こんにちは。
のんびり学習「まるっと」のどんぐりさんです。
暇の極みだね。
休校2か月目、暇すぎて何にでも遊びに変えます。
さて、どんぐりでは言ってはいけない言葉があります。
それが
「分からない」
「習ってない」
「分からない」と言ってしまうと、 そこから思考停止してしまいます。
「習ってない」と言ってしまうと、 どうにかして自分でやってみようという気持ちが削がれてしまいま す。
分からなくても、習っていなくても、こういうことかな、 こうすればいいかなと試行錯誤して考えることが大切なので、 教室では禁句にしています。
先日息子(新小3)がこんな問題を解きました。
2MX58
「ある島に2本足デジモンと4本足デジモンが同じ数だけいました。数えてみると、全部で3600匹でした。ところが、ある時2本足デジモンと4本足デジモンの間で戦いが起こり、4本足デジモンの足がすべて3本足になってしまいました。今、この島にいるデジモンの足の数はみんなで何本でしょう。」
4桁の問題は初めてです。
今まで桁が大きくなると苦手意識が強くなり、どうすれば… と戸惑うことが多かったので、 この問題はどうかなと見ていました。
まず、全部で3600匹いて、 それぞれ同じ数ずついるというところで、うーんと考え、 1800匹ずつか、と答えました。
どうやって考えたの?と聞くと、
「3000は1500と1500に分けられて、 600は300と300にわけられるから、 あわせて1800と1800だな。」
こんなにあっさり答えられたことにちょっと拍子抜けした私。
それから、問題を全て聞き終えたあと
「え…。3600匹ぶん全部数えるの~?!」
とマスオさんが驚いたときの声で、うひゃーとなってました。
「あ、でも、待てよ。2本足のと 3本の足のをそれぞれ1800匹分で計算したらいいのか…。2×1800と3×1800? えー!習ってな~い!!どうすればぁ~
」
と絶句…。
習ってないからできない!とならなかったのは、「教えない、 自分の力で絵に描いて考える」どんぐりを、 試行錯誤しながら解き続けてきた結果だなと思います。
こんな問題を週に1、2問だけ解き続けてもうすぐ2年になります。
たくましくなったなぁと感じます。
新学期に入っても休校続きで、勉強の遅れが心配だとか、 学力差がどんどん広がるのではと心配されている親御さんも多いの ではないでしょうか。
私もどんぐりをしていなければ、同じように心配したと思います。
きっとこれからしばらくこんな状況は続くだろうし、子どもたちが大人になる頃にも「習っていない」問題はたくさん出てくるでしょう。
だからこそ、今まで与えられるだけだった、指示を待つだけだった学習方法ではなく、自分で考え、道筋を立てて答えにたどり着く学習方法が必要だと思っています。
習ってないけど、自分なりに考えてやってみる。
そんな風に言える子どもたちが増えたら、豊かな世界になるだろうなぁ。
今それぞれの場所でがんばってくれているどんぐりっ子たちが、これからどう育ってくれるのかとても楽しみです^^
現在、新型コロナの影響で教室は閉めておりますが、通信添削コースはいつでも受け付けております^^
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考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪現在ともに満席。)
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15:00~16:30/16:00~17:30の2クラスです。
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