こんにちは。のんびり学習まるっと、どんぐりさんです。
我が家の運動会シーズンも無事終わった途端、ぐっと寒くなってきました。
急いで長袖や上着を出しましたが、暑がり長男、今日の遠足にバリバリの短パン&Tシャツで行きました( ゚Д゚)真夏か…
いくら見学遠足でも、お弁当は外の軒下で食べるんやろ?
せめて長ズボンにしたら?雨やし風もあるから絶対寒いよ?
って言ったんですけど…
「ま、そのときはしゃーない!ってことで♪(^_-)」
もう好きにしてくれ。(どうでもよくなってきた。)
さて、最近の子どもたちをみていてつくづく感じるのが「考えるというのは絵を動かせる力なんだなぁ」ということです。
どんぐり倶楽部の糸山先生のインタビュー記事にこんなことが書かれています。
どんぐり倶楽部・糸山泰造さんインタビュー その2 【くらすこと】
視覚イメージで考える力を教えてあげれば、誰だってわかる、できるようになるんです。
「わかる」は英語で「I see(私は見える)」っていうじゃない?
見えるというのは、頭のなかで再現できるということ。
だから言葉を絵図に再現できた時点で、「わかる」まで到達しているんです。
それが「考える」という段階になると、その絵図を動かす、あるいは変形させなければいけないということになります。
絵を動かすとはどういう事なのか。
例えば、これはある一年生が学校で解いた問題です。
「バスにお客さんが8人のっています。次のバス停で2下りました。バスには今何人のお客さんがのっているでしょうか。」
この子はこの問題が分かりませんでした。
だからお母さんが家にあったおもちゃのバスと、紙で作ったお客さんを用意し、実際にこの問題を再現しました。
お母さんが問題を読み、その通りに子どもがバスやお客さんを動かします。
すると、あーら簡単!とできてしまいました。
つまり実際の物で自分が動かせると分かるものを、頭の中に絵としてイメージし、頭の中で移動させたり変形させられる力。
これが思考力だなと、最近よく感じます。
別のある子は「どちらが何個多いでしょう(少ないでしょう)」という問題に苦戦していました。
学校でも習いましたが、理解できなかったようです。
どんぐりで似た問題を解いた時も、お宝になりました。
それがあるとき…
「ざせきにすわっている ざりがには 15ひきです。たっている ざりがにのかずが すわっているざりがにの かずより 5ひき すくないです。では、みんなで ざりがには なんびきいるのでしょう。」
という問題を解いた時、
分かりますか…?
立っているざりがにと、座っているざりがにを線で結んで、5匹残るように描いてくれたのです!!
今までは「どちらがどれぐらい多い(少ない)」という問題でも、どう考えればいいのかも分からないという様子だったのが、並べていけば数の違いが見えてくる、だから線で結んでいけばいいというところまで考えられるようになったんだな…と感動した一日でした。
そんな私に彼はニヤリと微笑んでいました(大人だな。)
時間をかけながら、自分で絵を動かしていける経験を積む。
学校ではなかなかその時間をとるのは難しいけど、どんぐりの教室ならできます。
改めて、どんぐり倶楽部の魅力を感じる日々です。
年長さんも、着々と絵を動かす経験を積んでおります。
「はむすたあけんの じゃんがりあんえきに ばすが 3だい あります。そのうちの2だいが どこかにいきました。そのあと、5だいが もどって きました。さて、じゃんがりあんえきには、いま、なんだいの ばすが あるでしょう。」
「ゆうびんきょくから おてがみが にげだしました。みんなで 16まい にげたそうです。いままでに 8まいは みつかりました。では、まだ みつかっていない おてがみは なんまい でしょう。」
ゆっくり、じっくり、丁寧に。
時間をかけて、みんなのペースで取り組んでいってね。
【教室のご案内】
のんびり学習まるっと
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 毎週土曜日 9:00~10:30/10:35~12:05
(1クラス90分、最後にゲームタイムもあります♪)
水曜日クラス 14:00~14:50(年長さん満席)
15:00~16:30/16:00~17:30(小学生)
- 対象学年 小学3年生まで(他学年は要相談)
- 月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください)
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