおいても自分の中にもそういうところはあったかもしれないなぁと思いました。
大人は正解を知っているから、そのゴールに導きたくなるけど、子どもたちにとって大事なのは最短距離でそのゴールにたどり着くことではなく、どうやったらゴールへ行けるかを試行錯誤することを楽しむこと。
どんぐりとしては、もちろんそれを絵に描いて考えることが大事ですが、子育てにおいてもお母さんから頂いた言葉はたくさんのことを考えさせられました。
その後、添削したものをメールでお返しすると、わざわざプリントアウトしていただき、お子さんもそれを喜んでくれたらしく、作品に貼ってくれたそうです♪
そしてその翌週どんぐりを解いたときは、時間をかけて何度も何度も絵に描きなおしてくれたそうです✨
それができるのも、彼女の素直さと、お母さんがお子さんとゆっくりのんびり過ごし、彼女のペースを待ってくださっているおかげです^^
「答えに正しく向かわせる気持ち」。
そうなっていないか、振り返っていきたいです。
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
水曜日クラス開講決定!
15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
まだまだ空席ございます♪
- 対象学年 小学1年生~小学3年生
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
通信添削コースについてはこちら↓
お読みいただき、ありがとうございました。