こんにちは。どんぐりせんせいです。
最近、「snow」というアプリで自分の写真を撮ると、似ている有名人を判断してくれるというのが流行っているのをご存じですか?
それ、やってみたんです…。
出てきた結果は…
オダギリジョーでした。
男性!!?!?
綾瀬はるかの間違いでは…?
みなさんもお試しください(*‘∀‘)ふふふ…
さて当教室では、対象学年が3年生までとしております。
これは、私が「どんぐり教育研究会」というところから3年生までの問題を教えられる「リーダー認定」という資格を得ているためで、今後4年生以降の問題も扱えるよう、現在講座を受けております。
どんぐり倶楽部オンライン PC&モバイル | 絵で解く算数ドリルで、お子さんの考える力を育てよう
その4年の一番初めの問題は、分数の計算式でした。
(4/7+3/7)×7-4/2=
という問題です。(パソコンの表示なので分数がわかりにくいですが)
これを絵に描いて解き、思いました。
これ…教室の子どもたち解けるんじゃない!?
というのも、ゲームタイムで「分数ピザゲーム」というのを何度かやって、このゲームを通して分数の概念がだいぶ理解できていたからです。
そこで、今日は子どもたちに試しに解いてもらいました!
といっても、解くのは2年生4人と、3年生1人。
2年生はまだ分数を学校で習ってもいません。
3年生は分母が同じものの足し算引き算を習ったということで、上のような式のものは見たこともありません。
これをどう解いてもらうか。
もちろん、絵です!
始めに、ピザゲームでおさらい。
分数ってどんなのやった?
1枚のピザを2つに分けたうちの1枚は何て言う?
3つに分けたら?
3つに分けたうちの2枚分はなんて言う?
そんなやり取りで、みんなが分かっていることを確認。
()のある式など知らないので、()の中の式から解くんだよと最初に言い、
最初に長四角のケーキ描いてみて~!
それを4/7に切ってみて!
できたら、隣にもう一つ長四角ケーキ描いてみて。
つぎはそれを3/7に切ってね。
()の中はそれを+って書いてあるから、そのケーキを足した絵を描いてみて。
絵に描くとみんな「7/7だ!」と言いました。
じゃあ7/7って他の言い方で言うと、どんな言い方ができる?
「1!1や!」
そう!1やね!
次に、それを×7にするからその絵を描いてみて~。
みんな、長四角ケーキを7個描けました。
そして、最後の4/2。
これどういうことだろう~絵に描けるかな~。
みんな様々に考え、1/2が4つある!とある子が言い、みんなそうかそうか!
と、なんだかとっても楽しそうに長四角ケーキを1/2に切ったものを4つ描きました。
じゃあ、これを引くんだねー。
みんな、自分で考えてごらん♪
できた作品は…
答えは5!
み~んなできました♪
やったー!こんな問題できたー!
と大喜びの子どもたち( *´艸`)♡
「せんせい、はなまるつけてー!」という子どもたちに、
「自分でがんばったから自分で描いて♪」というと、
スケッチブックいっぱいの花丸♡
他のみんなも大きな花丸をつけていました♪カワイイー♡
この問題を絵に描いて解くことで伝えたかったのは、「見えたら分かる」ということ。
もちろん、それはどんぐりを解くことで経験しているんだけど、こんな解き方も知らない式も絵に描ければ答えが出せて、この式はこういう過程でこの答えがでたのだということを体感してもらいたかった。
計算ドリルをこなすことは、確かに計算の仕方は身につくと思う。
でも、その計算式が解けるからと言って、その計算式がなぜその答えになるのかが理解できているかというのは別問題。
計算問題はできるけど、文章問題ができないというのはそこにあると思う。
学校の宿題もひたすら計算式を解かせるような問題を解かせなくても、1問でいいからこんな風に絵に描いて解いておいでっていう宿題なら、子どもたちが本当に理解できているかが分かると思うんだけどなぁ。
とはいえ、私は学校を変えられないので、教室に来てくれる子たちに私ができることは最大限に伝え、感じてもらいたい。
「これでもう分数のテストはばっちりや~!」
「最初できないって思ったけど、できた!楽しかったよ!」
「あ、でもせんせい。テストの時間にこんな絵を描く時間ないよー。」
「大丈夫。こういう風に『目で見て分かる』ようになれば自分で式も立てられるようになるし、解くときもイメージしながら解けるようになるけん^^」
「そっか~!やった~!」
と小躍りする子どもたち♪(*‘∀‘)
今日のこの経験が、いつか役に立ちますように。
挑戦してくれてありがとう!
【教室のご案内】
考える力と読解力を育む教室「どんぐりタイム」
- 場所 大分市賀来新川公民館
- 時間 9:00~10:30
10:35~12:05
-
月謝 5,000円
- 連絡先 donguritime.oita☆gmail.com (☆を@に変えてください) ご連絡いただいた際、こちらからのメールが迷惑メールに分類されていることもあるようです。メールが届かないという方は、お手数ですが迷惑メールに届いていないかご確認ください。
☆通信添削コースのご案内はこちら→
https://d-time.hatenablog.com/archive/2019/01/16
※当教室は「どんぐり倶楽部」の理念に共感し、その「良質の算数文章問題」を使用しております。